2017年05月15日

Class of '97

今年のゴールデンウィークは個人的に大きなイベントがあり、特別なお休みになりました。そのイベントとは、ビジネススクール(UCLA Anderson School of Management)の卒業20周年の同窓会(Reunion)。通常の週であれば、私一人でサッと行ってサッと帰ってくるところですが、ちょうどゴールデンウィークと重なったため、家族でのロサンゼルス行きとなりました。娘にとっては初めてのロサンゼルス。

ゴールデンウィーク後半開始のタイミングでロサンゼルスへ。今回は家族旅行ということで最初の二日間はディズニーランド(Disneyland ParkDisney California Adventure Parkに一日ずつ)。アメリカでは普通のウィークデーということでそれほど混んでおらず、二日間たっぷりと遊ぶことができました。父親としての株が少しは上がったかも。

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その後は同窓会の会場であるSanta Monicaに移動。同窓会当日はTour de Strandというイベント(?)で、朝から会場を移しつつ徐々に人が集まってきます。私は途中で一旦離脱して母校にも寄りました。芝生が綺麗な素晴しいキャンパス。娘には普段はあまり物を買い与えないように注意していますが、UCLAグッズだけは気前よく購入。娘が将来UCLAに行きたいとなったら、狙いは的中です(父親としては正直心配の方が多いとも思いますが)。

私がここにやってきたのが22年前。ちょうどビジネススクールの建物が建て替わったばかりで、まさにピカピカでした。全教室にプロジェクターが設置されており、全座席に有線LANのポートが用意されているというのは当時としては最先端の環境。22年も経つとそれなりに劣化しているかな、と心配していたのですが、実際にはとてもキレイなまま。5年前に建て替わったと言われても信じられるレベルです(今はもう有線LANを使うことはないと思いますが)。

夜はいよいよ同窓会ディナー。同窓会自体は毎年この時期に開催されていますが、5年ごとに正式なディナーパーティーとして開催されます。自分の学年(Class of '97という言い方をします)で今回集まったのは70名前後。在学時の母数が300名なので、参加率がとても高い訳ではないのですが、卒業生はアメリカ中はもとより全世界に散らばっていることを考えるとまずまずの参加率です。

卒業から20年。学んだことをどこまで覚えているかというと微妙です。そもそもビジネススクールで学ぶことは、一般論が中心ですから、自分の専門性を高めることにはそれほど寄与していません。ビジネススクールに行けば将来的な輝かしいキャリアが必ず約束される訳ではありません。ビジネススクールで得られるのは、自分の「引き出し」。どんな課題に直面しても、まずどこからどのように進めるべきか、取っ掛かりを得ることができる。それをどう活かすかは本人次第です。

そういった意味で周りの人にビジネススクールに行くべきかと聞かれてもなかなか曖昧な答えしかできません。それは本人次第だよと。ましてやかつてと比べて学費も生活費も高騰しており(学費で言えば私が行った頃は年間$20,000でしたが、今は$60,000近いそうです、これでも米国のビジネススクールとしては気持ち安めのはず)、一方では日本でも起業などのチャンスも増えている中で、本当にそれがベストな選択かどうかは本人次第。

ただ一つ言えるのは、今回参加できた人もそうでなかった人も含め、何があっても仲間と呼べる大事な存在を得られたということ。むろんビジネス上のメリットも大きい(今回ALTという新事業を立ち上げることができたのも、クラスメートを通じて色々な接点が得られたことが直接的に影響しています)のですが、それ以上に、苦楽を共にした仲間はビジネス上のつながりがあろうがなかろうがとても大事な存在。私は前回の参加が5年目の同窓会でしたから、多くのクラスメートとは15年振り。中には卒業以来というクラスメートも。それでも話して10秒で一緒に昔に瞬間移動することができ、また、その後のそれぞれの人生を自分事のように喜び合えるというのは本当に素晴らしいことだと改めて感じることができました。

夜も更ける頃には、来年も集まろうよ、という声が。私の場合、さすがに毎年は難しいですが、次回のビッグ・イベントとなる25周年にはぜひまた参加したいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 23:42 | TrackBack(0) | パーソナル