2017年01月18日

辞めませんか?

年賀状について書いた「辞めます」に続いて、釣りタイトルの第二弾です(笑)。

天皇陛下の退位について、議論はまだまだ尽くされていませんが、2019年1月1日に皇太子さまが新天皇に即位し、同時に元号を改める検討に入ったと報道されています。この通りに進めば(まだまだ紆余曲折はありそうですが)、平成は30年までとなり、2019年からは新しい元号が始まることになります。新しい元号が何になるのか興味深いところですが、業務ソフトを提供する立場からすると、早めに決めてもらえると有難いのが正直なところ。むろん、弥生会計/弥生会計 オンラインをはじめとして、新元号への対応を行う必要があるからです。

ということで、もちろん対応は行うのですが、この機会に提言したいのは、実務上はもう元号の利用を辞めませんか、ということ。誤解のないように付け加えると、元号そのものはあっていいと思いますし、日本の文化の大事な一部ですから、あるべきだ、とも思います。しかし、それを日常生活や、ビジネスの現場で使う必要はないのではないでしょうか。

実際問題として、民間企業での実務では、ほとんど西暦中心になっているかと思います。一方で、元号から抜けられていないのが、官公庁向けの書類。弥生会計 17では平成28年分所得税確定申告に対応していますし、弥生給与では平成28年分年末調整に対応しています。これらは対象となっている業務が元号で表記されている以上、弥生としても同様な表記をせざるを得ません。しかし、実際問題として平成28年分と言われても、昨年なのか、今年なのか、はたまた来年なのかピンと来ないのは私だけでしょうか。

年数の経過を考える上でも(わかりやすい例で言えば年齢の計算)、昭和と平成だけであれば何とかなっても、昭和+平成+新元号となるともはやパッとは計算できません。私自身については、昭和と平成だけでもパッと計算できず、必ず西暦に変換して計算しています(そういう人、多いですよね)。

ただでさえ日本は生産性が低い、人口が減る中で生産性を上げる必要があると言われる中で、こういった慣習についても予断を持たずに見直すべきなのではないでしょうか。さすがにこれは年賀状のように、辞めますと自分だけで決められる話ではありませんので、社会的な議論が必要だと思いますし、その上で、元号のヘビーユーザーである官公庁に率先して変えて頂ければと思っています。弥生としても、官公庁が西暦表示に変えて頂けるのであれば、喜んでそれに対応したいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 17:50 | TrackBack(0) | ビジネス

2017年01月12日

やよいの給与明細 オンライン、デビュー

新年のご挨拶で「新年早々には給与計算領域で新しいクラウドサービスを発表する予定です」と予告していましたが、本日、1/12に、無事に新しいクラウドサービス「やよいの給与明細 オンライン」の提供を開始することができました。

弥生が本格的にクラウド型のアプリケーションの提供を始めたのは、2014年1月の「やよいの白色申告 オンライン」。以降、2014年10月の「やよいの青色申告 オンライン」、2015年7月の「弥生会計 オンライン」と提供するサービスを拡充してきましたが、これらはいわゆる会計ソフトという共通点がありました。一方で、弥生が提供するデスクトップアプリケーションには、会計ソフトだけではなく、給与計算ソフト、販売/請求管理ソフト、顧客管理ソフトという複数のカテゴリが存在します。

クラウドでの請求管理サービスについては、昨年の2月にMisocaをグループ会社に迎え、グループとして提供ができるようになりました。そして今回、いよいよ満を持して提供を開始したのが、給与計算ソフトである「やよいの給与明細 オンライン」です。

弥生の提供するクラウドアプリケーションである弥生オンラインには、クラウドを通じて、これまで業務ソフトを利用していなかった方に業務ソフトのメリットを実感して頂くという共通した狙いがあります。今回のやよいの給与明細 オンラインも、その狙いを受け継いでおり、事前の設定が不要で、だれでも簡単にきれいな給与明細を作成できることが大きな特徴です。

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弥生のデスクトップアプリケーションである「弥生給与」「やよいの給与計算」は高機能ですが、その分、使い始める際の設定がそれなりに大変という難点があります。それに対し、やよいの給与明細 オンラインは、毎月の給与明細を作成するという機能に絞り込むことによって、初期設定というハードルをなくし、誰でもが気軽に使って頂けることを目指しています。

