2016年09月23日

NN構想の会

今月上旬に、NN構想の会という会計事務所の団体の「第17回 全国大会」に参加させて頂き、その分科会において1時間半ほど講演させて頂きました。

NN構想の会は、IG会計グループの岩永先生が発起人として立上げられた団体で、その名称は、“ネットワークのネットワーク化構想”に由来しています。会計人を中心として組織化された団体(ネットワーク)のネットワーク化を図ることにより、会計業界のフロンティア集団として、新しい時代のパラダイムに貢献できる"日本の礎"を構築することを目指しています。弥生のPAP会員制度も、このネットワークの一つとしてNN構想の会に参加しています。

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全国大会は2日間に渡り、二日目はいくつかの分科会にわかれて開催されます。それぞれ多様なテーマで人気が集中しそうな分科会も多い中で、自分が講演を行う分科会Cにどれだけ参加頂けるのか、少々不安に思う部分もありましたが、ふたを開けてみればかなりの盛況でホッとしました。これは分科会前半を担当された財務維新研究会の岡本さんのお蔭かもしれませんが(偶然ですが、分科会Cのスピーカーは前半は弥生フォーラムにご登壇頂いた行本会計事務所の岡本さん、そして後半が私とダブル岡本になりました、笑)。

私がお話しした内容は、基本的には弥生フォーラムでお話しした内容と共通です。つまり、会計業界のこれからを弥生がどう見ているのか、またその中で弥生がどういった役割を果たそうとしているのか。ただ、弥生フォーラムはデモも含め45分とかなり限られた持ち時間でしたので、重要なポイントはおさえつつも、かなり駆け足でのプレゼンテーションでしたが、今回は1時間25分と充分な時間があったため、なぜそう考えるのか/そうするのか、といった背景も含めてキチンとお話しすることができました。

例えば、弥生フォーラムでも、最近の流行り言葉であるFinTechやAIについて、弥生がどう捉えていて、どうしようとしているのかを簡単にお話しさせて頂きました。一方で、今回は、なぜそう考えるのかといった点まで掘り下げてお話しすることができたため、より理解がしやすかったのではないかと思います。実際、弥生フォーラムにもご参加頂いた先生もいらっしゃったのですが、「ようやくスッキリと理解できました」と言って頂くことができました(逆に言えば、弥生フォーラムでのプレゼンテーションが駆け足過ぎたとも言えるかもしれませんが)。

今後も、様々な機会を活用して、弥生が何を考え、どこを目指しているのか、その中で会計事務所の皆さんとどのようなパートナーシップを実現しようとしているのかについて、お話しをしていきたいと思っています。ちなみに、弥生フォーラムでの講演内容については、開催レポートの中で簡潔にまとめて公開しておりますので、是非ご覧頂ければと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 12:27 | TrackBack(0) | 弥生

2016年09月21日

自信作

弥生にとって秋は大規模リリースの時期。もちろん法令改正対応はお客さまの業務に支障が出ないように随時実施していますし、その他機能強化も準備ができ次第提供するようにしていますが、規模の大きなリリースは秋に集中させています。MicrosoftもWindows 10以降は年に一回の大規模リリースになってきていますし、AppleもMacOSについても、iOSについても年に一回の大規模リリースが恒例です。やはり、ある程度決まったサイクルがあった方が、開発のスケジュールを組みやすいということかと思います。

ということで、ここしばらく、MR判定会議という、開発の完了を判定し、リリースへのGOサインを出すための会議が続いています。前にも書いた通り、決して形式だけのお手盛り会議ではありません。実際問題として、リリース品質に達していないという判断がなされることもあります。

今日は、今後の弥生にとって、特に重要なプロジェクトのリリース判定が行われました。内部的に「双方向連携」機能と呼ばれるものですが、クラウドアプリケーションである弥生会計 オンラインと、デスクトップアプリケーションである弥生会計の間でのデータ共有を実現する機能です。

