2018年01月31日

サブちゃんの行方

日経でも報道されていましたので、正式な情報だと思うのですが、この春に、あの「サザエさん」のスポンサーが変わるとのこと。サザエさんと言えば、東芝ですが、経営再建のために、スポンサーを降板することが、昨年の秋に発表されていました。今回、新たなスポンサーが報道された訳ですが、それがなんとAmazon(アマゾンジャパン)西松屋チェーン、そして大和ハウス工業とのこと。

なかでも、Amazonは、ここ20年近く、日本の消費生活を大きく変えてきた(そしてこれからも変えるであろう)存在。東芝は、昭和において日本の消費生活を大きく変えてきた存在ですから、ある意味時代にあったスポンサー交代のようにも思えますが、一方で、頑ななまでに昭和の生活を維持しているサザエさん一家の生活にどんな変化があるのか、とても心配です。残念ながら、最近はサザエさんは見ていないのですが、黒電話やブラウン管TVはまだ健在なのでしょうか。その黒電話がスマホになったり、ブラウン管TVが有機EL TVになったりするのでしょうか。もっと進んで、Amazon Fire TVで映画を見たり、Amazon Echoで音楽を聴いたり?

個人的に一番心配なのは、サブちゃんの行く末です。サブちゃんって誰だっけという方はこちらをご覧ください。そう、三河屋さんの御用聞きですね。

私は、たまに大学などで会計に関する講義をすることがあるのですが、その際に未払金の概念を説明するときに登場するのが、サブちゃんなのです。

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「皆さん、サザエさんのサブちゃんは知っていますよね。サブちゃんは、勝手口からビールを配達しますが、あの時に代金を受け取っていません。あれは、『つけ』といって、後で一ヶ月分をまとめて、おそらくフネさんが払っているんですよ。」「『つけ』は、会計の用語では、未払金と言います。」

そもそも最近は「つけ」という用語すら知らない人がほとんど。そういった中で、未払金を理解してもらうためにはとても重宝する存在なのです(なお、この話は、皆さんが気軽に使っているかもしれないクレジットカードも未払金なんですよ、使い方には注意しましょう、と続きます)。

サブちゃんの代わりに、Amazonの配達(Amazon Fresh?)が来るようになるのか、はたまたサブちゃんがAmazonに華麗な転職を果たすのか、先行きを注目したいと思います。あくまでもスポンサーなので、内容に影響を及ぼすことはないとは思いますが、映画の世界では、スポンサーの商品を映画に登場させる「プロダクトプレイスメント」が普通に行われる時代なので、どうなんでしょうね。

それにしても、スポンサーの交代が新聞記事になるとは、改めてサザエさんはお化け番組だな、と思います。サザエさんもいつまでも時代の変化を免れることはできないと思いますが、自分の子どもが見る間は昔懐かしい昭和の時代をとどめてほしいな、というのが個人的想いです。
posted by 岡本浩一郎 at 20:05 | TrackBack(0) | ビジネス

2018年01月29日

復帰一周年

約25年振りにコーディングを再開しました」と本ブログで恐る恐る告白したのが、昨年の1月27日。先週末で丸一年ということになります。

つい先日も書きましたが、よし、また自分でコードを書こうと思い立ったのが、昨年の1月20日(金)。実はこのぐらいのタイミングからアルトアのプロジェクトが検討フェーズから立上げフェーズに入ろうとしていました(会社の登記が2月2日)。いざ立ち上げるのはいいけれど、開発をどうするか。弥生はやるべきことが山積みで、弥生のエンジニアを横取りするわけにもいきません。金曜日の夜に、悶々と考えていたのですが、そこで、だったら自分でやればいいじゃないか、と思い立ちました。誤解のないようにお話しすると、さすがに25年振りですから、本番のシステムまでやろうとは思いませんでしたが、こんな感じ、というプロトタイプだったら作れるのではないかと考えました。

翌日の1月21日(土)、週末ですが、豊吉さんにFacebookでこんなメッセージを送りました。「豊吉さん、週末にすいません。Rubyを勉強しようと思っているのですが、とりあえずここから始めろ、というお勧めの本はありませんか? 恥ずかしいので(笑)周りには黙っておいていただけると有難いです」。豊吉さんからすぐに返信をもらい、その日のうちに本屋に向かいました(Amazonで届くまでの時間が我慢できず、笑)。日曜日にはコードを書き始め、その(ささやかな)成果を本ブログで披露したのが1月27日(金)。我ながら思い立ったが吉日ですね。

