2016年04月30日

ゴールデンウィークのお仕事

昨日からゴールデンウィーク前半ですが、お蔭さまでのんびりとできそうです。年明けから国内出張がこれまで通りのペースに加え、海外出張も2回あったため、かなりバタバタと過ごしてきました。そういった意味で久しぶりののんびり。

とはいえ、何だかんだでお仕事が。プライベートですが、システム絡み(笑)。自宅では、RAID 1NAS(Network Attached Storage)にデータをバックアップし、そこからさらに外部HDDに定期的にバックアップしているのですが、しばらく前からNASが不調に。良かれと思ってNASのディスクチェックを行ったのですが、一週間経っても終わりません(泣)。時間のあるこの時期にNASごと入れ替えることにしました。

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HDDはWestern Digital。今どきはNAS専用に設計されたHDD(WD Red)なんてものがあるのですね[知人がWDで働いているのでPR]。NASにHDDを組み込み、初期設定。今どきのNASはよくできたもので、あまり時間をかけずに新NASの設置完了。データは外部HDDからNASに読み込んで戻します。外部HDDにバックアップされていた最終のタイミングが1月末(どうやらこのタイミングで旧NASはダメになっていたようです)でしたので、それ以降のデータ(主に写真/ビデオ)はもう一度バックアップし直し。

今は写真もビデオも完全にデジタル化していますので、データを消失してしまうと想い出まで消失しかねませんが、今回は無事に復旧することができました。ポイントは、複数階層でバックアップをとっておくこと。私の場合は、SDカード(元データ)-PC(二重)-NAS(三重、さらに内部的に二重化)-外部HDD(四重)となっており、データを四重化していることになります。今回はNASがダウンしたため、四段目の外部HDDと二段目のPCから三段目を再構築したことになります。

NASの復旧は完了しましたが、この機会に、Windows 10へのアップグレード(無償アップグレードは7月29日まで)、MacはOS X 10.11 (El Capitan)へのアップグレードを済ませておきたいところ。また、WindowsはMac上でParallelsで動かしていますが、Windows 10をインストールするためには、Parallelsのアップグレードも必要になります。何だかんだとPC/Macの前にいる時間の長いゴールデンウィークになりそうです。
posted by 岡本浩一郎 at 11:15 | TrackBack(0) | パーソナル

2016年04月28日

Half Year Meeting 2016

今年もHalf Year Meetingを開催しました。弥生は9月決算ですので、早いもので3月で上半期が終了。例年4月には上半期の振り返りということで、Half Year Meetingという会議を実施しています。昨日に東京で開催し、この後、札幌/大阪は5月に入ってから開催する予定です。

Half Year Meetingでは、弥生の中期経営計画(FY15-FY19)に基づいて着実に結果を出すことができていることを共有すると同時に、残る課題とこれからのアクションプランについても再確認を行いました。お蔭さまで業績は順調。どのぐらい順調か、もう少し書きたいところですが、オリックスグループの一員として、オリックスの決算発表(オリックスは3月決算で、ゴールデンウィーク明けとなる5/10(火)に2016年3月期通期の決算発表を予定しています)までは具体的なことが言えません。それまではグッと我慢(笑)。

例年開催しているHalf Year Meetingですが、今年は「初」が二つ。一つ目は2月にグループ会社となったMisocaのメンバー全員も参加したこと。私自身は何回か名古屋のMisocaオフィスに訪問していますし、豊吉さんらMisoca経営陣も東京の弥生オフィスに何回も来ていますが、Misocaのメンバー全員が東京に来るのは初めて。Misocaでは普段リモート(一人は松江!から)で働いているメンバーもいるため、Misocaのメンバー全員が一ヶ所に勢ぞろいするのも久し振りだったようです。

