2019年05月30日

お帰り

来週にはいよいよ6月。来年4月の新卒入社の採用活動も大詰めです。新卒一括採用の弊害も言われますが、私個人としては、むしろ新卒の方にとってメリットのある仕組みだと思っています。以前も書いたことがありますが、欧米の採用は新卒であっても、即戦力志向。即戦力を求められての新卒での就職はかなり高いハードルです。一方で、日本の新卒採用はポテンシャル採用であり、その門戸は広く開かれています。弥生も門戸を広げてお待ちしておりますので、良い出会いがあることを期待しています。

新卒一括採用の弊害というのは、正確に言えば、新卒一括採用「しかしない」ことの弊害なのではないでしょうか。新卒で入社しなければもう入社のチャンスがない、あるいは新卒でも、留学や社会勉強などによって4月に入社できなければもう入社のチャンスがないという採用は確かに問題です。しかしあえて言えば、イマドキそんな会社あるの?、というのが個人的な実感です。これだけキャリアが多様化する中で、転職も中途採用も当たり前ですし、何らかの事情で4月に入社できなくても、受け入れますよね。少なくとも弥生は、新卒もありですし、中途ももちろんありです。

もう一つ弥生で「あり」なのは、出戻り。弥生は離職率が非常に低いのですが、なかには、新しいチャレンジをしたいということで、弥生を離れる選択をされる方もいます。弥生はいい会社だけれども、ぬるま湯に感じる、一度外の空気を吸ってみたい。当然本人の考えるキャリア、そして会社の期待についてしっかりとお話しするわけですが、やはり本人の人生、本人のキャリアですから、最後には本人の意思が全て。ただ、一方で、一度は弥生を離れるという決断をしたとしても、それが終わりだとも思っていません。実際、外の空気を吸ってみたら、弥生の良さが再認識できたというケースも珍しくはありません。そんな時はいつでも戻ってきてもらいたいと思っています。お帰りと言えるのも、嬉しいものです。

実際、取締役のIさんも、出戻り組の一人ですから、出戻りは決して珍しいことではありませんし、ハンデになることもありません。

新卒も、中途も、出戻りも。人ごとに望むキャリアは異なりますが、その人の望むキャリアにあわせ、多様な選択肢を提供できるのが、弥生の強みだと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 19:54 | TrackBack(0) | 弥生

2019年05月27日

オリンピック抽選申込

東京2020オリンピックまであと424日。実感はありませんが、何だかんだ言ってあっという間なのではないかと思います。もうすでに済ませた方も多いと思いますが、オリンピック観戦チケットの抽選申込が明日28日(火) 23:59までとなっています。当初はサイトにアクセスが集中して申込を完了させるのが大変だったようで、我が家は落ち着いてからでいいや、と様子見だったのですが、さすがにそろそろ(締切り間際は再びアクセスが集中するでしょうし)ということで、先週末に申込を済ませました。

2019052701.png

上限いっぱいの30枚を申込むと、想定される最大の支払額はなんと848,520円。まあミーハー根性でほとんど決勝戦を申し込んでいるので、まず当たらないと思いますが。現実問題として、見やすさという意味では自宅のテレビの前が一番良いでしょうから、わざわざ見に行く以上は、現場の盛り上がりを感じないとね、ということで決勝戦、しかも一番高いチケットばかりです。同様な考えの方も多いでしょうから、まあ、一競技でも当たればラッキーという感覚です。

それにしても実に様々な競技があり、予選等も含めるとものすごい数のチケットの種類があるので、選ぶのが大変でした。情報自体はあるのですが、基本的にはPDFファイル。ページ数も多いので、気軽に印刷するわけにもいきません。本当はガイドを兼ねたスマホアプリでもあって、色々見ながらポチポチ選べると良かったように思います。最終的には、基本的に決勝×土日×行きやすい会場×一番いい席という自分なりのルールを決めることで、ようやく絞り込めました(結果的には非常に倍率が高いであろうチケットばかりですので、正しい戦略とは言えないと思いますが)。ユーザビリティに不満はありますが、それでも膨大な数のお申し込みをしっかり処理することができているのは大したものだと思います。おそらく申込受付開始後もキャパシティの拡充など、かなりの対策を積み重ねているのではないかと思います。同じシステム屋として敬意を表します。

