2019年06月28日

さすがにマズい

先週は火曜日に大阪で、そして金曜日に仙台で弥生PAPカンファレンスを開催しました。お陰さまで両会場とも、天気にも恵まれての開催となりました(大阪はまずまずの天気、仙台は曇りつつも本格的な雨にはならず)。これで雨男疑惑は払しょくされ(?)、上々の出来で前半戦を終えることができました。

今回のPAPカンファレンスのテーマは、消費税改正。一昨日に通常国会が閉会し、これを受けて安倍総理が記者会見を行いましたが、消費税に関する直接的な言及はありませんでした(記者からの質問もなし)。ここで正式表明があるのではないかという読みは見事にはずれ。これ、本当にどうなるんでしょう。このまま正式表明がなく、なし崩しで10月に突入ということはさすがにないと思いますが。

とはいえ、逆に延期するという表明もなく参議院選挙が行われるということで、さすがに今回こそは三度目の正直となるという見立てが極めて濃厚になりました。そういった背景もあり、今回のPAPカンファレンスでは、会計事務所の皆さまの、さすがに準備しないとマズいという焦りを感じます。

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PAPカンファレンスでは参加いただいた方にアンケートをお願いしているのですが、前半戦のアンケートの集計によると、消費税改正に向けて、既に準備が完了し、対応を開始している事務所はまだ全体の2割程度。準備を進めている事務所が6割、まだ準備していないという事務所が2割弱です。

もともと5月までは会計事務所のいわゆる繁忙期ですし、これまで消費税改正が予定通り施行されるのかどうかわからないという中で、準備がついつい後回しになってしまっていても不思議ではありません。今回のカンファレンスでは、既に対策を進めている会計事務所の事例紹介を行っていますが、この事例紹介が役に立つ(とてもそう思う、そう思う)という回答が9割を超えているのも、まだ全般的に準備が十分に進んでいないことの裏返しなのではないかと思います。

もう6月も終わり、いよいよ10月1日まで残り3ヶ月となります。準備は待ったなし。PAPカンファレンスの後半戦は、少し間があきますが、7月の第二週から福岡、広島で開催し、そしてその翌週に札幌での千秋楽となります。今回のPAPカンファレンスを、消費税改正に向けた準備を着実に進めるきっかけにしていただければと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 17:55 | TrackBack(0) | 弥生

2019年06月26日

会社は株主のもの?

会社は誰のものか。ビジネススクールで当然のこととして教え込まれるのは、「会社は株主のものである」。ただ、これは日本人としてはすんなりとは受け入れがたい部分があります。会社は株主のための金儲けの道具なのか、あるいは、会社はお客さまに価値を提供し、ひいては社会に価値を提供するための公器なのか。さらに日本の場合には、従業員という疑似的家族、多くが従業員出身である経営者も含めて「自分たち」のものであるという意識も強いかと思います。

それでも資本主義の原理からは、会社は株主のものであるということを明確にした、という意味で今回のLIXILの株主総会は大きな転換点になるような気がします。会社の舵取りを担う取締役は株主が選任する。教科書的には当たり前のことですが、日本においてはこれまでほとんどの場合、会社側(現経営陣)が選定した取締役候補を株主総会で当たり前のように追認することが多かったのも事実。それが、今回のLIXILの株主総会では、会社側(創業家主導)と前経営者(瀬戸さん)それぞれが取締役候補を提案し、その一人ひとりを株主が選ぶということになりました。結果的に瀬戸さん陣営が取締役会の過半を占め、瀬戸さんがCEOに復帰するという劇的な結果となりました。

ただ、会社は100%株主のものかと言い切れるかというと、私はそう単純ではないと思っています。会社はある意味においてはお客さまのものでもあるし、また、従業員のものでもある。これらは矛盾する概念ではなく、むしろこれらを同時に成立させるからこそ、良い会社として存在しうるのだと思います。従業員がオーナーシップを持ち、「自分の会社」という誇りと愛着を持つからこそ、良い製品やサービスを提供できる。お客さまがそれら製品やサービスを良いものだと判断し、利用していただけるからお金をいただくことができる。そしてお客さまにお金をお支払いただくことによって、売上と利益が生まれ、結果的に株価や配当という形で株主に還元することができる。これらは全てつながっています。