二つ目は、昨年ゴールデンウィークの秋葉原UDXへの引越後初めてのHalf Year Meetingとなり、会場が変わったこと。実は秋葉原UDXにはかなり広い会議施設があり、秋葉原UDX内での開催となりました。去年までの会場は人数的に完全に限界にきていたので、ちょうど好都合。会議後の懇親会も、同じ会議施設の別会場で開催しました。会場に飲食の手配をお願いしていたのですが、なかなかおしゃれでびっくり。その後はこれも秋葉原UDX内のプロントを貸し切りにして二次会と、大規模ビルのメリットを実感した一日となりました。

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posted by 岡本浩一郎 at 20:06 | TrackBack(0) | 弥生

2016年04月25日

弥生にできること

この度の熊本県熊本地方を震源とする地震で被災されました皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。

交通手段も徐々に復旧し、救援物資も届き始めているようですが、まだ余震も続き、不安な日々を過ごされていらっしゃるのではないかと思います。弥生の社員で被災したものはいないことは前回お話しした時点でも確認できていたのですが、その後、複数の社員の実家が被災していたことが判明し、正直落ち着かない日々です。娘が通う小学校で、私も参加しているおやじの会でも何かできるのか議論になっていますし、6年生からは授業参観の際に募金活動をしたいという提案もあったそうです。皆それぞれが、自分に何ができるかを問い、そしてできる範囲で行動を始めているのかと思います。

弥生では、この度、被災地で弥生のあんしん保守サポート、または、弥生オンラインのサービスを利用中の方で、近日中(4月〜6月の間)に契約更新を迎える方のご契約を無条件で7月末まで延長させて頂くことに致しました。現状では、事業を再開できるどころではないという方もいらっしゃるかと思いますので、まずは日常生活の復旧を優先して頂ければと考えています。落ち着いて事業を再開した段階で、弥生のご利用に支障がでないようにしたいと考えています。

本来はもっと早くにご案内したいところでしたが、課金システムの対応などで若干時間がかかってしまいました。今回の契約延長措置に関しては、特段お客さまにアクションを取って頂く必要はありません。災害救助法適用地域(現時点では熊本県全45市町村)でユーザー登録頂いており、4月〜6月に契約更新を迎えるお客さまのご契約を弥生側で自動で延長致します

弥生ではこの他、被災によってプログラムディスクやマニュアル等を破損、紛失された方向けの代替品提供なども行っています。何かお困りのことがあれば、まずは弥生カスタマーセンター(050-3388-1000)までお問合せ頂ければと思います。

東日本大震災もそうですが、特に事業の復興という観点では、これからの長い道のりだと考えています。弥生として少しでも復興の一助となるように、これからもできることを少しずつでも続けていきます。
posted by 岡本浩一郎 at 18:09 | TrackBack(0) | 弥生

2016年04月21日

利子割の廃止

先週に、来年から、国税の振替納税の際の領収証書の送付がなくなるというお話しをしました。これは行政の効率化であり、経費削減のため。実は似たような話がもう一つあり、これは既に今年から始まっています。

それは法人の預貯金等の利子(利息)にかかっている税金のうち、地方税分の5%(これを一般的に利子割と呼びます)が廃止されたこと。ご存知の方も多いと思いますが、個人・法人にかかわらず預貯金等の利子からは一定の税金が源泉徴収されます。去年までは、個人・法人共通で、利子所得の金額に一律20.315%(所得税・復興特別所得税15.315%、地方税5%)の税率を乗じて算出した所得税等が源泉徴収されていました。

今年に入って、個人については変更がないのですが、法人についてのみ、利子所得の金額に15.315%(所得税・復興特別所得税)の税率を乗じて算出した所得税等が源泉徴収されることになりました。つまり利子割が廃止され、源泉徴収される金額が5%分減ったということになります。

むむ、法人だけ減税なのか、というのは早とちり。実は、元々個人と法人では利子割の扱いが異なります。個人の場合は、一般的な住民税と利子割は全く別物という扱いになっており、住民税がいくらであろうと、利子割は別途かかるようになっています。一方で、法人の場合は、利子割は法人の住民税の一部を前払いしているという扱いになっています。このため、決算で法人住民税の金額を算出する際に、既に利子割として払った分を控除することができました。今回の変更では、利子割として源泉徴収される分がなくなったと同時に、それを法人住民税から控除することもなくなった(結局トータルでの税額は変わらない)のです。