その後は本ブログでもお話しした通り、道中で言語をPythonに切り替え、ちょこちょことコードを書いています。どれぐらい時間を使っているかというと、正直限定的です。社長業をはじめ、もろもろやるべきこともあり、とことんコードを書くことはできていません。コードを書くことは楽しい。特に思った通りに動いた瞬間は「最高」です。ただ、うまく動かない時はイライラしますし、バグを修正してちゃんと動くようになるまで、時間ばかりがかかります。復帰一年目ということで、腕前は全くですから、思い通りに動かない方が多い。そうなると成果は出ないまま、時間ばかり使ってしまいます。

やり切っている感は全くないのですが、こんな感じに作れるのではないか、というプロトタイプ構築はある程度できています。そういった意味で、当初願っていたほど時間は使えていませんが、当初想定していたことは最低限できています。

もちろん、その後エンジニアの採用が進んでおり、私のコードはあくまでもプロトタイプで、本番向けにはプロによって書き直されていますから、その点はご安心ください。

凝り性ですから、とことんコードにまみれてみたい気もしますが、それは老後の楽しみにとっておくとします(笑)。当面はこつこつと、できる範囲でコードを書き、私なりのやり方で、お客さまに価値を提供する努力を続けていきたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 17:35 | TrackBack(0) | アルトア

2018年01月24日

オリックスとDianrong

弥生の親会社であるオリックスは、本日1/24(水)に、中国の大手FinTech企業Dianrong(点融、ディエンロン)にUS$60M(約67億円)の投資を行ったことを発表しました

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Dianrongは、中国において、おカネを借りたい人と、おカネを貸したい人を結びつける融資仲介サービス、Pier-to-Pier (P2P) Lendingを提供しています。FinTechと言えば、米国のイメージがありますが、P2P Lendingを含めたAlternative Lendingの市場規模では、実は中国が世界最大。Dianrongは、その中国において、トップクラスのプレーヤーであり、特にテクノロジーに強いと言われている会社です。

私も昨年の半ばに上海のオフィスを訪問したのですが、非常に洗練されたテクノロジー基盤を構築しており、学ぶところが多々ありました。私自身は、ちょうどアルトアの立上げの真っ最中。DianrongはP2P Lending(融資の仲介)、アルトアはOnline Lending(アルトア自身が融資)、また、Dianrongは世界最大の市場でトップクラスのプレーヤー、アルトアは市場がまだほとんど存在しない日本において、まさに立ち上げている最中と、彼我の差は大きいものの、融資の在り方を変えたいという想いは共通であり、議論は大いに盛り上がりました。

Dianrongの創業者であるSoul(Soul Htite)は、P2P Lendingのパイオニアである米国Lending Clubの共同創業者でもあります。いわば、Alternative Lendingの創成期から携わってきた業界のリーダーの一人。もともとはOracleでエンジニアだったということもあり、やはりエンジニア出身の私から見るととても話しやすい存在です(と言っても仰ぎ見る存在ですが)。

アルトアは昨年末にようやく融資を開始することができましたが、Dianrongは猛烈なスピードで進化を続けており、彼我の差はなかなか縮まりません。今回、オリックスがDianrongの株主となったことから、今後も様々な形で議論する機会が増えるものと期待しています。世界の最新事例を吸収しつつ、日本の小規模事業に最適なサービスを提供していきたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 23:20 | TrackBack(0) | オリックスグループ

2018年01月22日

今年もそろそろ

今日は東京で本格的な降雪。お昼までは雪は降っても積もらない状態でしたが、帰宅が気になる頃にはかなり積もり始めてきました。私は仕事が片付いた17時過ぎにオフィスを出て帰ってきましたが、遅れつつ & 混んではいたものの、無事に横浜まで帰ってくることができました。皆今日は可能な限り早くに帰るようにとアナウンスしたこともあり、18時までにはほとんど帰宅したようです。それでも、帰宅に苦労しつつも、ちょっとワクワクしてしまうのは、雪ならではですね(雪国からすると何のワクワクもないのでしょうが、笑)。

さて、1月も後半ということで、いよいよ確定申告の時期が迫ってきました。今年の(所得税の)確定申告は、2月16日(金)から3月15日(木)までです。還付申告の場合には、この期間より前に申告を行うことができますので、既に準備万端の方もいらっしゃるかもしれませんね。還付でない場合でも、3月15日までは意外にあっという間ですから、そろそろ準備を始めたいところです。