既にご存じの方も多いと思いますが、抽選を申し込んだら、当たったものは全て購入しなければなりません。当たったものを全て購入するか、あるいは、全く購入しないか。おそらく一般的な購入戦略としては家族でそれぞれ同じような申込をして(念のためですが、一人が複数のIDを取得して申込むことは禁止されています)、その中で当たったものが一番希望に近い申込を購入、残りは購入せずとなるのではないかと思います。

結果として、一定の辞退を想定して多めに当選させるのでない限り、抽選の倍率は高くても、売れ残りもそれなりに出てしまうような気もしますが、どうなんでしょうかね。会場に物理的な限界がある以上は、多め当選にもリスクがありますから、その手はとりにくいと思います。そうなると、結構な抽選倍率だけれども、購入辞退も多く、購入期間が終わっても意外に売れ残っているということもありうる、かも? ただ、驚異的な抽選倍率になれば、家族全員で申し込んでも、全部で一試合当たればラッキーとなるでしょうし、そうなると辞退はあまり出ないようにも思います。システムとしては想定通りの動作であっても、ビジネスとして望んだ通りの結果になるかはまだ別問題。これはシステム屋のよくある悩みです。

抽選は1回ではなく、時間をあけて2〜3回行えば良かったようにも思いますが、抽選のたびに広報を行わなければならないでしょうし、言うほど簡単ではないのでしょう。今後は秋から先着順の販売を行うとのことですが、その際にも意外に購入できるのかどうか。まずは6/20(木)に予定されている今回の結果発表を待ちたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 18:47 | TrackBack(0) | パーソナル

2019年05月24日

USB Type-C

前回ご紹介した新しいVAIOですが、薄型軽量ながら、USBはもちろん、HDMIや有線LANなど外部インターフェース端子が充実しているのがウリです。一般的に必要とされるものは全て揃っているので、特に外出時などに、HDMIのディスプレイアダプタは持って来ていたっけと心配しなくていいのが有難いです。

2019052401.jpg

逆にオフィスで一番活躍しているのが、USB Type-Cポート。1つしかないのですが(従来からあるUSB A端子は3つ)、このポートにUSB Type-C接続ドッキングステーション(私が利用しているのはELECOMのDST-C02)をつなぐと、そこから電源(給電専用のUSB Type-C)、映像出力(HDMI)、有線LANそして一般的なUSB(キーボード、マウスなど)をまとめて接続することができます。オフィスに戻ったら、USB Type-C端子をさせば、電源からディスプレイから有線LANまでまとめてつながる、逆に出かけるときにはUSB Type-C端子だけ外せばReady to goというのはとても便利です(端子をさすタイミングで認識されたり、されなかったりということがあるので、少し慣れが必要ですが)。

もう一台利用しているMacBook Proもそうなのですが、このVAIOはUSBによる給電に対応しているのも便利です。正確に言えば、USB PD (Power Delivery)。USBといえば5Vと思いがちですが、USB PD規格では最大20V/5A/100Wでの給電ができるようになっています。一般的なAC電源はもちろん、USB PD規格対応のモバイルバッテリーからの給電もできるのはいざという時にとても便利。

2019052402.jpg

また、昨今ではUSB PD規格に対応した小型のACアダプタが少しずつ増えてきており、純正のACアダプタの代わりに利用することができます。私が利用しているのはミヨシのIPA-C03というものですが、最大45W対応のUSB Type-Cポートが1つ、USB Aポートが2つあり、全てを同時に給電することができます。これ一つあれば、VAIOとスマホ2台を同時に給電できるため、出張の時もこれ一つでok。なおかつ、弥生の天然水(280mlペットボトル)と比べていただくとわかると思いますが、かなりの小型。結構おススメです。

まだまだ一般化はしていないUSB Type-Cですが、うまく使えばとても便利。もう少し普及して、ケーブル等ももう少し安くなってくれるといいのですが。
posted by 岡本浩一郎 at 18:26 | TrackBack(0) | テクノロジー

2019年05月22日

帰ってきたVAIO

少し前に仕事用のPCを入れ替えました。2013年末からSurface Pro 2を使い、2014年末にはSurface Pro 3、そして2017年末からはSurface Pro (第5世代)と、ここ5年ほどはSurface Proを愛用してきました。キーボードを付けると若干重さは増すものの、持ち運びやすいサイズとデザインを気に入って使い続けてきたのですが、直近で利用していたSurface Pro (第5世代)については、頻繁に落ちるという現象がありました。落ちるといっても、アプリケーションが落ちるといった生易しいものではなく、ブルースクリーンを出してPC自体が再起動してしまうというもの。