それでもなぜ変わったのか。それは、法人が赤字の場合に、利子割を還付することになっており、還付にコストがかかっていたからです。上でお話ししたように、利子割は法人住民税(法人税割)の一部を前払いするという位置付けです。ここで法人が赤字の場合に、法人住民税(法人税割)はゼロになりますが、利子割は払ってしまっているので、払った分を還付してもらえることになっていました。ただ、ご承知のように低金利の時代で、還付される金額が数百円ということも珍しくありません。たかだか数百円の還付のため、還付コスト(これも数百円でしょう)かけるのは無駄であるということで、それであれば還付の原因となる利子割を廃止しようということになったわけです。

実際、私の(弥生の社長になる前の)会社も、私が弥生の社長に就任して以降は営業休止状態でずっと赤字。それでも法人住民税の均等割70,000円は毎年払う必要があるのですが、同時に毎年数百円程度の利子割の還付を受けてきています。還付の案内を見るたびに、これだけの金額の還付のために、結構なコストがかかっているんだろうな、と思っていました。

利子割の廃止は、無駄な手間、コストを掛けずに済むという意味で、とても良いことだと思っています。同時に、副次効果として、利子割の廃止によって、実際に受け取った利子の金額から、源泉徴収された所得税等の金額を割り出すのが少しだけ容易になりました。たとえば、口座に利子として100円(A)が入金されていた場合、これまでは実際に支払われた利子は125円(B=A/0.79685)で、そこから所得税・復興特別所得税が19円(C=B*0.15315)、利子割が6円(D=B*0.05)源泉徴収されたという計算と帳簿付けが必要でした(なおかつ、金額の計算の中で、端数による1円のずれが出ることがあり、結構厄介でした)。それが今年からは、100円入金されたら、実際の利子は118円(B=A/0.84685)で、ここから所得税・復興特別所得税が18円(C=B*0.15315)源泉徴収された、と僅かではありますが、計算がシンプルになります(1円のずれも出なくなりました)。

行政はコスト感覚がないと言われがちですが、実は、いかに無駄を省くか、効率化するかが考えられ、少しずつではあってもそれが実行されているのですね。こういった動きは大歓迎です。
posted by 岡本浩一郎 at 23:25 | TrackBack(0) | 税金・法令

2016年04月18日

自分にできること

この度の熊本県熊本地方を震源とする地震で被災されました皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。

私は先週金曜日は資料作成で帰宅が遅くなってしまい、自宅に着いたのが夜中の0:30頃。その後遅い夕食をのんびり食べ終わったころに明確な揺れを感じました。こちらでも地震か、と思ったものの、それが再び熊本での大規模地震だとわかったのはTVを見てのこと、さらにそれが実は本震であったことは翌朝知りました。明確な終わりが見えないだけに、被災地の皆さまは、さぞ不安を感じられていらっしゃるのではないかと思います。

弥生では、福岡に営業所がありますが、大きな影響はなく、普段通りに活動を続けています。また、熊本県で家電量販店を回っているスタッフの安全も確認できていますが、熊本地方のパートナーの皆さんの安否を全て確認することができておらず、心配しております。

こういった時に何ができるのか、自問します。被災地で何かできることはないか。それは東日本大震災の時も何度となく自問したことです。これに唯一無二の正解はないと思いますが、やはり、一人ひとりが自分にできることを一生懸命やるということなのではないかと思います。弥生の社長として、日本全国の中小企業、個人事業主、起業家の皆さんの事業を支える続けることが、私が最もやるべきこと。また、日本の経済がキチンと回っていくためにも、自粛するのではなく、普段通りの生活を続けたいと思っています。

