2017年12月28日

初の売上

12/7に営業を開始したアルトア開始当日こそお申込みゼロ件だったものの、翌日以降順調にお申込みを頂いています。翌週には初の実行(お客さまに融資金が着金し、融資契約が成立)も行いました。

立ち上げたばかりということで、アクセルは踏んでいない状態ですが、まずまずのペースで進捗しています。

初の実行ということで何よりも嬉しいのが、アルトアとして初の売上が立ったということ。もちろん、実際に売上として入金するのは、融資の翌月、返済が始まってからということになりますが、会計上は発生基準で、実行のタイミングから売上が立ち始めます(アルトアの金利計算は実行日を含めない片端計算なので、厳密に言えば、実行日の翌日からということになります)。

アルトアは今年の2月に立上げて以降、2回の増資によって資本金/資本準備金で14億8,000万円にまでなっていますので、支出先行でも先行きが危ぶまれることは全くありません(ご安心ください)。ただ、4月に本格的にアルトアとしての開業準備作業を進めてからこのかた、一切売上が立つことなく、一方で費用は着実に発生し、既に1億円以上の費用先行となっているのは、計画通りと言えども、精神的に決して楽ではありません(苦笑)。

今回売上が立ち始めたとは言え、まだまだ少額であり、まだ当面は費用先行が続きます。それでも、事業として、まずは着実に売上が立ち始めるというのはとても重要な通過点です。通過点ではありますが、一つの大きなマイルストーンを達成できたことにホッとしています

思えば刺激に満ちた良い一年でした。来年ももっとワクワクする一年にしていきたいと思います。皆さま、良いお年をお迎えください。

PS. 弥生の年内の営業は本日で終了しましたが、アルトアについては、金融機関(等)ということで、年末ギリギリ12/29(金)までの営業となります。
posted by 岡本浩一郎 at 18:46 | TrackBack(0) | アルトア

2017年12月25日

予定通り辞めます

久し振りに釣りっぽいタイトルですが、私が辞めるという話ではないのでご安心を(笑)。本年1月に本ブログでお話ししたように、この年末年始での年賀状の送付を原則として辞めます。正確に言えば、

1) 会社として弥生株式会社の年賀状を送付するもの
2) 私個人として個人の交友関係の中で個人の年賀状を送付するもの

についてはこれまで通りなのですが、3)私個人として弥生株式会社の年賀状を送付するもの、について廃止させて頂きます。

1月にも書いた通りですが、そもそもコミュニケーションのあり方が変わっていること、また、年間でも特に忙しい12月において、年賀状の準備に時間を使うのではなく、お客さまにより良い価値を提供することに時間を割くべきと判断しました。変わることの重要性を説きながら、惰性で続けるというのも私らしくないとも思いました。

率直な感想ですが、やるという判断よりも、辞めるという判断の方が難しいですね。ただ今月を振り返ってみると、辞めるという判断をして本当に良かったと思っています。この12月は12月7日にアルトアが営業開始したこともあり、例年以上にバタバタしましたが、年賀状の準備が不要になった分、何とか乗りきることができました。年賀状の準備に例年通りの時間をかけていたら大変なことになっていたと思います。

もっとも年賀状を廃止したことによって、コミュニケーションが薄れてはならないと思っています。仕事のネットワークという意味ではFacebookを一番アクティブに活用していますので、まだつながっていない方は是非Facebookでつながって頂ければと思います(それなりの数の友達リクエストを頂くので、メッセージと共にリクエストして頂けると確実です)。

また、そもそも君とは個人としての交友関係だろう、という方は是非住所をお教えくださいませ。昔から個人としての年賀状は続けていますが、時間の経過の中で住所がわからなくなってしまった友人も結構いらっしゃいます。

そして何よりも来年は対面でお会いする機会をもっと増やしていきたいと思います。前回、今年はアルトアの立上げもあり、「引き籠った(?)」と書きましたが、来年はどんどんと外に出て多くの方とお会いしたいと思っています。こちらからもお声がけはさせて頂きますが、こっちに来て、というリクエストもできる限り積極的にお応えしますので、是非お声がけください。
posted by 岡本浩一郎 at 17:27 | TrackBack(0) | 弥生

2017年12月21日

引き籠った(?)一年

12月もバタバタしているうちに、あっという間に下旬です。先週金曜日で年内の出張は終了。今月は忘年会も兼ねて、第一週が大阪、第二週が札幌、第三週が名古屋と出張が多い月でした。