例によって、当初は無料でご利用頂けるキャンペーンも実施していますので、まずは是非一度試して頂き、その簡単さを実感頂ければと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 23:22 | TrackBack(0) | 弥生

2017年01月11日

合理的な神様

1月も2週目に入って、お正月気分はだいぶ抜けてきましたが、オフィスから見える神田明神はまだそれなりに混んでいるようです。

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一週間前に撮ったこちらの写真では、境内に人が溢れているのが確認できますが、今日見たところでは、人は減りつつあり、ようやく境内の地面が見えるレベルになってきました。このように、混み具合を確認した上でご参拝に伺えるのが、弥生オフィスのいいところです(笑)。

もっとも、実際には今年も第一営業日である1月4日に参拝。当然、予め確認するまでもなく、猛烈に混んでいます。一般の参拝の場合は、長い長ーい行列に並ぶことになりますので、弥生では例年昇殿してのご祈祷を予約しています。予約していると、長い行列に並ぶことなく参拝ができる仕組みになっています。

さて、神田明神と言えば、商売の神様。商売の神様らしく合理的に運営されているということを昨年もお話ししましたが、実はご祈祷の際にもこの合理性が発揮されています。

ご存知の方も多いと思うのですが、昇殿してご祈祷を受ける際には、「どこの」「誰の」「どんな願い」をお聞き下さい、という趣旨の祝詞が奏上されます。どこの、誰の、ということで、通常は、住所と名前が読み上げられる訳です(理由は明確ではないのですが、どこの、を示す住所も重要とされています)。これが会社としてのご祈祷の場合には、住所、会社名、代表者名(パターン1)となります。

ただ、年始の神田明神はご承知の通り大混雑です。混雑してくると、情報が省略され、会社名と代表者名になり(パターン2)、さらに時間がない場合には、会社名のみになります(パターン3)。今年は日中の参拝になりましたので、パターン3。

これに対して、かつて時間帯が異なる(朝一番)参拝の際には、はっきりとは覚えていないのですが、パターン1もしくはパターン2だったように記憶しています。つまり、混雑状況(=需給状況)に合わせて、調整しているということかと思います。

これをどう思うか、というと、さすが、商売の神様、合理的。私個人的には全くokです。形式にこだわって延々と待たされるよりは、予約の時間に合わせてキチンと運営されているところは、商売の神様の面目躍如だと思います。ただ、一点だけパターン3の難点を挙げると、弥生は社名が短いので、注意していないと聞き漏らしてしまうこと。弥生という名前にはとても想い入れがありますが、この日だけは大東日本システム・アンド・コンサルティングソリューションズみたいな長い名前がちょっと羨ましくなります(笑)。
posted by 岡本浩一郎 at 17:57 | TrackBack(0) | 弥生

2017年01月06日

辞めます

新年早々、ドキッとするタイトルですが、ご安心下さい、私が辞める訳ではありません(釣りタイトルです)。では何を辞めるかというと、年賀状です。

昨年末には例年通り年賀状の準備をし、何とかクリスマス前に発送を完了。そして年明けには例年通り多くの年賀状を頂戴しました。頂いた年賀状を一枚一枚拝見するのは実に楽しみな時間です。

ただ、昨年末の慌ただしい時期に年賀状の準備をしながら、本当にここに時間を使うべきものなのだろうかと強く感じました。お客さまやパートナーのために、やるべきこと/やりたいことは山ほどある中で、年賀状の準備に時間を割くぐらいなら、その時間をよりやるべきこと/やりたいことに割くべきではないのか。それによって多少なりともやるべきこと/やりたいことを早く確実に実現できるのであれば、それこそお客さまやパートナー、さらには、いつも温かく見守っている先輩方に喜んで頂けるのではないか。

私はいつも社内で「変わる」さらには「進化する」ことの必要性を話しています。社会が変わっていく中で、自分が変わらなければ、相対的には流れに取り残されることになります。一方で、長年続けてきた慣習を辞めることには大きな抵抗があります。年賀状は毎年大変だな、と思いつつ、でも当たり前のように続けてきたのは、まさに、長年の慣習であり、それを変えることに対する無意識の抵抗があったから。

しかし、冷静に考えれば、コミュニケーションを取る手段は大きく変わりました。郵便は電子メールになり、電子メールはSNS/チャットになり。コミュニケーションの手段が限られる中での年賀状の意味合いは、今や儀式的な意味合いが中心になりました。