そういった意味で、今回の一連の騒動は、資本市場の原理として、株主が一義的には会社のオーナーであるということを明確に示せたという意味では意義がありますが、一方でLIXILの今後という意味では、大きなダメージが残っているのではないでしょうか。この8ヶ月間の騒動は、お客さまからの信頼、あるいは従業員の誇りや愛着という意味では極めて大きなダメージだと思います。株価や配当という形で株主に報いるだけでなく、(むしろそのためにも)従業員の誇りや愛着、そしてお客さまからの信頼をどう取り戻すのか。課題は多いと思いますが、プロ経営者が本当の意味で企業を変革に導き結果を残したという良い事例となるよう、是非頑張っていただきたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 19:34 | TrackBack(0) | ビジネス

2019年06月24日

日銀FinTechフォーラム

先日、これまでの融資の不可能を可能にするという期待を背景に、アルトアとして様々な会議やカンファレンスでプレゼンの機会をいただけるようになりましたとお話ししました。直近でも日本銀行が主催する日銀FinTechフォーラムで、プレゼンを行うと同時に、パネルディスカッションへパネリストとして参加する機会がありました。

ただ、今回の日銀FinTechフォーラムは、アルトアの代表としてだけではなく、弥生兼アルトアの代表としての参加になりました。正確に言えば、弥生でもあり、アルトアでもあり、さらに言えばMisocaを代表しての参加。

今回の日銀FinTechフォーラムのテーマは、「〜企業の決済・商流データの活用と未来展望〜」。ITによって、企業の業務効率の向上をどう実現するのか、さらに、その中で発生するデータを活用し、金融の観点からどう企業経営を支援するのか。

既に日銀のサイトに今回の資料がアップされていますが。ここには弥生/Misoca/アルトアが目指している世界をはっきりと示されています。弥生がMisocaをグループ会社化したのはもう3年以上前ですが、なぜ弥生がMisocaと共に歩むことにしたのか、さらにアルトアを立ち上げたのは2年ちょっと前ですが、なぜ弥生がアルトアを立ち上げたのか。実はそれらが一本の線でつながっていることがご理解いただけると思います。

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全ては、弥生のお客さまである中小の事業者が、本当にやりたいことである事業を継続し、成長させることをお手伝いするため。面倒くさい帳簿付けをなくす、Faxをなくす、資金繰りの不安をなくす。

この資料にも明記されているように、これらはまだ夢に留まっている部分も多く、全てを現実のものにできているわけではありません。それでも、夢の実現に向かって弥生が着実進んでいることはご理解いただけるのではないかと思います。

それにしても今回のパネルディスカッションも実に楽しかった! まだまだやるべきことは山積みですが、その方向性は間違っていないこと、そしてそれを期待して/応援していただける方も多くいることを実感できました。
posted by 岡本浩一郎 at 18:23 | TrackBack(0) | 弥生

2019年06月20日

当選!

すっかり忘れていましたが、今日は5月に申し込んでいたオリンピック観戦チケットの抽選結果発表。新聞では日中にメールで通知があるとありましたが、既に結果が出ているのであれば一刻も早く知りたいというのが人間の(私の?)さが。朝ごはんもそこそこに公式サイトで結果を確認…。のはずが、長ーい待ち行列。これは出かける前には結果が見れないだろうということで、スマホでも確認してみると、PCでは要求されなかったログインを要求され、一瞬ちらりと「当選」の文字が見えたような。しかし、ん?と思う間もなく、すぐに待ち行列に突入。

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約2時間後、長い長い待ち行列を抜けてついに結果が(もちろんその間はちゃんと仕事をしていた、はず)。しかし目に付くのは落選の文字ばかり。あれー、と思いながら画面をスクロールしていくとついに当選の文字が! 結局、当選はわずか1種目。女子バレーボールの決勝です。ちなみに我が家ではもう一人分全く同じ申込もしたのですが、そちらは全て落選。想像以上に倍率が高かったようですね。もっとも申込の際に書いたように、「基本的に決勝×土日×行きやすい会場×一番いい席」という競争が最も激しいであろう試合ばかり申込をしたので、全部落選でも不思議はなかったのかと思います。非常にラッキーでした。