何年かぶりに年間の出張回数を数えてみたのですが、今年の出張回数は31回、宿泊は19泊でした。毎年数えてはいないのですが、(弥生での)これまでの最高記録は2014年の出張回数が46回、宿泊が40泊ではないかと思います。これと比較すると、出張回数は2/3、宿泊に至っては半分以下。宿泊のうち、5泊は海外出張に伴うものなので、国内での宿泊を伴う出張という意味ではさらに減っています。

もっとも2011年/2012年あたりは年間30回弱だったので、通常のペースに戻ったといえるのかもしれません。

回数はともかく、宿泊が減った最大の要因はアルトア。アルトアの立上げにかなりの時間を割いていたため、なかなか東京を離れられなかったというのが今回の数字に如実に表れています。例年、出張が増えるのは、6月と10月〜11月のPAPカンファレンスを開催する時期なのですが、今年は10月は出張が3回に対し宿泊はゼロ泊、11月は出張が5回に対し宿泊は1泊。見事なまでに日帰りの連続でした。例年であれば、出張する機会が少ない福岡や広島は必ず宿泊する(& 現地の食を堪能する、笑)のですが、今年は残念ながら両方とも日帰り。

この状況ですから、各拠点から、最近は岡本さんが来ない、付き合いが悪いと言われているような、いないような。あまり煩いことを言われなくてよい、とホッとしている方も多いような気もしますが(笑)。お蔭さまでアルトアも無事に立ち上がりましたので、来年はもう少し外に出るように意識したいですね。
posted by 岡本浩一郎 at 19:43 | TrackBack(0) | 弥生

2017年12月19日

二回目のNHK

アルトアが営業を開始してから約10日間。お申込み殺到とはいきませんが、少しずつお申込みを頂いており、先週には、初の融資実行に至りました。アルトアのオペレーションは、AI(人工知能)による審査も含め、基本的にシステムによって全自動で動くようになっています。ただ当初に関しては、念のために人による確認の手続きを随所に入れており、慎重に立上げを図っています。現時点ではお申込みが殺到しても対応が難しいため、毎日数件ずつお申込みを頂くのが、ちょうど程よいペースです。

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さて、アルトアの営業開始にあたって、同日に記者発表会を開催しました。この際、NHKの取材カメラが入っていたのですが、先週土曜日に「会計ソフト活用し中小企業に融資 新たな金融サービス広がる」というニュースとして報道されました。このニュースはこちらから動画でご覧頂けます(2018/1/9追記: 残念ながらリンク切れしてしまいました)

約1分間、結構丁寧に報道頂いています。こんなに手厚く報道して頂いていいの、と思ってしまうほどですが、中小企業向けの新たなサービス、AIを活用というあたりが、ニュースバリューがあると判断頂いたのでしょうね。先週本ブログでご紹介したプロモーション・ビデオもかなりの長さで紹介頂いています(Dさん、LWさん、やったね!)。

私もかなりの長さで登場していますが、プレゼンテーションの一部を切り出されると、手の動きが若干謎ですね(苦笑)。

残念ながら私はTV放送を直接見れなかったのですが、土曜日のお昼11時半ごろと夜21時前の2回放送されたようです。実は私がNHKに登場したのは二回目。2015年初に神田明神への初詣を取材されたのが、全国放送デビューで、今回が約三年ぶり二回目のNHK登場ということになります。前回はどこの誰だかわからない状態でしたが、今回はしっかりアルトアの看板を背負っての登場。だいぶ出世しました(笑)。そういえば、記者発表会の前日にチーム・アルトアの皆で神田明神にお参りしましたので、これも神田明神のご利益かもしれません。

今回もNHKで見ました、という声を多く頂きました。やはりNHKの伝播力はすごいと実感します。
posted by 岡本浩一郎 at 15:34 | TrackBack(0) | アルトア

2017年12月15日

建て増しではなく、抜本的な対応を

昨日、与党の税制改正大綱が発表されました。内容としては概ね事前に報道されてきた通りで、大きなサプライズはありません。結果的には個人を軸に2,800億円の増税になるとのこと。衆院選では論点にならなかったのに、なぜいきなり増税が決まるのか、あるいは増税の負担が「取れるところ」に偏っている(いわゆる高所得者ということになりますが、実際に数字を見てみると、高所得者以上に狙い撃ちにされているのは喫煙者ですね)などの批判もあるようですが、ここではその観点でのコメントは差し控えます。

ただ、今回の大綱は、抜本的な対応(の第一歩)ではなく、建て増しに終わってしまっていることがとても残念です。今回の改正で、誰でもが控除を受けることができる基礎控除が10万円上がることになりますが、同時に、所得金額が2,400万円を超える人は減額、2,500万円を超える人はゼロというこれまでにない仕組みが導入されます。これは所得控除方式では、同じ控除額でも(実効税率が異なるので)所得が大きい人の方が控除による減税額が大きくなってしまう(要は逆進性がある)ことが問題とされたためです。

