2019年02月12日

グループでの協業

前回お話しした不要パソコン無償回収サービスですが、実はこのサービスを担っているのは、オリックスグループのオリックス環境という会社です。ご承知のように弥生もオリックスグループの一員ですから、グループ内で協業し、実現しているサービスということになります。

私自身もオリックスグループ入りしてから知ったことですが、オリックスグループは実に多様なビジネスを展開しています。祖業こそリースですが、隣接分野に次々と進出をしてきた結果、日本でも珍しい複合事業体になっています。2016年からは関西エアポートを通じて関西・伊丹・神戸の3空港の運営を行っていますし、つい先日「ORIX HOTELS & RESORTS」という新ブランドを発表しましたが、ホテル/リゾートの運営も行っています。さらに変わったところでは、すみだ水族館京都水族館の運営も行っています。

もともとはリース業として、船舶のリースを行っていたものが、海運不況という危機に直面し、自ら船舶を所有し、自社で運行・管理するように。オリックスグループの歴史は、このような隣接分野への進出の連続ですが、その一環がオリックス環境です。オリックスグループでは、PCのレンタル/リースも数多く手がけていますが、レンタル/リースが終了したPCの終着地点であるリサイクル事業までグループで手掛けるようになったのだそうです。

ところで、オリックス環境と共に提供している不要パソコン無償回収サービスは、グループ内協業の隠れた成功例です。弥生がオリックスグループ傘下に入る際に、弥生のお客さまにオリックスから売り込みがあるのではないか、という憶測が流れたことがありますが、実態として、お客さまのニーズ不在の売り込みは一切行っていません(ニーズがなければそもそもどうやっても収益化しようがないですし)。

そういった中での隠れたグループ内協業の成功例が、不要パソコン無償回収サービス。正直地味なサービスですし、弥生としてもこれで売上増が図れる訳ではありませんが、やはりニーズがあれば活用されるという好例かと思います。さらなるグループ内協業としては、やはりアルトアに期待したいところです。これもあくまでもニーズありきではありますが、弥生のIT/会計に関する知見とオリックスの金融に関する知見を組み合わせることで新たな価値を生み出すことのできるまたとない機会だと考えています。
posted by 岡本浩一郎 at 20:11 | TrackBack(0) | オリックスグループ