2017年02月08日

まずは領収書の整理から

前回もお話しした通り、いよいよ来週2/16(木)から確定申告が始まります。1月末に、私自身が「今年は例年より圧倒的に準備が進んでいません(泣)」と告白しましたが、さすがにマズイということで、今週に入って準備を始めました。

さっそく申告書を作成したいところですが、まず数字を固めないといけません。まずやるべきは書類の整理。私の場合、控除を受けるための領収書の整理から始めるようにしています。具体的には(私の場合には)、医療費控除を受けるための医療費の領収書。生命保険料控除を受けるための生命保険料控除証明書。地震保険料控除を受けるための、地震保険料控除証明書。そして、寄附金控除を受けるための寄附金の領収書。寄附金の領収書には、ふるさと納税の領収書も含まれます。

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個人事業主の場合には、もちろん事業上の(=経費の)領収書の整理も必要になります。ただ、どちらかといえば、控除用の領収書の整理から始めた方がいいかもしれません。というのは、控除のための領収書は申告時に提出しなければならないのに対し、経費の領収書は申告時に提出する必要はないためです。

誤解されていることも意外に多いのですが、事業所得の申告をする上で、帳簿や、その原始証憑である領収書を申告書と同時に提出する必要はありません。帳簿の集計結果を収支内訳書(白色申告の場合)、青色申告決算書(青色申告の場合)に記入して提出はしますが、帳簿自体は提出する必要はありません。念のためですが、だからといって帳簿付けが要らない、あるいは領収書の保管が必要ないということではありません。これらは一定年数の保存が義務付けられており、また仮に税務調査が入った場合には、帳簿を提示できる必要がありますし、当然、帳簿の元となった領収書も提示できる必要があります。

これに対し、控除に必要な領収書は原則として、申告書に添付して提出する必要があります(ちなみにe-Taxで電子申告した場合は、添付が不要になりますが、その場合は5年間手元で保管が必要になるので、どちらがいいかは微妙です)。そういった意味で、あくまでもどちらかと言えば、ですが、まずは申告期限までに確実に提出が必要になる控除のための領収書からスタートするとよいのではないかと考えています。

ということで、領収書の整理をしていたところ、昨年の5月に、熊本地震の義援金として熊本県に寄附をした分の領収書が行方不明になっていることが判明。例年は年末にかけて様々な寄附を行うようにしており、寄附金の領収書を受け取ってから確定申告までの期間が短いのですが、これは昨年の5月。どこにしまったのか、全く記憶にありません。不幸中の幸いでまだ時間はあるので、今週末にでも大捜索を行いたいと思います(苦笑)。
posted by 岡本浩一郎 at 22:35 | TrackBack(0) | 税金・法令