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夢で目が覚めると困るので、先ほど購入まで済ませましたが、購入の時点で氏名の入力を求められます。無断での譲渡を防ぐためなんでしょうね。ただ、当日までウェブで氏名の変更はできるそうです。

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続いて、チケットの方式の選択。紙チケット、モバイルチケット、ホームプリントチケットの3種類。紙チケットはいわゆる一般的なチケットで、1件864円の配送料と1枚324円の発行手数料がかかります。モバイルチケットおよびホームプリントチケットは手数料はかからないとのこと。最近何らかのイベントのチケットを購入する時はスマホでのチケットを選ぶことが多いのですが(手数料がかからないので)、今回ばかりは記念品として、紙チケットを選択しました。

しかし、手数料が明らかに8%の税込表記なのですが、実際のチケットの配送は来年とのこと。その時の消費税率は10%になっているはずですが、既に決済は済んでいるのでどうなるんでしょうか。あれ、そもそもチケットの価格自体も8%の税込なんでしょうか? オリンピック組織委員会がその差額までカバーするとするととんでもない額になりますが。これが気になってしまうのは明らかに職業病です(苦笑)。

そして無事に購入が完了。これで夢から覚めても大丈夫なはずです。

チケット販売はこの秋に先着順販売、そして来年春には直前期販売があるそうで、もう少し他の競技も買えたらいいなと思っています。今回の抽選では、自転車やスケートボードのようなマイナー(? 失礼)な競技も申し込んだものの落選だったので、どれぐらい残っているのかわかりませんが。やはり平日がねらい目でしょうか。

ずっと先だと思っていた東京オリンピックが一気に現実のものと感じられるようになってきました。一年以上先ですが、楽しみに待ちたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 22:42 | TrackBack(0) | 弥生

2019年06月19日

期待

先日お話しした通り、アルトアは2017年12月に営業を開始してから1年半。実績としては、2017年12月からの一年間の実績と、2018年12月からの半年間の実績がほぼ同レベルということで、着実に伸びていますし、足元の6月もかなりのペースで融資を実行できています。登山で言うとまだまだ2合目ぐらいの感覚ではありますが、山道を着実に登っているという手応えは感じています。

手応えと同時に感じているのは、期待。金融機関による従来型の融資は担保や代表者保証に依存し過ぎており、ちゃんと事業性を評価しないといけないと言われているものの、実際に事業性評価に基づいた融資はまだまだ普及したとは言えません。ある程度の事業規模の融資先であれば、担当者がじっくりと事業を理解し、評価するということは可能ですが、小規模の事業者となると、そこまで労力をかけても採算が取れないのが現実です。そういった中で、データとAIで事業性を評価するというアルトアのアプローチは、これまでの不可能を可能にするという意味で非常に期待されています。

そういった期待を背景に、様々な会議やカンファレンスでプレゼンの機会をいただけるようになりました。例えば、構造改革徹底推進会合。これは日本再興戦略に基づく構造改革その他の成長戦略の総ざらいを行い、成長戦略の更なる深化・加速化を図るために設置された会議体ですが、今年の2月に「中小企業・小規模事業者の生産性向上」をテーマとした分科会が開催され、中小事業者にこれまでにない利便性の高い融資を提供する取り組みとしてアルトアの事例を紹介しました(アルトア提出資料議事録)。

また、中小企業庁は、IT・クラウドサービスによる業務効率化はもちろん、様々な手段を用いて中小企業経営のスマート化を図り、我が国中小企業、ひいては、我が国産業全体の競争力を高めることを目的として、スマートSME研究会という研究会を開催していますが、5月に「資金調達を中心に、データの利活用・共有等がもたらす中小企業経営へのインパクト」というテーマで会合が開催され、この場でも、中小企業が既に持っているデータを活用することで円滑な資金調達を実現している取り組みとして、アルトアをご紹介しました(アルトア提出資料)。

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4月にパネラーとして参加したAI/SUMも「AIが金融におけるデジタル革命の潮流を起こす 〜ビジネスを変える〜」の好事例として、金融庁にお声がけいただいたものです。このパネルディスカッションは楽しかった!