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会計事務所にとって何よりも重要なのは操作性。その観点から、会計事務所向けのデスクトップアプリケーションである弥生会計 AEは圧倒的な支持を得ています。一方で事業者(顧問先)は、操作性に関するそこまでの拘りがないこともあり、今後はより気軽に使えるクラウドアプリケーション(弥生会計 オンライン)の利用が増えていくことが想定されます。その間をシームレスにつなぐのが、今回の双方向連携です。

双方向連携といっても、プラットフォームも、製品/サービスとしての生い立ちも異なるもの同士。近年実施してきたプロジェクトの中でもかなりの大規模プロジェクトであり、かつ、かなりの難産プロジェクトでした。肝心のリリース判定は… 晴れて、合格。本当に大変なプロジェクトでしたが、ようやくリリースできるところまでやってきました。

詳細は今後正式なプレス発表をお待ち頂きたいと思いますが、かなりの自信作です。
posted by 岡本浩一郎 at 18:37 | TrackBack(0) | 弥生

2016年09月15日

保護くん

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これは保護くん。保護くんと書いて、「まもるくん」と読みます。一瞬何に使うのかわからないかもしれませんが、機密書類を安全に廃棄するための機密書類回収箱です。この箱に機密書類をどんどん投函しておくと、一定周期(弥生の場合は概ね月に一回)で回収され、機密性を保ったままリサイクルされる仕組みになっています。機密性を保つために、一度投函すると取り出すことができなくなっていますし、回収からリサイクルまで一貫した管理がされるようになっています。

私がこの保護くんと出会ったのは2000年のこと。ボストン コンサルティング グループに入社すると、この保護くんが鎮座していました。経営コンサルティングという仕事は、非常に機密性の高い情報を扱いますので、当然、その情報の廃棄にも万全を期す必要があります。そのための保護くん。

私が弥生に入社した際には、まだ保護くんはなく、皆シュレッダーで機密書類を処分していました。しかし、ご存知のように、シュレッダーは結構時間も手間もかかります。数枚なら一瞬ですが、数十枚、数百枚ともなるとシュレッダーの前に張り付いている必要がありますし、その間にシュレッダーダストが満杯となると、ため息をつきたくなりますよね。

できれば保護くんを入れたいと思いつつ、ランニングコストもあって躊躇していたのですが、プライバシーマークの取得にあわせて2年ほど前に導入しました。いざ導入してみると、ランニングコストも思った程大きい訳ではなく、もっと早く導入すればよかったと感じています。

もちろん、そもそも紙の廃棄をしないのが一番。弥生では、全会議室にプロジェクター or ディスプレイが設置されていますので、会議で紙を配ることは基本的にありません。とはいえ、頂いた資料など、紙をゼロにはできない。そういった時にはとても有益なサービスだと思います。仕事がら紙を扱うことの多い会計事務所にも適しているのではないかと思います。昨年はマイナンバーが鳴り物入りで導入されましたが、今年の年末調整ではいよいよ実運用が始まります。安全に管理することも大事ですが、不要になったら安全に廃棄できるよう準備もしなければなりません。

弥生で利用している投函ボックス形式のものは、一定周期での回収が前提となりますので、それなりに廃棄する紙のボリュームがある場合に最適です。そこまでボリュームがない場合は、段ボールを宅配便で回収する形式のもの(例えばこちらとか、こちらとか)の方がいいかもしれません。ただし、この形式の場合、投函したが最後取り出すことができないという機密性は確保できないので、投函から回収までの機密性確保には注意を要します。
posted by 岡本浩一郎 at 22:18 | TrackBack(0) | 業務

2016年09月13日

一年振り

先週金曜日に全国のフィールドスタッフ(FS)が東京に集まり、研修会を実施しました。以前にもご紹介したことがありますが、FSの皆さんは北は北海道から、南は沖縄まで、全国の量販店に定期的にお伺いして、店頭のメンテナンスを行っています。

通常はパッケージの陳列を整え直したり、カタログを補充したりといった作業ですが、新製品発売の際には、パッケージ/カタログが全て入れ替えになるのはもちろんのこと、パネルやPOPなど販促物も全て入れ替えになりますから、大仕事です。と同時に、機会をみて店舗のスタッフの方に新製品の特徴などをお伝えすることも重要な役割。また、作業中にお客様がいらっしゃれば、当然お客様対応も行います。こういった作業は、都市部に関しては、社員が中心になって行っていますが、郊外については、FSの皆さんが中心になって活動しています。現在、弥生では全国で34名のFSが活躍中。