弥生では、毎年、最新の法令に基づいた申告ができるよう、この時期に申告機能のバージョンアップを提供しています。先週末にはデスクトップ製品向けに、平成29年分(=今回の申告向け)の確定申告モジュールを提供を開始しました。まずは、やよいの青色申告 18ご利用の方向けの提供を行っていますが、間もなく、弥生会計 18ご利用の方向けの提供も順次行っていきます。なお、オンライン製品(やよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンライン)向けの平成29年分の確定申告機能については、少々遅くなって恐縮ですが、2月上旬の提供を予定しています。

今回の確定申告で新たに導入された制度が、セルフメディケーション税制。セルフメディケーション税制というのは、日頃から健康診断を受けるなど健康管理に取り組んでいる人が、特定の市販薬を購入して治療した際、その費用が控除対象になる制度です。対象の医薬品を年間1万2千円を超えて購入した際に制度の対象となり、最高で8万8千円の所得控除を受けることができます。

所得控除を受けられる(=所得税を下げることができる)という意味では、朗報なのですが、この制度は、従来からある医療費控除との排他適用になります。つまり両方を同時に享受することはできず、どちらかを選ぶ必要があります。また、セルフメディケーション税制については、日頃から健康診断を受けるなど健康管理に取り組んでいる必要があり、なおかつ取り組んでいることを証明しなければなりません。

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弥生では、所得税確定申告書の作成の際に、セルフメディケーション税制に対応していることはもちろん、弥生の法令改正情報サイトを通じて、セルフメディケーション税制とは何か、どういった薬が対象となるのか、医療費控除との関係は、本税制の適用を受けるために必要とされる健康管理の取り組みとは、といった情報も提供しています。

税金は社会を支えるために必要なものですが、一方で、無駄には払いたくないもの。制度が頻繁に変わる中でそれにキャッチアップすることは大変なことですが、弥生の製品/サービスを徹底的にご活用頂ければと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 20:56 | TrackBack(0) | 税金・法令

2018年01月18日

紺とグレー

1月も後半ということで、これが最後の新年ネタになるかと思います。新年には、賀詞交歓会や銀行での新年の挨拶など、いわゆる経営者が集まる場が多くなります。そういった場に参加するたびに、日本の経営者が、(年齢的に)シニアな男性で占められていることを実感します。色で言えば、紺とグレーでしょうか。

私がそういった場に参加するようになったのは、10年前に弥生の社長になってからです。当時、あまりの「紺とグレー」に驚いたことを鮮明に覚えています。その時代は、まだ身も心も若かったですから(相対的に、笑)。それから10年近く経ちましたが、「紺とグレー」は全く変わっていません。逆に私自身が「紺とグレー」の世界に染まってきたような…。

むろん年をとっていることが悪いこと、とは思いません。積み重ねた経験は間違いなく強みになるでしょう。私も10年前と比較して、経験値という意味では飛躍的に成長できたと自負しています。

一方で、変化の激しい時代においては、経験値だけでは勝てません。経験に縛られすぎれば、むしろマイナスに作用することもあるでしょう。特に弥生の場合はIT業界ですから、過去の成功体験を、あえて自ら捨てることも必要です。また、(何が伝統的なのかは曖昧ですが)伝統的価値観や、(表現が難しいですが)男性的価値感だけでは、通用しない世界になってきているとも感じます。

これは顰蹙を買うであろう発言であることは承知の上ですが、かつてないほど変化の激しい時代にあって、それを牽引する経営者が「紺とグレー」の集団のままで本当に良いのでしょうか。そう言っている自分が「紺とグレー」の世界に染まりつつあることを感じるだけに、焦りを感じる今日この頃です。
posted by 岡本浩一郎 at 21:22 | TrackBack(0) | ビジネス

2018年01月15日

白色申告4周年

Facebookをやっている方はご存知だと思いますが、「過去のこの日」という機能があります。これで気が付いたのですが、本ブログのこの投稿から4年(と1日)経ったことになります。

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そう、やよいの白色申告 オンラインのリリースから4年経ちました。やよいの白色申告 オンラインは、HTML5/Azureという現在の弥生のクラウドアーキテクチャの原型を築いたサービスであり、そのアーキテクチャはその後のやよいの青色申告 オンライン弥生会計 オンライン、さらには、やよいの給与明細 オンラインにも引き継がれています。昨年の9月には、Microsoft Partner of the Yearを受賞しましたが、その出発点がここにあります。