おそらくは個体の何らかの問題だと思うのですが、色々と対策を講じてみたものの、症状はよくならず、むしろここしばらくはかなりの頻度で(一日に何回という頻度で)ブルースクリーンを出すようになり、さすがにさじを投げました。

ということで、PCを入れ替えようと考えたものの、では何にするか。今どき軽さを売りにしているPCは数多くありますが、やっぱりこれかな、と思ったのは、VAIO。昔の恋人という訳ではありませんが、自分が経営コンサルタントとして独立した時に初めて自分の会社で買ったVAIO(SR9/K)以来、2013年まで実に10年以上、5台以上使い続けてきました。VAIOがソニーから独立し、サポート体制や今後の製品開発に不安を感じたこともSurfaceをメイン機とする背景にあったのですが、独立から5年が経ち、もうそろそろいいのではないか、とよりを戻す(笑)ことにしました。

2019052201.jpg

ということで、使い始めたのがこちら。コンシューマー向けではVAIO SXと呼ばれている14インチながら薄型軽量のVAIO。VAIOらしいVAIOです。実際に購入したのは法人向けなので、VAIO Pro PKという型番になります。この機会に社長の特権を最大限駆使し(苦笑)、ブラウンという少し変わった色にしてもらいました。スペックも画面こそ(4Kでなく)Full HDですが、i7/メモリ16GB/SSD 512GBとそれなりにいいものに。おカネに糸目をつけずに一番いいスペックがいいとまでは言いませんが、時間単価と生産性を考えれば、変にスペックでけちるべきではないと思っています。

もう二ヶ月ほど利用していますが、快適です。気が付くとEdgeが落ちていることはありますが、これまで一度もブルースクリーンに遭遇せず。まあ、当たり前じゃないか、と思われるかもしれませんが、安心して使えることってこんなに有難いんだ、と実感しています。それが業績に反映されている、とは言いませんが、お蔭で生産性もアップしたはずです(笑)。
posted by 岡本浩一郎 at 19:00 | TrackBack(0) | テクノロジー

2019年05月20日

Half Year Meeting 2019

上半期終了ということで例年通りゴールデンウィーク(GW)前に東京、そしてGW明けに札幌、そして大阪でのHalf Year Meetingを終えました。ゆっくりできたGWとは一転、GW明けは仙台での事務所開きに加え、会計事務所訪問やアルトア関連での銀行との協議などもあり、かなりバタバタした二週間となりました。

Half Year Meetingではまず私が全社の経営状況をお話しするのですが、お蔭さまで上半期は順調でした。もちろん課題はいくらでもあるのですが、少なくとも数値面ではむしろ出来すぎとも言えるレベル。ただ、足元が順調だから全てよしという話ではありません。法令改正が続く中で、足元の業績は良くて当たり前。問題はむしろその先です。

そもそもHalf Year Meetingや秋に開催している社員総会は、過去について語る場というよりは、未来について語る場。ただし、未来について議論するためには、まずは現況を正確に理解することが必要。現況を正確に共有するために、まずは私が経営概況報告としてお話しするようにしています。私のセッションの後には、各本部からの発表となりますが、過去や足元というよりは、この先1〜2年の時間軸で、何が課題か、何をすべきかを発表しています。

さらに今回のHalf Year Meetingでは、もっと長い時間軸で、我々はどうありたいのか、何をすべきなのか、についても発表を行いました。弥生の成長戦略として取り組んできたクラウドサービス(弥生オンライン)に一定の目処が立ってきた中で、その先も考えるフェーズに入ってきています。

誤解のないようにお話しすると、弥生オンラインはまだまだ赤字ですし、課題も山積みです。ただ、ある程度想定通りの結果は出せるようになってきました。また、クラウドと並行して取り組んできた業務の自動化、特に会計業務 3.0についても、やはり課題はまだまだ山積みですが、実際にご活用いただき、良い評価をいただけるようになってきました。課題はまだまだ残っていますから、まだこの先1〜2年はそういった課題にしっかりと取り組んでいかなければなりません。ただ、1〜2年課題に取り組んで、その段階でじゃあ次は何をしようか考えるというわけにはいきません。今から、その先を考え、少しずつでも仕込みを進めていく必要があります。