長年続いている習慣でも、今なお同様の背景と意味合いを維持している習慣もあれば、背景が変わり、意味合いを失いつつあるものもある。そんな中で、これまでも続けてきたから、と何も考えずに続けることは、時代に合わせて変化すべき、時代を先取りして進化すべきという私のポリシーには合致しません。

ということで、来年は年賀状を「原則的に」辞めます。あくまで原則的ですから、全面的に辞める訳ではありません(例えば、近況報告を兼ねた学生時代の恩師や友人などとのやり取りは続けます)。

正直、頂いた年賀状を拝見しながら、本当にいいのかな、と思っているのも事実。また、今年末に宣言すると、忙しさにかまけて諦めたということにもなりかねません。だからこそ、今ここで宣言しておきたいと思います。また、辞める以上は、年賀状以外のコミュニケーションをもっともっと濃くしていきたいと思っています。今年は例年以上に外に出て、様々な方とお会いすることを心がけたいと思いますし、また、お会いした方とはSNSなどで継続的なやり取りをさせて頂きたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 17:56 | TrackBack(0) | 弥生

2017年01月04日

新年のご挨拶 2017

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新年明けましておめでとうございます。

新春を迎え、皆さまにおかれましては健やかに新年を迎えられたことと、謹んでお慶び申し上げます。

2016年は、マイナンバーの本格運用開始、消費税率引上げの再延期、電子帳簿保存法の改正と、弥生のお客さまにも影響のある法令改正が多い一年でした。お客さまにメリットになるものもあれば、業務上の負担につながるものもありますが、いずれにしても製品・サービスで法令改正に適切に対応し、弥生を使っていれば「あんしん」という状況を強化し続けていくことが大切だと考え、取り組んでまいりました。

また、弥生にとって2016年は、クラウド事業の本格的な展開を実現した一年でした。クラウド会計サービスはまだ全体として黎明期にありますが、個人事業主向けについては、徐々に市場として確立しつつあります。その中で、弥生はシェアNo.1を達成し、また、昨9月期の決算では、初めて弥生のクラウド事業が予算を達成しました。全社売上と比較すれば、まだ規模は限られますが、事業の柱になりうる成長を遂げたことは大きな成果だと感じています。

さらに、クラウド型で提供するサービスを拡大するために、昨年2月にはクラウド請求サービスのMisocaをグループ化しました。Misocaメンバーと共に、クラウドサービスの連携性を高めるとともに、開発スピードの強化も図っています。

個人事業主市場に比べクラウドの活用が遅れている法人市場に向けても、新たな解を提供することができました。昨年10月、会計事務所向け会計ソフト「弥生会計 AE」と、クラウドアプリケーション「弥生会計 オンライン」にデータ共有機能を搭載しました。全国で7,000を超える弥生の会計事務所パートナー「弥生PAP」会員が、弥生会計 AEと弥生会計 オンラインの組み合わせで、いつでもクラウド会計に対応できる体制が整いました。

一方で、クラウドは所詮手段であり、目的ではありません。その観点から弥生では、お客さまの業務を圧倒的に効率化する「業務 3.0」の取り組みにも注力してきました。

IT×法令改正ともいえる電子帳簿保存法の改正による、会計業務のペーパーレス化の取り組みも進みました。昨年初には、証憑の整理から記帳、試算表作成までを一気通貫で自動化する「スキャンデータ取込」を提供開始し、さらに昨年末にはスマートフォンでのレシートの撮影や取込に対応するスマホアプリ「弥生 レシート取込」も提供しました。弥生会計にクラウドの力を組み合わせることで会計業務を自動化する「会計業務 3.0」を、一層深化させています。

2017年は、「会計業務 3.0」を、個人事業主はもちろん、法人事業者にも普及させるべく、全社一丸となり取り組んでいきます。併せてクラウドサービスの業務領域の拡充も進めていきます。新年早々には給与計算領域で新しいクラウドサービスを発表する予定です。さらに、Misocaとの共通のビジョンである見積〜請求〜回収〜会計まで、商取引業務を一元管理できる、スモールビジネスの為のプラットフォームの具現化も図っていきます。業務の自動化を「会計業務 3.0」から「業務 3.0」の世界へ拡げ、さらなる業務効率化を推進します。

また、製品の進化だけにとどまらず、お客さまのバックオフィス業務やお客さまの事業そのものをサポートする新しいサービスの開発にも取り組んでいきます。

今年の干支「酉」は商売繁盛につながると言います。弥生自身が「事業コンシェルジュ」として挑戦し続け、進化し続けることで、お客さまの商売繁盛をしっかりとサポートしてまいります。