一方で、普段通りの生活を続けながらも、できることはあります。被災地/被災者の皆さんのことを想うことはもちろんですが、足元の救護活動のためはもちろん、この先に必要となってくる被災地での生活再建のために、義援金や寄附金は必要です。熊本県では、「被害を受けられた被災者を支援するための義援金」を募集しています。

ちなみに、義援金と寄附金では違いがあることをご存知でしょうか。以前もお話ししたことがありますが、一般に被災地の自治体向けの寄附には、「義援金」としての寄附と、「寄附金」としての寄附があります。義援金は、自治体に対する寄附の形をとりますが、その後、被災された方に配分されます。寄附金は、自治体が復興活動などを進める上で、自治体の判断で使えるお金となります。これらは明確に区別されており、必要となる手続きも異なります。つまり、寄附がどのように活用されるのかが異なるということです。

上でお話しした熊本県が募集しているのは、義援金。同様に日本赤十字社でも「平成28年熊本地震災害義援金」、熊本県共同募金会や中央共同募金会(いわゆる赤い羽根ですね)でも「平成28年熊本地震義援金」を募集しています。いずれも義援金で、なおかつ、東日本大震災の時と同様に、地方公共団体に対する寄附金に該当(すなわちふるさと納税と同様の扱い)になるようです(日本赤十字の方は確認できないのですが、共同募金会については、「税制上の優遇措置対象(地方公共団体に対する寄附金に該当)となります」と明記されています。逆に共同募金会がその扱いになるのであれば、日本赤十字の義援金も同様な扱いになるはずかと思います)。

一方で、これまでにも実施されていたふるさと納税(多くの場合で返礼品があるもの)については、義援金ではなく、寄附金の扱いになるかと思いますので、救護活動や復興活動に活用されることになるかと思います。また、現地で活動を行っているNPO団体(例えば、私が定期的に寄附を行っている中では、難民を助ける会)向けの寄附は被災者支援活動の活動資金となるケースが多いようです(この場合は、NPO団体向けの寄附金税制が適用されます)。

もちろんのことながら、義援金と寄附金のどちらがいいという話ではありません。ただ、せっかく寄附するのですから、どういった形で活用されるのかを理解した上で、それに合った寄附先を選ぶといいのではないかと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 20:52 | TrackBack(0) | その他

2016年04月15日

実は必要性はない?

確定申告が終わって早一ヶ月。すっかり過去の話になっている方も多いでしょうが、まだ完全には終わっていません。確定申告の結果、納付の必要がある場合には、原則としては確定申告の期間中に納付を済ませる必要があるのですが、振替納税の手続きを行っておけば、本来の納期限から約一ヶ月後に自動的に振替(口座引落し)が行われます。今年の場合は、所得税が4月20日(水)、消費税が4/25(月)に振替が行われます

振替は自動的に行われますが、ちゃんと資金を入金しておいて下さいね、ということで、事前に「振替納税のお知らせ」という葉書が送られてきます。この葉書が送られてきている方は、まもなく振替(口座引落し)が行われますから、口座の残高確認をお忘れなく。

実際に振替が完了すると、その後に領収証書が送られてきます。この領収証書が送られてくると、いよいよ確定申告が終わった & 今年も払ったぞ、と実感が湧くのですが、実は領収証書を見れるのは今年が最後になるそうです。

こちらにお知らせがありますが、来年1月からは振替納税の領収証書が送付されなくなるとのこと。ちょっと調べてみると、例えば、大阪府では、「経費削減のため、平成16年10月の振替分から領収証書の送付を廃止させていただいております」とあるように、地方自治体ではそれなりに前から廃止されてきているようです。今回は、国税の振替納税についても、領収証書の送付が廃止されることになります。

確かに言われてみれば、振替(口座引落し)があったこと自体は通帳への記帳で確認できますから、わざわざ送ってもらうまでもない気がします。実はこれは、会計検査院より「口座振替納付の都度、金融機関から領収証書を納税者に送付する必要性は高いとは認められないのに、これにより多額の口座振替納付に係る経費を支払っていた事態は適切ではなく、改善の必要がある」(pdf)という指摘を受け、来年からの送付廃止に至ったのだそうです。