その先を考える際に、1〜2年後の姿からさらに延長するのか、あるいは、もっとずっと先を考え、そこから逆算するのか。どちらが絶対的に正しいという解はありませんが、弥生では、2030年というそれなりな将来のありたい姿を定め、それを実現するために、3〜4年後に、5〜6年後に、7〜10年後に何をすべきか、考えようとしています。

このプロジェクトは20代の若手を中心としたチーム(2030年に中核を担うのは彼ら/彼女らなので)で進めてきましたが、ようやく全社に共有できるところまで来ました。ここからさらに具体的な行動計画にまで落とし込む必要はありますが、弥生のありたい姿を全社で共有するという意味で、よいアウトプットになったと思っています。あまり核心的なところまでは触れられませんが、本ブログでも、弥生の2030年について機会をみてお話ししたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 18:35 | TrackBack(0) | 弥生

2019年05月17日

PAP9,500

先月末(2019年4月末)に弥生の会計事務所パートナー(PAP)がついに9,500会員を突破しました。これまでも本ブログでご報告していますが、9,000会員突破が2018年9月末だったので、7ヶ月間で500会員増加ということになります。ここ数年は1年ちょっとで1,000会員増加という安定的なペースで会員数が伸びており、このままのペースで行けば、早ければ年内、遅くとも来年早々には10,000会員を達成するのではないかと思います。

やはり10,000というと大台。現在は大台到達までのカウントダウンというところです。ただ、PAP会員数についてお話しする際には必ず触れていることですが、PAPはパートナー制度であり、数は最優先ではありません。一番大事なのは、パートナーとして、中小企業・個人事業主・起業家を支えるという志をキチンと共有できていること。そのために、特にこの数年は会員数を増やすこと以上に、パートナーシップを強化することに注力しています。私自身も全国の会計事務所をお伺いする機会を増やしていますが、やはり直接お話しすることによって、弥生の取り組みはもちろんその裏にある考え方までお伝えできますし、また、それぞれの会計事務所の取り組みから弥生が学ぶことも多いと感じています。

2019051701.png

個別にお伺いすることは今後も続けていきますが、同時に力を入れているのが、年に2回開催しているPAPカンファレンス。この6/7月にも「弥生PAPカンファレンス 2019春」として、全国7会場で開催します。今回のテーマは消費税改正への対応。この10月には、消費税率の10%への引上げと同時に、軽減税率の導入が予定されています。10月といえばもうあと4ヶ月ちょっと。ただ、法令として予定はされているものの、「リーマンショック級の」経済の悪化があれば延期になるかもしれないこと、そして実際に過去は2回に渡って延期されていることから、今回もひょっとしたら…ということで、なかなか本格的な準備は進んでいないように感じています。

しかし、税率10%はともかく、軽減税率は大きな業務上の影響があり、相当しっかりとした準備をしておかないと事業者にしても、会計事務所にしても、業務が成り立たなくなる可能性があります。今回のPAPカンファレンスでは、事業者、会計事務所それぞれでどういった対応とその準備が必要となるのか、しっかりとお伝えしたいと思います。

本ブログでの告知をもっと早く、というお叱りを受けそうですが、全国7会場のうち、6月開催の会場については、既に定員にかなり近付いている状況です。是非早めのお申し込みをお願いいたします。お申込みはこちらから(PAP会員ログインが必要です)。当然のことながら、私は今回も全参加。PAP会員の皆さまにお会いできることを楽しみにしています。
posted by 岡本浩一郎 at 14:11 | TrackBack(0) | 弥生

2019年05月13日

仙台営業所オープン

本日、5月13日、弥生は仙台営業所をオープンしました。場所は仙台市青葉区本町の鹿島広業ビル。地下鉄南北線広瀬通駅の東2出口を出てすぐなのですが、広瀬通駅が仙台駅の隣なので、仙台駅から歩いても10分程度です。仙台営業所の物件を探して驚いたのは、空き物件が極端に少ないこと。今後は再開発は進んで、需給関係は改善されるのでしょうが。そんな中では、場所(利便性)といい、サイズ(大き過ぎず、小さ過ぎず)といい、まずまずな物件に巡り合うことができました。

2019051301.JPG

こちらが鹿島広業ビル。手前に地下鉄出口があるのがわかるでしょうか。

2019051302.JPG

私は朝に現地入りして、所長のIさんと共に、まずは恒例行事となったテープカット。その後は会計事務所の方を中心にお祝いに立ち寄っていただいた方とお話ししていたら、あっという間に夕方です。