しかし、基礎控除の逆進性を問題とするのであれば、本来のあるべき姿は、所得を問わず同じ金額が控除される税額控除とすべきです(もっと言えば給付付き税額控除)。これに対し、今回の税制改正大綱は、税額控除方式のメリットを認めながらも、「現行の所得控除方式から変更した場合、負担の変動が急激なものとなりかねないことから」見送り、現行の所得控除方式の建て増しである「逓減・消失型の所得控除方式」を採用しています。

また、今回の大綱では、基礎控除が10万円上がるかわりに、給与所得控除が10万円下がることになっています。もっとも同時に、「子育てや介護に対して配慮する観点から」子育て世帯や介護世帯は「負担増が生じないよう措置を講ずる」としています。この趣旨自体には全く異論はないのですが、では子育て世帯のためにかつての政権で廃止された(年少)扶養控除を復活するのかと思いきや、「所得金額調整控除」という新しい控除が作り出されました。これも建て増し。

これで思い出すのが、住民税での調整控除ですね。これはかつて、税源移譲によって住民税の税率が10%に統一された際に、「所得税と市・県民税の人的控除額の差額に起因する負担増を調整するため」に導入されたものです。住民税は、納税者ではなく、地方自治体が計算して通知されるものだけに、この控除についてご存じない方が多いかと思いますが、この調整控除は数字の辻褄を合わせるためだけのものであり、必要以上に複雑な仕組みになっています。

いやいや、税金の計算が面倒臭くなると、会計ソフトメーカーや税理士には嬉しいんでしょ、と思われるかもしれません。そんなことはありません。事実として、事業面では確かに複雑な税制の方がプラスかもしれません。ただ、社会的コストを最小化するという意味で、税制は本来、可能な限りシンプルであるべきだと思っていますし、私がお付き合いさせて頂いている税理士の先生方も同じように考えています。

確かに、短期間で検討しなければならない、そして影響をでる人をできるだけ少なくするようにと考えると、今回のような「建て増し」にならざるを得ないことは理解できます。ただ、それを繰り返していけば、複雑怪奇で誰も理解できない税制になる一方です。誰も理解できない税制では自分が納めている税金が公平なものかどうか判断できなくなりますから、結果的に税制への不信感を高めることにつながります。少子高齢化の中で、ただでさえ負担を増やさざるを得ない日本で、それが本当に良いことだとは思えません。

丁寧に説明することが必要になったとしても、税制のあるべき姿をキチンと議論し、時間がかかったとしても、建て増しではなく、抜本的な対応を図っていくべきなのではないでしょうか。それこそが、税制への、ひいて言えば国への信頼を取り戻す正道だと思います。

色々と思うところをストレートに書いてしまいました(汗)。もちろん、今回の税制改正大綱が正式に法令化された暁には、弥生としてキチンと対応していきますので、ご安心ください。
posted by 岡本浩一郎 at 19:42 | TrackBack(0) | 税金・法令

2017年12月13日

額面通りには受け取れない

年末が近付き、今年も税制改正に関する報道が続いています。昨日は、日経で、「青色申告、電子なら控除10万円増 20年1月から」という報道がありました。「政府・与党は2020年1月から、自営業者や個人事業主が紙ではなく電子申告を利用した場合に、控除の金額を10万円増やすと決めた。会社員にとっての給与所得控除にあたる「青色申告特別控除」を対象にする」とのこと。

おっ、これはいいニュースと思ったのですが、よく読んでみると、額面通りには受け取れない話でした。

現在取りまとめが進められている与党の与党税制改正大綱では、2020年1月から、基礎控除を10万円引き上げ、48万円にするということが固まっています。基礎控除は基本的に誰にでも適用になりますから、これは原則的にすべての人が減税対象となることになります。ただし、給与所得のある人向けの給与所得控除は一律10万円の引き下げになるため、結果的に給与所得のある人はプラスマイナスなしということになります。逆にいえば、給与所得控除のない、フリーランス等の事業所得者は基礎控除10万円増になる減税効果だけが効くことになります。

しかし、実はここからが落とし穴なのですが、事業所得者のうち、青色申告をする人に適用される青色申告特別控除が10万円減額されるとのこと。つまり、青色申告特別控除も合わせて考えると実はプラスマイナスがなくなるということです。ただし、冒頭の報道の通り、電子申告をすれば控除額が10万円上乗せされるため、ここまでを合算すれば、再び控除額10万円増(=減税)になるということです。