会計検査院というのは、「国の収入支出の決算、政府関係機関・独立行政法人等の会計、国が補助金等の財政援助を与えているものの会計などの検査を行う憲法上の独立した機関」なのだそうです。正直あまり馴染みはありませんが、国などの支出に無駄がないよう、こんなこともチェック/指導しているのですね。

振替納税で領収されているのだから、領収証書を発行して送付する。これまで何年も行われてきた訳ですし、当たり前と言えば当たり前のようにも聞こえます。ただ、実は冷静に考えてみれば、実は必要性はない。国に限らず、会社の業務においても、そういった事例は他にも色々と存在するのではないでしょうか。
posted by 岡本浩一郎 at 18:54 | TrackBack(0) | 税金・法令

2016年04月13日

お世話になりました!

先週金曜日は日帰りでの大阪出張。最近は公私ともにそこそこ忙しく(=充実しており)、日帰りでの出張になりましたが、記憶に残る出張になりました。というのも、現大阪CC @ 南港に行くのはこれが最後。GW中に引越を行い、GW明け(5/6)には、大阪新オフィス @ 淀屋橋での営業開始となります。

現大阪CCがオープンしたのが1997年。当時はインテュイット株式会社となったばかりで、それまで片手間(というと言い過ぎですが)でやっていたお客さまサポート業務をキチンとした組織、キチンとした施設でキチンとやろうということで、開設されました。当時は、弥生に限らず、通常のオフィスの一画でこじんまりと電話を受けるというのが一般的で、まだコールセンター(弥生ではカスタマーセンターと読んでいますが)という用語自体が珍しい時代でした。

それから実に19年。当時はピカピカだった建物も、運営会社の破たんや大阪府庁の移転計画と計画見直しなどの紆余曲折や、それに連動しての周辺の飲食施設の目に見えての減少もあり、決して居心地がいいとは言えなくなりました。また、弥生の業容が拡大する中で、席数の不足も問題になりつつありました。ここ9年間は札幌カスタマーセンターの開設とその増床によって、お問合せ対応能力を図ってきましたが、札幌が420席まで拡大する中で、大阪と札幌の対応能力のバランスを図るためにも、今度は大阪で増床を行うべきという判断となりました。

大阪新オフィスの準備は着々と進んでおり、今月下旬には内覧会も開催される予定です。一方で、現大阪CC/大阪支店を去ることに対して、感傷的な気持ちがないと言えば嘘になります。社員の中には現大阪CCで19年近く勤め続けてきた方もいますし、私自身も弥生の社長になってから現在までの8年間、月に1〜2回のペースで通ってきました。

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金曜日に退出する際には、心の中で、「これまでお世話になりました」とつぶやきながら、オフィスの様子をしっかりと目に焼き付けてきました。一方で、同時に移転となる大阪支店は社長になってから自分が移転を決めた初めてのオフィスということで、こちらはこちらで想い入れがあるのですが、このままいくと引越前に行ける機会はなさそうで、少々心残りです。

とはいえ、器は変わるものの、働いている人が変わるわけではありません。おそらく新オフィスにもすぐ慣れて、ずっと前から新オフィスだったように感じるのではないかと思います。大阪新オフィスのオープンまで1ヶ月弱。とても楽しみです。
posted by 岡本浩一郎 at 13:34 | TrackBack(0) | 弥生

2016年04月08日

新卒一括採用の是非

前回は、批判の声も聞こえる日本の新卒採用制度について、一定の合理性があると書きました。私は日本の新卒採用制度は、一定の条件の下でですが、いい制度だと思っています。