実は仙台にも大昔に営業所が存在していました。かつて販売経路が家電量販店中心になる中で、合理化として惜しまれつつ閉鎖されたという経緯があります。仙台「にも」と書きましたが、これは昨年オープンした広島と全く同じ経緯。しかし、今や弥生製品はデスクトップだけではなく、クラウドにも広がっています。個人事業主ではある程度利用が進んできたクラウドですが、法人での利用を促すためには、会計事務所の力が不可欠です。また、会計業務 3.0をはじめとする「業務 3.0」の世界を実現し、業務の圧倒的な効率化を図るためには、これまで以上に会計事務所とのパートナーシップを深めなければならない。そういった流れの中で、昨年には福岡を拡大移転広島にオープン、そして今回仙台のオープンへと至りました。

弥生にとって再びの仙台ですが、今後は仙台の地にしっかりと根を下ろし、パートナーである会計事務所と共に、事業者の皆さまをしっかりと支えていきたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 17:21 | TrackBack(0) | 弥生

2019年05月10日

FY19上半期

弥生は9月決算ということで、去る3月で2019年度(FY19)の上半期が終了。毎年のことですが、あっという間ですね。親会社であるオリックスは3月決算で、つい先日2019年3月期の決算発表を行いましたが、当期純利益は前期比3.4%増の3,237億円となり、5期連続で過去最高益を更新することができました(pdf)。

この中で弥生が貢献している部分はごくごく僅か(苦笑)ですが、弥生自身のFY19上半期も順調でした。計画通りの進捗で、通期での過去最高記録更新に向けて順調に推移しています。売上という意味では、デスクトップアプリとその保守サービス(あんしん保守サポート)の占める割合がまだまだ大きいのですが、弥生オンラインもしっかりとした成長エンジンの一つになっています。昨年も手ごたえを感じるとお話ししましたが、今回の確定申告期も好調でした。今年もMM総研による個人事業主向けのクラウド会計ソフトの利用状況調査の結果が発表されており、弥生は引き続き過半である57.0%のシェアとなりました。大きな伸び幅とは言えませんがシェアは向上しており、弥生のベンチマークである3人に2人に向けて前進を続けています。

2019051001.png

この調査では、クラウド化率(会計ソフトを利用している個人事業主のうち、クラウドアプリを利用している率)も算出していますが、昨年の14.7%から今回は18.5%と、こちらも着実に前進を続けています。

2019051002.png

昨年は新しいモノに抵抗のない層から、一般的な層(マジョリティ層)に入ったとお話ししましたが、その後、マジョリティ層への浸透が着実に進んでいるということかと思います。弥生自身でも、現時点での個人事業主ユーザー全体(ストックベース)では、まだまだデスクトップアプリのユーザーが多いのですが、この上半期で新たに利用を開始したユーザーという流入ベース(フローベース)では、クラウドアプリの方が多くなっています。

経営という観点では、弥生オンラインの数字が読めるようになったのは、大きな安心材料(笑)になっています。弥生オンラインを本格的に立ち上げたのは2014年ですから5年前のこと。当初は計画と実績の乖離が大きく、計画が計画の役割を果たしていませんでしたが(何分立上げ期ですから、苦笑)、今期のように計画(+α)を見事に実績としてトレースできているのを見ると隔世の感があります。

例年は確定申告期を中心に上半期が繁忙期であり、下半期は翌年に向けた準備期間という色合いが濃いのですが、今期に関しては、例年とは傾向が大きく変わりそうです。今回の改元、そして10月にせまった消費税率の引上げおよび軽減税率の導入という大きなイベントが続くため、今期に関しては、むしろ下半期が繁忙期となるものと考えています。なんだかんだ言って今期ももう5ヶ月も残っていない(!!)のですが、最後まで気を抜かずに結果を出していきたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 16:27 | TrackBack(0) | 弥生

2019年05月08日

静かな幕開け

10連休のゴールデンウィークが終わり、昨日から仕事再開という方が多かったのではないかと思います。もっとも、弥生のお客さまは法人の方と個人事業主の方がいらっしゃいますが、個人事業主の方は、ゴールデンウィーク中もそれなりに仕事という方も多かったようです。Facebookなどで拝見する限り、弥生のパートナーである会計事務所の方も、10連休というよりは、休みと仕事のバランスをうまくとってという方が多かったような印象です。

