2015年11月13日

弥生会計 オンライン v2.0

昨晩深夜に弥生会計 オンラインをバージョンアップしました。弥生会計 オンラインはクラウドアプリケーションであり、サーバー側で継続的にバージョンアップが実施されるため、弥生会計「16」のようにバージョン番号を通常は明記していませんが、社内では今回リリースしたバージョンを2.0と呼んでいます(システム的なバージョンは2.0.2.114)。

去る7月に弥生会計 オンラインをリリースしてから、一度8月にマイナーなバージョンアップをはさんで、今回は比較的大粒のバージョンアップになります。

今回のv2.0での大きな機能追加は法人決算対応。7月にリリースした段階では、決算にあたっては、弥生会計 オンラインからデータをエキスポートし、それを会計事務所がデスクトップアプリケーションである弥生会計 AEにインポートし、決算書を作成するという流れになっていました。これが今回のバージョンからは、弥生会計 オンラインの中で決算書を作成することができるようになりました。

決算書を作成する際には、まず会計事務所にデータを渡して決算処理をしてもらうか(これまでの方法)、もしくは、弥生会計 オンラインで決算書を作成するかを選択します。ここで、弥生会計 オンラインで決算書を作成するを選んで頂いたら、後は画面の案内に沿って進めていくだけで決算書が作成できます。

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こちらの画面を見て頂ければわかるように、Step 1は「減価償却費の計算」、Step 2は「決算整理の実施」、Step 3は「決算書の作成」と必要なStepをわかりやすく表示し、順番に進めて頂けるようになっています。それぞれのStepの中も、今度はより小さな単位の手順に分解されており、手順を一つずつ、画面の案内に従って進めて頂くことができます。

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こちらの画面はStep 3の「決算書の作成」の一部ですが、上部に決算書の作成に必要な手順が明確に示されており、今自分がどこにいるのか、何をすべきなのかが一目でわかるようになっています。また、ちょっと悩みそうな箇所にはヘルプが用意されています。こういった「弥生なら当たり前」のユーザーインターフェースは、個人事業主向けとなるやよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンラインでの決算書/確定申告書の作成機能から受け継いだものです(個人事業主と法人で決算書は異なるので、機能の中身自体は大きく異なります)。

今回、弥生会計 オンラインで、法人の決算書を作成することができるようになりましたが、以前もお話しした通り、小規模法人の約8割は決算業務を中心に会計事務所に委託しています。つまり、機能の追加は行ったものの、実際にはこれまで通り、データを会計事務所が利用しているデスクトップアプリケーション、弥生会計 AEに引き継いで、会計事務所が弥生会計 AEで決算処理をするパターンが主流であると考えています。とは言え、今回の弥生会計 オンラインでの法人決算対応は、弥生ならではの使い勝手のよい例となる機能ですので、是非一度試して頂ければと思います。

一方で、顧問先が弥生会計 オンライン、会計事務所が弥生会計 AEというパターンの使い勝手を改善するために、弥生会計 オンラインと弥生会計 AEの双方向データ連携の開発を、来年春を目標に進めています。こちらも是非ご期待頂ければと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 15:36 | TrackBack(0) | 弥生