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研修会では、この一年での活動の振り返りや来たる新製品の情報共有に加え、皆でディスカッションを行ったり、さらに永年勤続や弥生認定インストラクター資格取得者の表彰なども行っています。一番長く活躍して頂いている方は2001年からですから、もう15年ということになります。

家電量販店の店頭は、お客さまとの貴重な接点であり、ある意味弥生の顔でもあります。その顔をあるべき姿とするために、5年ほど前までは私自身もできるだけ機会を作って全国の家電量販店を回っていました。幸いにして、昨今は私自身が梃入れをしなくても、あるべき売り場を安定的に実現できるようになってきました。それはそれで良いことなのですが、結果的にFSの方と同行する機会が減ったことは残念といえば残念。

そういった意味でこの研修会は一年振りに皆に会える貴重な機会。私の参加は主に第二部(夜の部)でしたが、とても楽しみにしていましたし、実際にとても楽しい時間でした。FSの皆さん、これからも引き続き宜しくお願い致します。
posted by 岡本浩一郎 at 18:44 | TrackBack(0) | 弥生

2016年09月09日

iPhone 7

おサイフケータイとして利用するために必要なFelica(NFC-F)がついにiPhoneに搭載されるかもとお話ししましたが、その後9/7(日本時間9/8)にiPhone 7が正式に発表され、日本向けのモデルのみFelicaが搭載されることが発表されました。

事前情報通りだった訳ですが、個人的に想定外だったのが、日本向けのモデルのみ搭載されるということ、そして、Suicaのサービス開始が10月と思ったより早かったこと(JR東日本の発表はこちら)。

これまでiPhoneはずっとグローバルモデルとして展開されてきました。厳密に言えば、通信方式/対応周波数によっていくつかのバリエーションはあったのですが、機能として特定の地域向けに搭載されるというものはありませんでした。それが今回のFelica対応は、日本向けモデルのみ(iPhone 7が型番A1779, iPhone 7 PlusがA1785、逆に海外で買ったiPhone 7ではSuicaは使えないので注意が必要です)。中国市場での売行きが鈍る中で、着実に売れ、シェアも高い日本市場を重視したからという見方もありますが、どうなんでしょうね。前回お話しした通り、2017年4月以降のGSMA準拠のNFC対応スマートフォンにおいて、交通系への対応をうたう場合はNFC-Fへの対応が求められるようになっているため、今回は、早期の利用が見込まれる日本でのみ対応し、次回(iPhone 7S? iPhone 8?)にはグローバルでの対応となるのかもしれません。

Suicaのサービス開始が10月というのは嬉しい誤算です。ハードウェアとしての対応はできても、ソフトウェア面での対応や様々な検証作業も必要になるため、来年春ぐらいかなあ、と想像していましたので。ただ、今回のFelica搭載/Suica対応は、Apple社の提供するApple PayがSuicaにも対応したということで、おサイフケータイや、モバイルSuicaと同義ではありません。おそらく同じようには使えるが、どこまで使えるか(どうやって使うか)に関しては、まだ情報がはっきりしていない状況です。

Suicaとして電車に乗り降り(定期利用含む)できたり、買い物ができたりということはわかっていますが、モバイルSuicaで実現されているモバイルSuica特急券やモバイルSuicaグリーン券への対応はまだ不透明です。対応するようだ、という話は見受けられるものの、どうやってという詳細までは、まだ判明していません。

私自身モバイルSuicaのヘビーユーザーなのですが、使っている機能を整理してみると、


この他、交通系のおサイフケータイ機能として、


も利用しています。この中で、モバイルSuica/モバイルSuica定期券に関しては10月中に利用できるようになるようですが、その他については、少し時間がかかるかもしれませんね。ただ、Felicaが搭載された以上は、技術的なハードルはないので、時間はかかってもいずれは一通り利用できるようになるのではないかと思っています。