10連休明けというと元号関連のシステムトラブルが懸念されていましたが、今のところ大きな報道になるようなトラブルは発生していないようです。ネット銀行で障害は発生したようですが、これは元号処理によるものではなく、連休明けでアクセスが集中したための模様です。これまでもお話ししてきた通り、弥生を含め一般的なシステムでは、西暦で処理している分には何の影響もありませんし、和暦の場合にも、平成31年の表示のままではあっても、システムが動かなくなるといった事象は基本は起きないはずです。

とはいえ、すでに令和になっているわけですから、平成ではなく、早々に令和で表示したいところです。昨日からカスタマーセンターでのお問合せ対応を再開していますが、やはり元号に関するお問合せが増えています。昨日のお問合せでは、特に弥生販売で元号関連のお問合せが多い傾向がありました。ある程度月次ベースの処理が中心の会計や給与に対し、販売は日々発生する業務という影響があるのかと思います。とはいえ、懸念していたほど猛烈な勢いでお問合せが集中、というレベルではなく、想定の範囲内です。比較的、静かな幕開けと言えるかと思います。

弥生シリーズも令和対応版を提供していきますが、この点でネックになっていたのが、Microsoft社によるWindowsの更新プログラム。なかなか提供が開始されず、ハラハラしましたが、唯一提供されずに残っていたWindows 10の最新版(バージョン1809)向けもようやく提供が始まっています。また、5月の半ばには、Windows7/8.1等でのWindows Updateでの自動配信も始まるようです。

これでWindowsの令和対応が一通りそろったということで、弥生も現在プレビュー版として暫定提供している弥生シリーズの最終確認作業を進めています。最終確認を終えた上で、Windows Updateのタイミングに合わせながら、製品ごとに順次オンラインアップデートで提供していきますので、オンラインアップデートをもう少々お待ちいただければ幸いです。
posted by 岡本浩一郎 at 18:44 | TrackBack(0) | 弥生

2019年05月01日

新しい時代

いよいよ平成が終わり、令和という新しい時代が始まりました。あくまでも人間の時間での一区切り(しかも今回は日本のみ)ですが、それでもなぜか清々しく感じますね。退位礼正殿の儀や剣璽等承継の儀、即位後朝見の儀はテレビの前で拝見しましたが、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことへの上皇さまの、そして新天皇陛下の強い意志には、一国民として身の引き締まる思いでした。

人間の時間での一区切りということで、人間らしく、平成の最後/令和の始まりにかけた商戦はまさに今がピーク。生前でのご退位とそれを受けてのご即位は、皇室典範特例法に基づき、今回限りということのようですが、少なくとも景気の観点では、生前でのご退位を標準としていただいた方がいいような気がします(笑)。

長いゴールデンウィークはちょうど折り返し地点というところ。今年は家族の都合もあり、遠出もせずのんびり過ごしています。これだけの休みがあれば海外に高飛びするのが例年なので、これだけ長い間のんびりするのは実に久しぶり。溜まっている書類の整理に着手はしましたが、のんびりしていると時間はあっという間に過ぎてしまい、それなりに片付くかどうかは微妙なところです。

5/1になってシステムでの新元号の対応状況が気になるところですが、Windows 10の最新版(バージョン1809)でのWindowsの更新プログラムはまだ提供されていません。このため、ほとんどのPCはまだ平成のままで動いているのではないかと思います。ただ、それでも特に問題はないというのは前回もお話しした通り。何かのシステムでトラブルという報道も今のところないようです。この先ある程度時間をかけて、徐々に令和対応が進んでいくことになるかと思います。

弥生のカスタマーセンターではゴールデンウィーク期間中はお問合せ対応はお休みさせていただいていますが、メールでのお問合せの受付のみは継続しています。先ほど入った社内報告では、改元の影響でシステムが動かなくなったというような特段緊急を要するお問合せは入っていないとのこと。お問合せのボリューム自体も想定よりはやや少ない程度とのことでした。ただ、ゴールデンウィーク明けは相当なボリュームのお問合せが見込まれます。このゴールデンウィークはゆっくりと休み、ゴールデンウィーク明けには万全な態勢でお客さまをサポートできるようにしたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 19:15 | TrackBack(0) | 弥生