末筆となりましたが、皆さまにとって本年が素晴らしい年となりますようお祈り申し上げるとともに、引き続き弥生株式会社をご支援賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
posted by 岡本浩一郎 at 17:41 | TrackBack(0) | 弥生

2016年12月28日

兼務終了

弥生では先週株主総会を開催し、改選となった取締役に加え、社内から新たに1名の取締役を選任しました。これで取締役会の構成は、社内が私を含め3名、社外が親会社であるオリックスからの3名というバランスになりました

これに合わせ、来年の1月から本部長の管掌を見直し、結果として、私はすべての兼務ポジションがなくなり、晴れて社長職に専念できることになりました。

思い返せば約9年近く前、私が弥生の社長に就任した際には、社長職だけでなく、本部長ポジションを1つ、部長ポジションを2つ兼任してのスタートとなりました。色々な考え方がありますが、個人的には、ポジションを埋めるがために、適任ではない人をアサインしてしまうのは本人にとっても、その配下のメンバーにとっても不幸になりかねないと思っています。

もちろん(例えば)部長としては今一歩だが、チャレンジできるレベルにあるのであれば、積極的にチャレンジさせるべきだと思っています。最初から完璧な部長なり、本部長はなかなかいませんから。今一歩でチャレンジできるレベルであればいいのですが、まだ2歩、3歩の場合、チャレンジさせるつもりがプレッシャーから当人を潰してしまったり、配下のメンバーにも過大な負荷をかけることになってしまいます。

また、新たな取り組みをする場合にも、安直に人をアサインすることは避けるべきだと思っています。私が弥生に来て取り組んだことの一つは営業起点になっていた組織をマーケティング起点にする(pushからpullへ)ことでした。それまでに存在していなかったマーケティング部を作る際に、マーケティング部長としてとりあえず営業の上の方をアサインするのでは、結果的にもう一つ営業組織を作っただけになってしまいます。

こういった考え方のもと、私は、このポジションはこの人に任せようと迷いなく思える、あるいは、チャレンジさせる価値があると思える人が(残念ながら)いない場合には、私自身がそのポジションを兼務するようにしてきました(繰り返しになりますが、あくまでも私のポリシーであって、それが正解と言う気はありません)。

結果的には社長就任から現在に至るまで、私はずっと何らかのポジションを兼任してきました。このやり方のメリットは、人が育てば、すぐにそのポジションを任せられることです。兼務するポジション自体も変遷してきていますし、部長職の兼務はさすがにだいぶ前に卒業することができました。そしてついにこの度、全ての兼務職の解消に至りました。

社長になって9年近くですから、時間がかかったのは確かです。それでも、ようやく組織としてここまで成長することができました。もちろん課題はまだ(まだまだ?)あります。もっとも、ここまで時間がかかったのは、外部から高いポジションで採用してくるのではなく、内部メンバーの登用を基本としてきたから。基礎体力を着実に付けてきていますから、課題も少しずつであれ確実に対処できると考えています。むしろ組織が拡大、継続する上で新しい課題は次々と生まれてきくるからこそ、安直なやり方ではなく、じっくりと組織を育てることを選んできました。

2016年の営業も本日で終わり。年が明ければ、いよいよ2017年。ようやく全ての兼務を解消できた今、社長として本来やるべきこと - 弥生のこれからを明確に示し、自らが先頭に立って歩むこと - により注力していきたいと思います。

本年も有難うございました。良いお年を。
posted by 岡本浩一郎 at 18:20 | TrackBack(0) | 弥生

2016年12月26日

総入れ替え

いよいよ2016年も最終週。2017年に向けて心機一転という完全な言い訳の下で、スマホ/タブレットを総入れ替えしました。

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真ん中はメイン機となるiPhone 7。こちらはiPhone 7発売と同時に購入したので、もう3ヶ月ぐらいは使っていることになります(年後半はなんでこんなに時間が経つのが早いんでしょうか?)。iPhone 7で念願のモバイルSuicaが利用できるようになった訳ですが、東海道新幹線に乗るためのEX-ICに対応していないなど、それまでにモバイルSuicaを使っていたXPERIA SX(Android 4.0)からすぐに乗り換えるには躊躇いがありました。