うーん、今回の記事はiPhone 7を購入するための言い訳そのものですね(苦笑)。ということで、先ほどiPhone 7 (128GB)の予約を済ませました。到着が楽しみです。
posted by 岡本浩一郎 at 17:57 | TrackBack(0) | テクノロジー

2016年09月07日

KING

先週の日曜日に、Business Contest KINGの審査委員長という大役を務めてきました。Business Contest KINGは1996年に日本で初めてビジネスコンテストを開催した学生団体で、今年で実に21年目だそうです。

弥生では以前からスポンサーを務めており、今年の春にはMarch KINGという一日イベントを弥生の本社で開催しました。このMarch KINGや、Pre KINGというイベントを経て、今回のKINGがいよいよメインのイベントとなります。

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ビジネスコンテストということで、ビジネスプランを作成し、プレゼンと質疑応答を行い、審査で優勝チームを決定します。驚くのは、そのためにかける時間。7泊8日、実に192時間かけてビジネスプランを練り上げ、発表します。道中には、チームビルディングあり、レクチャーあり、フィールドワークあり、メンタリングありと盛り沢山。初日に初めて会ったもの同士がチームを組み、7泊8日の合宿を通じて、一つのビジネスプランを組み上げます。

今回の私の役割は予選を勝ち抜いた5チームによる決勝プレゼンテーションの審査委員長。参加者の192時間の汗と涙(?)の結晶を評価するわけですから、責任重大です。特に今回は「社会的な課題をビジネスの手法で解決する」というかなり難しいお題ということで、各チームとも苦戦するのではないかという予想もあり、果たしてどういった審査になるか心配していました。

しかし、蓋を開けてみれば心配は杞憂で、なかなか面白く、また、可能性を感じさせるビジネスプランぞろいで、優勝を決めるのがなかなか大変です。それでも選ぶことが仕事ですから、審査委員皆で協議の上、投票で優勝チームを決定。ちなみに、審査委員はVOYAGE GROUPの宇佐美さんやクラウドワークスの吉田さんといった経営者揃いで、私も含めて9名。ワイワイ言いながらの審査も結構楽しい時間でした。

いよいよ表彰式。優勝チームの喜びようを見ていると、こちらまで嬉しくなります。代表の森さんは最後の挨拶の際に、感極まっての涙。参加者も大学生、運営者も大学生ということで、学生ならではの荒削りな部分はありながらも、溢れんばかりのエネルギーを感じるイベントで、熱い一日でありつつも、青春っていいなと思える清涼感のあるイベントでした。
posted by 岡本浩一郎 at 23:44 | TrackBack(0) | 起業

2016年09月05日

念願のお財布

ずーっと念願だったお財布。いえ、欲しいのはいわゆる札入れや小銭入れではなく、おサイフケータイ。私がメインに使っているiPhoneは、iPhone 3Gでの日本市場デビュー後もずっとおサイフケータイに未対応でした。おサイフケータイは所詮日本独自だし、グローバルなAppleのことだから、今後もiPhoneでおサイフケータイは難しいだろうなと考えていたのですが、なんと、今週にも発表される次期iPhone (iPhone 7?)で、ついにおサイフケータイに対応するかもという報道がちょこちょこと見られるようになりました。

Appleでも、おサイフケータイ的なサービスの必要性は認識しており、iPhone 6で、NFCという技術を搭載し、米国などではApple PayというiPhoneを利用した決済システムの提供を開始しています。ただ、iPhone 6で搭載されたNFCは、Suicaなどで利用されているFelica(NFC-F)が含まれていないため、念願だったiPhoneでのおサイフケータイは実現しませんでした。逆にSuicaなどがNFC-A/Bに対応すれば、とも思いますが、処理能力的に難しいというのは、以前お話しした通りです。

今回iPhone 7がNFC-Fに対応する(かもしれない)ことには、決済システムの国際的な標準化を進める中で、2017年4月以降のGSMA準拠のNFC対応スマートフォンにおいて、交通系への対応をうたう場合はNFC-Fへの対応が求められるようになったことが背景にあるようです。FinTechが騒がれる昨今ですが、この領域においては日本が先行していましたから、ある意味ようやく、です。ただ、日本は国際規格競争に弱く、日本での実用化で多少先行していても、グローバルは別規格で標準化されてしまい、結果的に日本規格がガラパゴスになることが多かったのも事実。今回も途中まではそうなりそうなだったようですから、本当に大きな勝利ですね。