米国やヨーロッパ(国による違いはありますが、ここでは全体的な傾向としてお話しすると)の採用は即戦力志向。これは中途採用(転職)はもちろん、新卒についても同様です。新卒の場合、大学での成績に加え、インターンの経験などが重視されますが、これは専門職としてすぐに使い物になるかどうか、が重要な判断ポイントだからです。結果的に、最初の就職のハードルは日本とは比較にならないぐらい高い傾向にあります。むろん誰が見ても優秀な学生が就職に困ることはありませんが、平均的な学生にとっては即戦力として認められるというのは高いハードルです。他にも色々と要因がありますが、欧米で若年層ほど失業率が高いのは、採用する側の即戦力志向も一つの要因になっています。

これに対して、日本の新卒採用はポテンシャル重視。弥生でもお話ししていますし、同じような考えの会社も多いと思うのですが、即戦力として一年目からバリバリと結果を出すことは求めていません。一年目はまず着実に学ぶことが大事。焦ることはないよ、と。

つまり新卒の就職の難易度という意味では、日本の方が圧倒的にハードルが低いのです。実際、昨年3月に卒業した大学生の(昨年)4月1日時点での就職率は96.7%。9割以上の人が、卒業と同時に就職することができています。必ずしも希望通りの就職ではないにしても、とりあえず働くという入り口に立つことはできています。2年前に採用試験に受験料を徴収するとして話題になったドワンゴの川上会長(現カドカワ代表取締役社長)も言われている通り、新卒採用は「『新卒一括採用』というしくみは日本全体の大規模なインターンのようなもの」。まず入り口に立てる、チャンスを与えると意味で、本来は学生にとっては有利な仕組みのはずです。

ただし、新卒一括採用が唯一のチャンス、すなわち、新卒一括採用を逃してしまうと、入り口が一切閉じられてしまうとなってしまっては、途端にデメリットが大きくなります。海外留学で卒業のタイミングが異なる、大学を出てから就職する前にやっておきたいことがある、そういったケースでも入社のチャンスは与えられるべき。あるいは、一旦入社したものの、自分の目指す方向と会社の方向性が異なることがわかった、もう一度やり直したいというケースもあるでしょう。

弥生では、世間と同様のスケジュールで新卒の採用を行っていますが、弥生への入り口はそれだけではありません。他の会社で一定の経験を積んだ上で、さらなる活躍の場を求めての中途入社ももちろんあり。これまでのところ、新卒採用よりも中途採用の方が数が多いのが実態です。新卒入社で1〜2年程度経験は積んだものの、会社の方向性を踏まえ、別の道を選択する、いわゆる第二新卒もあり。これは実績としてはないのですが、留学などの理由で通常とは異なるスケジュールでの選考/入社となる新卒採用もありです。

小さいことですが、ある意味似た話として、就職活動時のいわゆる就活スタイル(就活スーツ)もそれはそれであり。とりあえず一着あればokですとか、一日に複数件まわれるというメリットはあるのでしょうから。一方で、いわゆる就活スタイルでないからダメということは一切ありません。もちろん、ビジネスの場としての清潔感は必要ですが、自分らしいスタイルはプラスになることはあっても、マイナスになることはありません。

大事なのは選択肢を提供すること。会社のビジョンに共感し、同じ方向に向かって歩むことは必要ですが、様々なバックグラウンドを持った多様な方が入社し、そして活躍できる場でありたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 21:43 | TrackBack(0) | 弥生

2016年04月05日

弥生へようこそ! 2016

タイミング的にどうしてもApril Foolネタと被ってしまい、結果的にご紹介が遅くなってしまうのが少々申し訳ないのですが、今年も4月1日(金)に、フレッシュな新卒社員が入社しました。今年の新卒新入社員は5名。2年前までは、ずっと4名(開発2名、マーケ2名)の採用が続いてきましたが、昨年は6名、そして今年は5名となりました。

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今年は男性が2名、女性が3名。男性2名がマーケティング本部、女性3名が開発本部です。これは本人の志望を踏まえ、結果的にそうなったというだけで、男性は問答無用でマーケティング本部という訳ではありません。男女×本部がうまくミックスされるのがいいようにも思いますが、これまでもお話ししてきているように、弥生では良い意味で男女の区別をしていません。あくまでも採用したい人で決定していますので、結果的に偏ることもありますし、それは結果オーライ(今どき聞かない表現ですね、苦笑)だと考えています。