色々検討した上で最終的にiPhone 7上でモバイルSuicaを使い始めたのが12月。結果的には、iPhone 7でモバイルSuicaを利用しつつ、Android端末も新調し、そちらでもモバイルSuica(とEX-IC)を使えるようにしようということになりました。

何でこのタイミングでAndroid端末を買い替えるのか、本人からしても結構謎です(iPhoneに一本化できることを待ち望んでいたはずなのですが)。職業柄、iOSだけでなく、今時のAndroidにも触れておかないといけない(実際、前回ご紹介した弥生 レシート取込は、iOS/Android両方で提供しています)、また、海外に行った際に現地のSIMカードを利用するためのSIMフリー端末も必要という理屈を付けて買ってしまいました。ええ、そうです、単純に新しいグッズが好きというだけの話です(苦笑)。

ちなみに機種はできるだけ小型のSIMフリー端末ということでAQUOS mini SH-M03を選びました。Androidのバージョンは6.0。今時は小型といっても4.7インチなので、iPhone 7よりも少しだけ背が低いぐらい。

最後に3台の中で一番大きいのは、タブレットとしては小型となるiPad mini 4。ずっと使い続けてきた初代iPad miniがさすがに使い難くなり、このタイミングで買い替えることにしました。これまでは外に持ち出す際には、iPhoneからテザリングしていたのですが、ちょっとした手間なので、今回は外でもすぐ使えるWiFi+Cellularモデルに。

テザリングの手間を惜しむとはどれだけ面倒臭がりと言われそうですね。ただ、これで2017年は、良くも悪くも世界中24時間365日(?)、いつでもどこでもオンラインです。
posted by 岡本浩一郎 at 18:04 | TrackBack(0) | パーソナル

2016年12月22日

弥生 レシート取込

年末が迫ってから発表が続いていますが、やはり年内に目処を付けて年末年始はすっきりしたいという心理が働いているのかもしれません。今回弥生が発表したのは、「弥生 レシート取込」というスマートフォンアプリです。

昨年、電子帳簿保存法の改正が行われ、領収書やレシートなどの証憑をスキャナで取り込み、電子保存することが、より広く認められるようになりました。制度としてはそれまでもあったのですが、色々と制約が多く、特に中小企業にとっては実用的なものではありませんでした。それが先般の改正によって、中小企業にとっても使いうる制度になったのです。これに呼応して、弥生は1月にスキャンデータ取込という機能を提供開始しました。

実は電子帳簿保存法は今年も改正が行われ、今度はスキャナからの取込みだけではなく、スマートフォンのカメラでの撮影も認められるようになりました。これを受けて今回弥生がリリースしたのが、弥生 レシート取込です(iOSアプリがこちら、Androidアプリがこちら)。

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このアプリを使えば、従業員がそれぞれ領収書を自分のスマートフォンで撮影したデータを弥生会計で取込み、仕訳データとして処理することが可能です。ちなみにここでいう弥生会計は、デスクトップ版の弥生会計/やよいの青色申告、クラウド版の弥生会計 オンラインやよいの青色申告 オンラインやよいの白色申告 オンラインの全てを含みます。つまり弥生であれば、デスクトップでもクラウドでも業務のペーパーレス化を進めることができるのです。

なお、正式に電子帳簿保存とするためには、業務フローをしっかりと組み立てる必要がありますし、所轄税務署への申請・承認が必要となり、承認されるのは最短でも来年1月1日となります。ただ、電子帳簿保存でなくても(この場合、領収書そのものは保管しておく必要があります)、従業員自身に経理処理の一部を担ってもらえるという意味で、会計業務のあり方を大きく変える力を持ったアプリだと考えています。

お客さまの会計業務を圧倒的に効率化する「会計業務 3.0」。その一端を担うのが今回の「弥生 レシート取込」です。是非試して頂ければと思います。

最後になりますが、Merry Chrismas & Happy Holidays!
posted by 岡本浩一郎 at 17:23 | TrackBack(0) | 弥生

2016年12月20日

永年無償化

弥生は結構思い切ったな、と思われるかもしれません。昨日、弥生は、個人事業主向けのクラウド会計ソフト「やよいの白色申告 オンライン」を永年無償化することを発表しました

個人事業主が確定申告をする上では、白色申告という方式か、青色申告という方式を選ぶことができます。本ブログでも度々お話ししてきた通り、明らかにメリットが大きいのは青色申告ですが、帳簿を付けるという手間が発生すること、また、明示的に選択する(=申請をする)必要があるため、、結果的に、白色申告のままの方も相当数存在します。