お客さまにご利用頂くという観点でも、特に2016年の12月の永年無償化以降、我々も驚くほどの勢いで新しいお客さまにご利用頂くことができています。やはり無償、しかも永年は引きが強いことを実感します(苦笑)。足元の売上貢献という意味では期待できないのですが、まずはやよいの白色申告 オンラインで帳簿をつけることに慣れて頂き、その次に青色申告にステップアップすることで、がっちりと節税して頂きたい(その際には、当然やよいの青色申告 オンラインをご利用頂きたい)という弥生の想いは、成果を生みつつあります。

個人的に嬉しいのは、4年前の写真に登場しているエンジニアが全員、今でも大活躍していることですね。当時は開発部長だったYさんは、取締役に、当時は弥生オンラインのPMだったHさんは、開発部長に。ただ、二人に限らず皆が引き続き大活躍しているからこそ、やよいの白色申告 オンラインで生まれた種がここまで広がってきたわけです。

お蔭さまで、過去4年間で、弥生オンラインはラインアップ/機能/ユーザー数ともに着実に充実させることができました。とはいえ、まだまだ道半ば。弥生といえば弥生オンラインと認知して頂けるまで、チーム弥生の皆の力を合わせ、まだまだ愚直な実践を続けていきます。
posted by 岡本浩一郎 at 18:58 | TrackBack(0) | 弥生

2018年01月11日

新年の抱負

既に松の内が明け(少なくとも関東では)、そろそろ新年ネタもタイミングを逸しつつありますが、ここで私の新年の抱負を語っておきたいと思います。

私の2018年、新年の抱負は…。




ありません(笑)。

え、という感じですね。確かに昔は毎年、新年の抱負をそれなりに考えていました。ただ、いつの間にか、あまり考えなくなってきてしまいました。もっともマンネリになってきた、とか、やる気がなくなってきた、という訳ではないんです。

冷静に考えると、今年こそはダイエット、とか、今年こそは英会話というのは、あんまり続かないんですね。これらはやる気になれば、いつでも始められるわけで、そもそも新年だから、というのは(本音では)やりたくないものを何とかやろうとするもがきに過ぎない訳です。だからこそ続かない。

やろうと思ったらすぐにやればいい。本当にやりたかったら、正月まで待つ必要はありません。昨年の一月には約25年ぶりにコーディングを再開しましたが、これは新年だから始めた訳ではありません。1月の20日ぐらいにふと思い立って、その翌日には豊吉さんに参考書を聞き、そしてその翌日は参考書を買い、1/27には本ブログで再開第一作目について語っています。その後も、希望するほど時間は使えていませんが、言語をPythonに変え、コーディングは細々と続けています。

新年だからではなく、やりたいことをドンドンやる。そういった意味で、新年の抱負ではないのですが、ここのところ意識しているのは、仕事も遊びもトコトンやるということですね。娘もお蔭さまで大きくなり、この先お父さんと無邪気に遊んでくれる期間も限られてきました。だからこそ、遊びに妥協はしたくない。ただ、だからといって仕事に妥協もしたくない。となると、仕事も遊びもトコトン。

体力が最大の課題ですが、幸いにしてまだまだ無理がきく年齢ですので、娘が遊んでくれるうちは、仕事も遊びもトコトン、をトコトン追求してみたいと思います。結果的に一週間で最も疲れきっているのは、月曜日の朝というのは、ここだけの秘密です(笑)。
posted by 岡本浩一郎 at 18:12 | TrackBack(0) | 弥生

2018年01月09日

本格始動

弥生の新年の営業は1月4日(木)から。今年はカレンダーの関係で、年始は遅めスタートの方も多いようで、電車もすいていて快適な一年のスタートになりました。

初日の大事な業務は恒例の神田明神への初詣。毎年参加人数が増え、今回はアルトアメンバーも含め、総勢50名となりました。今年は残念ながらNHKに登場することはなかった(笑)のですが、昨年末にアルトアのことを取り上げて頂いたので、当面は充分登場させて頂いた、ということにしておきます。

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(写真でお気付きかもしれませんが、あご髭を生やしています。休暇の後の期間限定なのですが、写真に残ることは珍しいので、お宝写真です、笑。)

初日の業務はこの他、銀行への挨拶や、年賀状の確認など軽いウォームアップから。こちらからの年賀状を原則として廃止したことは書きましたが、その分頂いた年賀状を拝見する時はチクリと胸が痛みました。やっぱり頂くと有難いですからね。改めて、やるという判断よりも、辞めるという判断の方が難しいことを実感します。その分、昨年末に宣言した通り、今年は色々な方と対面でお会いしたいと思っています。