つまりは、事業所得者は控除額10万円増によって減税になりうるが、それを実際に享受できるのは、青色申告で電子申告をした人のみ、ということになるようです。電子申告自体は、社会的コストを低減する上では有効な手段ですから、電子申告を推進すること自体には全く異論はないのですが、電子申告をしなければ減税を受けられないというやり方には、あまり賛成できません。

このやり方の矛盾が出るのは、白色申告との比較ですね。白色申告はもともと特別控除がありませんから、青色申告特別控除のように10万円減額することができません。つまり基礎控除の増額だけが効くことになり、白色申告の場合は、電子申告をしようが、しまいが、減税になるからです。つまり、国として推進しようとしている青色申告の人にのみ、電子申告でなければ減税にならないというペナルティを与えることになるわけです。(なお、現時点で明らかになっていることからの推測ですので、実際には白色申告にも何らかの調整が入るかもしれません。)

電子申告を推進すること自体に異論はないものの、正直使い勝手がいいと言えないのが現実。そういった中で、今回の施策のポイントは電子申告の使い勝手がどこまで改善されるか、ですね。実はこの増減税が実施される一年前(2019年1月)から、e-Taxの利用が簡便化されることになっており、これによって使い勝手が改善されることが期待されます。

この簡便化の方式としては、大きく分けて1)マイナンバーカードを利用する方式と、2)税務署で本人確認の上、ID/パスワードを取得する方式があります。現状のマイナンバーカードの普及状況を考えると、実際問題としてどこまで簡便になるのか不安はありますが、マイナンバーカードを必要としない方式2)も合わせ、これならe-Taxがいいね、となるか、期待したいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 19:44 | TrackBack(0) | 税金・法令

2017年12月11日

じっくりと、少しずつ

先週木曜日に営業を開始したアルトア。初のお申込みが入るのがいつか、ワクワクしながらお待ちしていたのですが、初日はウェブに来て頂く方はあれども、お申込みには至らず。残念ですが、その分心置きなく打上げ(第一弾)を開催することができました。

金曜日には初のお申込みを頂戴し、少しづつですが動き始めています。ビジネスを立ち上げた側からすると、すぐに結果を期待してしまいますが、先週の木曜日にプレス発表を行ったばかりで、そもそもまだ存在が知られていないこと、また、融資というビジネスの特性上、知ったからといってすぐに利用につながる訳でもない(資金ニーズがあるタイミングでなければ利用につながらない)ことを踏まえると、当面はじっくりと、少しずつでも実績を積み重ねるしかないと考えています。

焦りを感じないと言えば嘘になりますが、まずはサービスを認知頂き、そのメリットをご理解頂くところから着実に進めていきたいと思います。


これから年末に向けて、年末商戦が盛り上がる中で、一時的に資金繰りが厳しくなることもあるかもしれません。そういった際に、気軽に、なおかつこれまでにない利便性でご活用頂けるのがアルトアです。利便性に関しては、今後じっくりとお話ししたいと思いますが、こちらのビデオで、まずはざっと理解して頂けるかと思います。わずか1分半のビデオですが、1分半の短い時間の中でアルトアの利便性をどう伝えるか、何十時間もの試行錯誤と担当者(特にDさん)の想いのこもった作品です。
posted by 岡本浩一郎 at 19:20 | TrackBack(0) | アルトア

2017年12月07日

アルトア、スタート!

本日、12月7日(大安!)に、アルトアは営業を開始しました。

アルトアは、これまでにない利便性で、事業者向けに少額・短期の融資を提供します。アルトアでの手続きは、融資のお申込みからご契約まで、基本的にオンラインで完結します(ただし、法令で求められる本人確認のために、郵送での手続きが発生する部分があります)。

融資の手続きのために、書類を用意する必要はありませんし、保証人や担保も不要です。では、何をもって融資の判断を行うのか。それは、お客さまに利用いただいている弥生会計のデータです。

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アルトアのここがすごい、と、もっともっと語りたいところですが、次回以降じっくりと、熱く語っていきたいと思います。是非、アルトアのサイトもチェックしてみてください。

融資を、もっとシンプルに、軽やかに。アルトアは、融資のあり方を変えていきます。
posted by 岡本浩一郎 at 18:29 | TrackBack(0) | アルトア