状況が少し変わったのは、2014年。2014年の1月からは白色申告でも記帳が義務化され、メリットはないけれど記帳せずにラクができる白色申告 vs. メリットは大きいけれど記帳が必要な青色申告という構図から、どちらにしても記帳が必要、であれば青色申告にした方がおトクという構図になりました。

弥生では、この白色申告の記帳義務化を踏まえ、2014年1月にやよいの白色申告 オンラインをリリースしました。サービス開始からほぼ3年。お蔭さまで多くの方にご利用頂いています。同時に、やよいの白色申告 オンラインから、やよいの青色申告 オンラインに移行される方も着実に増えてきました。やよいの白色申告 オンラインで帳簿付けになれてしまえば、青色申告でも余裕ですし、そもそも帳簿付けといってもスマート取引取込を利用すれば、かなりの割合で自動化が可能です。

さらに多くの方に、青色申告に移行して頂き、メリットを享受して頂きたい。そのためには、まず白色申告で帳簿を付けることに慣れて頂く必要があります。まずはやよいの白色申告 オンラインで帳簿を付けることに慣れて頂き、そしてその上で、やよいの青色申告 オンラインに移行して頂きたい。そのためにも、入り口であるやよいの白色申告 オンラインのハードルを可能な限り下げたい。それが今回の永年無償化の裏にある弥生の想いです。

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これまでもやよいの白色申告 オンラインでは初年度無償というキャンペーンを実施していましたが、今度は永年無償(フリープランの場合、サポートをご利用頂けるベーシックプランはこれまで同様年8,640円)。これで躊躇いなく、まずはやよいの白色申告 オンラインから、青色申告への道を歩み始めて頂けるのではないかと思います。

永年無償でのご利用のお申込みは12月26日より開始となります。この機会に、是非やよいの白色申告 オンラインをご活用下さい。
posted by 岡本浩一郎 at 21:57 | TrackBack(0) | 弥生

2016年12月16日

Ruby biz Grand prix 2016大賞を受賞

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この度大賞を受賞しました…、といっても弥生ではなく、この2月に一緒になったMisocaの話。昨日、Ruby biz Grand prixにおいて、見事に大賞を受賞しました。

Ruby biz Grand prixは、ビジネスの領域においてプログラム言語Rubyの特徴を活かして新たなサービスを創造し世界へ発信している企業、団体及び個人を対象としたグランプリ。審査委員長はRubyの生みの親であるまつもとゆきひろ氏。まつもとゆきひろ氏からトロフィーを受け取り、見事なドヤ顔をしている豊吉さんはこちらです(笑)。


もう一つの大きな狙いが、扱えるテクノロジーの幅を広げること。弥生はもともとWindows上のデスクトップアプリケーションを長年手掛けてきたこともあり、Microsoftのテクノロジーはお手の物。クラウドのアプリケーションのインフラとしてもMicrosoftのAzureを活用しています。しかし、テクノロジーが進化し、多様化する中で、一社のテクノロジーに依存しすぎることには一定のリスクがあると思っています。また、様々なテクノロジーを組み合わせれば、これまでよりも良い製品/サービスを、より早く、より安価に提供できる可能性も広がってきます。

Misocaは、最初からクラウドネイティブでスタートしていることもあり、活用しているテクノロジーは弥生と大きく異なります。開発はRuby、プラットフォームはAWS(Amazon Web Services)。一昔前であれば、すぐに技術基盤を統合しないと、となるところですが、今の時代はむしろ様々な技術を活用できる方がメリットが大きいと考えています。

AzureでもAWSでも、マッチした方を利用すればいい。C#でも、Rubyでも、Javascriptでも、最適なものを選べばいい。実際、弥生の中でも一部AWSを利用することが出てきていますし、弥生のエンジニアがMisocaに出向してRubyでバリバリ開発をするようになってきています。

弥生はMisocaと一緒になっても、Misocaを弥生色に染めることはありません。弥生には弥生の良さがあるし、MisocaにはMisocaの良さがある。それぞれの良さを伸ばし、かつお互いに学んでいく、それが弥生とMisocaの選んだ道です。Misocaの皆さん、グランプリ受賞おめでとう!
posted by 岡本浩一郎 at 19:42 | TrackBack(0) | 弥生