翌日の金曜日もまだまだ準備体操レベル。3連休をはさんで今日からようやく本格始動です。年末年始+αで十分リフレッシュできましたので、やる気は満々。弥生としても、アルトアとしても、今年も色々とやるべきことが多い年になるかと思いますが、ワクワクと楽しんでいきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 19:05 | TrackBack(0) | 弥生

2018年01月04日

新年のご挨拶 2018

新年明けましておめでとうございます。

新春を迎え、皆さまにおかれましては健やかに新年を迎えられたことと、謹んでお慶び申し上げます。昨年は、「弥生シリーズ」が30周年を迎えました。30年の長きに渡り、「弥生シリーズ」をご愛顧、ご支援いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

「弥生シリーズ」には「変わらないこと」と「変わり続けること」という相反する二つの「特長」があります。「変わらないこと」は、一貫してスモールビジネスの使い勝手に徹底的にこだわっていること、「変わり続けること」は、テクノロジーの進化に合わせて、進化を続けていることです。

「弥生シリーズ」は30年前「青色申告会計 弥生」の開発を通じて、それまでの会計業務を大きく進化させました。その後も製品の進化を通じ、お客さまの業務の進化に貢献してきたと自負しています。

弥生が考える業務の未来形、「業務 3.0」は、会計業務の徹底的な自動化、効率化を目指す「会計業務 3.0」から一段階進み、Misocaと共に進めているスモールビジネスの見積〜発注〜請求〜支払を一気通貫で自動化する商取引プラットフォーム(EDI)である「商取引 3.0」、さらには従業員とのやり取りを自動化する「給与・労務業務 3.0」を含めた、業務全体の自動化、効率化を目指すものです。

「業務 3.0」では、お客さまの業務を、クラウド/AIで自動化・効率化する「SMART」と、事業者内外を、クラウド/APIでつなげてプロセス全体を効率化する「CONNECTED」の2つの柱から、業務全体の自動化・効率化を実現します。これまでの活動を経て、ようやくお客さまの間にも自動化に対する意識が高まってきたことを実感していますが、今年は、さらにその動きを広げていきます。

昨年は、弥生とオリックスが共同設立した「アルトア株式会社」による、小規模事業者向けオンラインレンディングサービス、「アルトア オンライン融資サービス」を開始しました。「アルトア オンライン融資サービス」は、オリックスが持つ与信ノウハウ、弥生が持つ会計ビッグデータと、協業先であるd.a.t.株式会社のAI技術を活用した新たな与信モデルによる、短期・小口に特化した小規模事業者向けオンラインレンディングサービスです。

これまでの弥生の製品とサービスは、あくまでお客さまの業務を支えるにとどまり、事業そのものを支援するには至っていませんでした。弥生にとって、本サービスは、よりお客さまの事業に踏み込んで支援を行う、初の「事業支援サービス」となりました。

今年は、より良いサービスにすべく、使い勝手の改善を進めると同時に、お客さまのニーズをふまえ、商品性の拡充に取り組んでいきたいと考えています。そして将来的には、金融機関との共同事業(LaaS事業:Lending as a Service)により、多くの金融機関からオンラインレンディングが提供される世界を目指していきます。

今年の干支「戌」の特徴は、「勤勉」で「努力家」だそうです。「弥生シリーズ」を30年間支えてきたものは、正に社員の「勤勉」と「努力」に他なりません。今後もこの姿勢を忘れず、「事業コンシェルジュ」をビジョンに掲げ、スモールビジネスに寄り添い、"テクノロジー"と、 "人"の力を活かし、挑戦・進化を続けてまいります。

末筆となりましたが、皆さまにとって本年が素晴らしい年となりますようお祈り申し上げるとともに、引き続き弥生株式会社をご支援賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

弥生株式会社
代表取締役社長
岡本 浩一郎
posted by 岡本浩一郎 at 11:27 | TrackBack(0) | 弥生

2018年01月01日

謹賀新年

謹んで新年のご祝辞を申し上げます

旧年中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
皆様のご支援により、昨年、弥生シリーズは30周年を迎えることができました。
これからも愛される製品・サービスを提供し続けられるよう社員一同努力してまいります。
本年もなおご一層のご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

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平成30年 元旦
弥生株式会社 代表取締役社長
アルトア株式会社 代表取締役社長
岡本 浩一郎
posted by 岡本浩一郎 at 02:43 | TrackBack(0) | 弥生