2017年12月06日

チーム・アルトア

いよいよ準備が整ったということで、今日は夕方にチーム・アルトアの皆と神田明神に参拝に行ってきました。弥生/アルトアオフィスから歩いて10分以内ですから気軽なものです。以前からこのタイミングで参拝しようと言っていたものの、当日まですっかり忘れていたため、皆の格好がかなりカジュアルなのはご愛敬ということで。超絶的に混んでいる年始と異なり、昇殿してのご祈祷は我々だけということで、じっくりしっかりと商売繁盛と社運隆昌をご祈祷頂くことができました。

ご祈祷頂いた後は皆で記念撮影。皆、いい顔をしていますね。

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一年前にはまだまだチームと言えるような状況ではありませんでした。ごくごく少人数で、まずは、新事業として立ち上げられるように奮闘している状況。そのハードルを越えて、2月にはようやく会社を立上げ、4月からチームとして本格的に活動を開始しました。

今回、アルトアを立ち上げることがなければ、おそらく会うこともなかったみんな。センチメンタルな表現ですが、このチームはご縁で結ばれた奇跡のチームです。色々と苦労もありました(かけました)が、ここまで一緒にやってこれて、本当に良かったと思いますし、チームの皆に本当に感謝しています。また、チーム・アルトアがここまでこれたのも、弥生の皆の陰に日向にのサポートがあってこそ。チーム弥生の皆にも本当に感謝しています。

ただ、言うまでもありませんが、本番はこれから。お客さまに喜んでいただけないようであれば、何を作っても、所詮自己満足です。チーム・アルトア(とチーム弥生)の力を合わせて、お客さまに「あるとあんしん」を実感して頂けるようにしたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 21:58 | TrackBack(0) | アルトア

2017年12月05日

SSID隠してますか?

先週から12月ということで、いよいよ忘年会シーズン。早速金曜日/土曜日と忘年会が続いた分、日曜日はのんびりと過ごしました。のんびりと言いつつ、溜めていた仕事を片付けることに。

それは、自宅のWiFi(無線LAN)環境の入れ替え。先日、WiFiの暗号化プロトコルであるWPA2に脆弱性があるということがニュースになりました。この脆弱性は、基本的にクライアント(端末)側に存在するため、WiFiルーター側での対応は必須ではありません。ただ、このタイミングで使用しているWiFiルーターを確認してみたところ、既にメンテナンス期間が終了しており、今後他の問題が発生してもファームウェアの更新が提供されない模様。それはまずい、ということで、何年かぶりにWiFiルーターを入れ替えることとしました(本来はもっと早く入れ替えておけ、という話です)。

WiFiルーターを入れ替えて、設定を一からやり直していたのですが、迷ったのがSSIDを隠すか、隠さないか。SSIDというのは、アクセスポイントの名称。自分の周囲にあるWiFiアクセスポイントを探すときに一覧で出てくる名称のことです。その名の通り、SSIDを隠すと一覧に表示されないため、その名前を知っている人しか接続できない、だからSSIDは隠すべき、というのがWiFiが普及し始めた頃の常識(?)。

ただ、ここしばらくは、むしろSSIDを隠すべきではない、なぜならば隠すことによってむしろリスクを高めるから、という説もあり、どちらが正しいのだろうと思っていました。

確かにSSIDを隠すことは本質的なセキュリティ向上策にはなりません。簡単には見えなくても、専用のツールを使えばSSIDは見えてしまいます(技術的に言えば、アクセスポイントからのブロードキャストはされなくても、クライアントからの自分の周りにはこのSSIDがいますか、というプローブ要求を見ることが可能)。ただ、気軽に人のアクセスポイントを利用しようとするのを防ぐには一定の効果があるような気がします。

今回調べてみたところ、私の結論としては、隠した方がリスクが上がる、すなわち隠すべきではないという判断になりました。詳細はこちら(誤解8)を見て頂きたいのですが、クライアントが隠されたSSIDに接続しようとする際には、先ほどお話しした、自分の周りにはこのSSIDがいますか、というプローブ要求をひたすらバラまいているのだそうです。となると、自宅だけでなく、オフィスや外出先でも、本来隠していたい自宅のSSIDの情報を暗号化された認証情報と共にバラまいていた、ということになります。認証情報はもちろん暗号化されているので、ただちに危険が生ずるわけではありませんが、一定の時間をかければ、暗号を解読することも不可能ではありません。

つまり、私は過去の常識に囚われて、セキュリティを高めるどころか、むしろ弱めていたということになります。私と同様に過去の常識に囚われている方もいらっしゃるかもしれないので、ご参考までに。

しかし、ITの世界では物事がどんどん変わるのは当たり前ですが、常識も変わっていっているわけです。キチンと継続的に情報収集をしないと、と思わされた一件でした。
posted by 岡本浩一郎 at 20:42 | TrackBack(0) | テクノロジー