今年入社した皆さんは採用スケジュールが大きく変わる中での就職活動となり、本当に大変だったろうなと思います。採用スケジュールの変更は、会社側にもかなりの混乱をもたらしましたが、それ以上にこれまでの経験則が通用しない中での活動を強いられた学生の皆さんの負担は相当だったようです。幸いにして、就職市場自体は上向き(求人が多い)だけに、最終的には高い内定率になったようです。そんな中で弥生を選び、そして無事に入社してくれたことには感謝しています。

一方で、来年に向けての採用スケジュールはまたまた変わるとのこと。弥生でも既に会社説明会を実施しています。弥生の採用情報ページもリニューアルされていますし、また今年は人事ブログも頑張ってまめに更新しているようですので、是非一度チェックしてみて下さい。しかし、毎年変わるスケジュールに合わせなければいけない学生も会社も大変です…。

そもそもこれだけ横並びに就職活動をしなければならないのか、については疑問ですね。むろんその方が学生にとっても会社にとっても効率がいいのは確かですし、全面否定する気はありません(一定の合理性はあると思っています)。ただ、もう少し自由や柔軟性があっても良いのではないでしょうか。あえて皆と同じ時期や格好では行動しない、それでも同じようなチャンスが与えられるべきだと思いますし、弥生としてはチャンスを与えたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 21:40 | TrackBack(0) | 弥生

2016年04月01日

新製品発売のお知らせ (April Fool!)

売上実績No.1の業務ソフトウェア「弥生シリーズ」を提供する弥生株式会社(本社: 東京都千代田区、代表者: 岡本 浩一郎、以下 弥生)は、本日4月1日、新製品として「どんぶり会計 XP」の発売を開始致しました。

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弥生が提供する「弥生会計」は、1987年の発売開始以来、30年近い歴史を有し、日本で最も多く利用されている会計ソフトです。また、弥生は2014年よりクラウド事業を本格展開しています。現在では、「弥生会計 オンライン」、「やよいの青色申告 オンライン」、「やよいの白色申告 オンライン」といった各種クラウド会計ソフトを提供しており、個人事業主の利用シェアNo.1を誇っています。

弥生はNo.1メーカーとして、より多くの事業者に会計ソフトをご活用頂き、市場を拡大する責務があると考えています。昨年来より市場調査を実施し、未だ会計ソフトを利用されていない事業者のニーズを調査したところ、「既存の会計ソフトは数字に細かすぎる」「もっとテキトーに利用できる会計ソフトが欲しい」といった声が一定数存在することがわかりました。

こういったニーズを踏まえ、弥生では、「ざくっと、アバウト、テキトー」をキャッチフレーズに、新製品「どんぶり会計 XP」を開発し、この度発売を開始致しました。

どんぶり会計 XPは、テキトーな会計を実現するために、売上に関しては1,000円未満切り捨て、経費に関しては1,000円未満切り上げで管理致します。また、どんぶり会計 XPにはファンクションキー【F8】一つで二つの帳簿を切り替える機能を有しています。どんぶり会計 XPは、弥生のアジア進出のための戦略製品としても位置付けられており、アジアの一部市場においては、二重帳簿が必須機能であるとの市場調査を踏まえた機能です。

なお、どんぶり会計 XPは、動作環境としてWindows XPに限定しています。これはマイクロソフト社によるサポートが終了し、セキュリティリスクが懸念されるWindows XPを意図的に利用することによって、万が一裏帳簿が発覚した際に、ハッキングによって勝手に作成された帳簿であるとの言い訳を可能にするためです。

どんぶり会計 XPは本日より日本市場で発売を開始し、順次アジア各国での発売を予定しています。

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posted by 岡本浩一郎 at 15:45 | TrackBack(0) | 弥生