もっとも、今後グローバルにNFC-Fへの対応が進んでいく、それが早ければiPhone 7から、ということですが、iPhone 7で、すぐにおサイフケータイが使えるかというのは、また別問題。ハードウェアとしてNFC-Fに対応していたとしても、実際に利用するためには、ソフトウェア面での対応(+様々な検証作業)も必要になるからです。

デジタルグッズにはワクワクがないと書いたばかりですが、本件に関しては、久し振りにワクワクするニュース。実際にどうなるのかは蓋を開けてみないとわかりませんが、楽しみに待ちたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 19:14 | TrackBack(0) | テクノロジー

2016年09月02日

普通の会社

去る8月31日は、弥生が普通の会社となった記念すべき一日でした。普通の会社になる、というとちょっと不思議な表現かもしれませんね。Hさんが、8月末で無事に定年退職されました。

2016090201.jpg (イメージ画像、笑)

弥生のルーツは1978年にまで遡りますから、実に創業40年近くということになります(ちなみに世代的にはMicrosoftが1975年創業と結構近いです)。これだけの歴史があれば、定年退職された方がいても不思議ではないのですが、現実には、株主が何回か変わり、経営方針も変わる中で、人の移動もそれなりに多く、これまでは無事に定年退職を迎える方はいませんでした。

私が社長になったタイミング(約8年半前)は、株主が変わったタイミングで、今だからこそ正直に言えば、当初は、経営の方向性が変わり、自分とは合わないということで、退職をされる方も一定数いました。しかし、お蔭さまでこの8年間で、すっかり安定しました。株主が変わるという意味では、約1年半前にもオリックスグループに入るという大きな変化がありましたが、経営方針が変わっていないこともあり、このタイミングで退社される方は皆無でした。弥生の離職率は、一般的に高いと言われるIT企業の中ではもちろん、一般企業と比べてもかなり低くなっています。

そうこうしているうちに、この度、めでたく初めての定年退職者が生まれた訳です。ご本人からすれば、色々な想いがあるのだと思いますし、単純にめでたくとは言い切れないのかもしれません。しかし、経営者としては(変な言い方なのですが)この日を待ち望んでいたのです。

社員が安心して働き続けられる会社。自らのキャリアを賭することができる会社。そして笑って定年退職を迎えられる会社。普通の会社であれば、当たり前かもしれません。でも、そんな普通の会社になることのできる日を待ち望んでいました。

むろん、普通の会社のデメリットもあります。世の中の進化のスピードが加速する中で、安定志向では生き残れない時代です。これまでと同じように漫然と働き、それなりにやっているだけでは、競争に勝ち残ることは難しいでしょう。ただ、本当に良い会社であり、すごい会社になるためには、まず普通の会社にならなければならない。そういった意味で弥生にとって、一つの大きなマイルストーンだと感じています。

とても有難いことに、Hさんは嘱託契約社員として働き続けて頂けることになりました。Hさん、これまで本当に有難うございました(本件をブログに書くことを許して頂いたことも含め)。これからも、引き続き宜しくお願い致します。
posted by 岡本浩一郎 at 18:23 | TrackBack(0) | 弥生

2016年08月31日

早くもキックオフ

いよいよ8月も終わり、弥生のFY16(2016年度)も残すところあと1ヶ月です。お蔭さまで、今期は堅調に推移しており、FY16に関しては計画通りに終えることができそうです(具体的な数字はお話しできませんが、見事なまでに計画通りの着地となりそうです)。

FY16が無事に終われば次はFY17ということで、先週の金曜日には毎年行っているマーケティング本部のキックオフミーティングを開催しました。例年開催しているものですが、これまでは本当に期末(9月下旬)に開催していました。一年前の記事を見て頂ければお分かりの通り、昨年はまさに期末日(9/30)の開催。いわゆる期末の方が一年間終わった & 来期も頑張るぞ、という意味では分かりやすいですから。

ただ、期末での開催だと、翌期に向けた準備という意味では慌ただしくなりがち。FY17に向けて着実に準備を進めたいということで、今回は一ヶ月前倒しでの開催となりました(やや綺麗事のように書いてしまっていますが、これまでバタバタと勢いでやってきてしまっており、それはそれで何とかはなってきているものの、もっと計画的に周到に進めるべきという反省からという方が正確です、苦笑)。

来期も実りのある一年にするためにも、この一ヶ月は特に重要です。じっくりとしっかりと進めていきたいと思います。

ところで昨日は札幌出張だったのですが、台風が接近し、ひょっとして帰れなくなるかもということで、打合せを早めに済ませて慌てて新千歳空港へ。ただ、実際にはまだ晴れ間も見える状態で、フライトには全く支障がありませんでした。ラウンジでフライトを待っていると、見事な虹が。

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さて、搭乗しようかと思っていると、東京からメールが。「UDXで虹が見えました。社内の状況の写真を撮影しましたので、blogネタにお使いください」とのこと。それがこちら(Kさん有難う)。スカイツリー&虹という絶好の被写体を得て、急遽大撮影大会になったそうです。

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札幌(千歳)と東京で同じ虹ではない(? ですよね?)ものの、ちょうどこの時間帯で虹が良く見えたようですね。こんなところでも見事な虹が見えたようです。
posted by 岡本浩一郎 at 19:36 | TrackBack(0) | 弥生

2016年08月26日

Misocaとの6ヶ月

本日8/26(金)でMisocaが弥生のグループ会社となってからちょうど6ヶ月が経ちました。あっという間の6ヶ月ですが、非常に中身の濃い6ヶ月でもありました。

弥生とMisocaにとって特別な日である3月31日には「経理の日」として認定を受け、同時に、弥生のIDである弥生IDでMisocaを利用できるようになりました。システム連携としては、先日にMisoca連携の強化(複合仕訳対応)も行っています。

4月に開催したHalf Year Meetingには、Misocaのメンバー全員が参加し、弥生とMisocaが一緒になったということを弥生メンバーもMisocaメンバーも実感するいい機会となりました。6月には、Misocaの本社と弥生の名古屋営業所が新しいオフィスに移転オープン。東京/名古屋間の頻繁な出張(一部メンバーは長期出張)によって、開発者間の交流も進んでいます。7月には、弥生×Misocaのコラボで公開勉強会も開催しました。

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一方で、まだまだやりたいことは山積みです。現在は、お客さまに弥生のサービスとMisocaのサービスをシームレスにご利用頂けるように、基幹システムの統合を進めています。また、売り手と買い手を電子的につなぐことにより、お客さまが業務を圧倒的に効率化できる世界を目指した開発も進めています。

もっとも、全てがスムーズに、いつもニコニコ穏やかにという訳ではありません。喧々諤々の末に、このままではやっていけません、と険悪な雰囲気になることもありました(ぶっちゃけ)。

ただ、これはMisocaと弥生がこれから先も一緒にチームとして活動していくためには必要なプロセスだと思っています。チームビルディング理論として、タックマンモデル(Forming, Storming, Norming, Performing and Adjourning)という有名なモデルがあります。効率的/生産的なチームとして機能する(機能期、Performing)前に、形成期(Forming)、混乱期(Storming)、統一期(Norming)を経なければならないという理論です。

違和感を包み隠して表面上だけ取り繕っても、小さな衝突が積み重なり、どこかで爆発してしまう。場合によっては、取り返しのつかない形で。そもそも背景もカルチャーも異なる二つの会社。違和感を感じないはずがありません。ぶつかるべき時はぶつかる。それでも、お互いに対する敬意をキチンと持ち、そして、中小企業、個人事業主の業務を圧倒的に効率化したいという共通の目的を持ち続けることができれば、必ず強いチームとして結果を出す(Perform)ことができると信じています。
posted by 岡本浩一郎 at 19:03 | TrackBack(0) | 弥生