共通して感じるのは、データとAIでこれまでの金融の「不可能」を「可能」に変えるということに対する熱い期待。もちろん決して容易なことではありません。何せこれまでは不可能だった、つまりそれだけの障壁が間違いなく存在するわけですから。ただ、それを変えるべきだと想う方が多く存在していることも事実。そういった方々から、ひょっとしたらこの会社なら変えられるのではないか、と期待され、応援していただいています。

アルトアはまだ2合目。頂上を見上げるとその道のりにクラクラしますが(笑)、何とかこの期待に応えたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 18:47 | TrackBack(0) | アルトア

2019年06月17日

タブレットPOS

先週の木曜日は、東京で弥生PAPカンファレンスを開催しました。当日は好天で、私の雨男疑惑が晴れたとか、晴れなかったとか(笑)。東京は今回の一連のカンファレンス会場でも、最大の規模なのですが、お蔭さまで非常に多くの方にご参加いただき、もう少しで席が足りなくなるのではという状態でした。3人掛けのいわゆるスクール形式では、一般的には両端に2人だけ座るのが多いのではないかと思いますが、真ん中にも座っていただかないと、全く席が足りません。とても有難い悩みなのですが、キャパシティ的に使える会場の選択肢が減りつつあります。

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さて、今回のカンファレンスのメインテーマは消費税改正、特に軽減税率。軽減税率は、お茶や新聞を購入する(=つまりほとんどの)事業者に広く影響がありますが、やはり最も影響があるのは飲食料品を扱う小売業/卸売業/サービス業。特に飲食店は、お店で食べれば標準税率、一方で持ち帰りだと軽減税率という非常に難しい対応を迫られます。これをしっかりしたシステムのサポートなしに乗り切るのは困難ということで、今回のカンファレンスでは、軽減税率に対応したタブレットPOSの紹介を行っています。

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連動製品の展示ブースはこれまでのカンファレンスでもあったのですが、カンファレンスのメインステージで各社にプレゼンを行っていただいたのは実は初めてのこと。東京会場では、AirレジUレジFOODスマレジの3社にそれぞれ製品紹介を行っていただきました(この他、スマート取引取込では、タブレットPOSとしてユビレジぐるなびPOS+とも連携可能です)。

同時に3社にプレゼンを行っていただくと、それぞれの特徴、それぞれがどんなところに力を注いでいるか、というところがよくわかります。あくまでも私の印象ですが、Airレジは基本ゼロ円で気軽に使えること、Uレジは全国津々浦々をカバーした手厚いサポート、そしてスマレジは機能の豊富さが強みと感じました。こういった横比較ができるのも、今回の弥生PAPカンファレンスの特徴です。

明日は東京に次ぐ大箱、大阪での開催です。天気は…、大丈夫そうですね。皆さまと大阪でお会いできることを楽しみにしております。
posted by 岡本浩一郎 at 19:40 | TrackBack(0) | 弥生

2019年06月13日

eSIM

日本では梅雨の時期ですが、梅雨から脱出すべく7月上旬に海外出張を予定しています(もちろんちゃんとした仕事です、笑)。なかなか現地での打合せのスケジュールが固まらずやきもきしていたのですが、ようやく鍵となる打合せのアポが確定し一安心です。

ここ数年、海外に行く際には、現地でSIMを調達し、バックアップ用のスマホにさして利用するようにしています。メインのiPhoneでは、日本の番号での通話ができるようにしておき、データ通信は現地SIMが入ったバックアップ用のスマホとのテザリングで賄うという方式です。現地SIMのメリットはやはり安いこと。日本のキャリアのデータローミングだと一日2,000円ぐらいかかりますが、現地SIMだと、(国によりますが)1週間で2,000円〜3,000円ぐらいというのも珍しくありません。

この方式のデメリットは、常にスマホを2台持ち歩く必要があること。また2台の充電状況を常に気にしておく必要があること。特にバックアップ用は、昔使っていたスマホ(現在は2台前のiPhone 6Sを利用)なのでバッテリーが弱りがち。気を付けないとすぐに電池切れになってしまいます。

そこで先般のUS出張では、eSIMという新しい方法を試してみました。これはiPhone XSから採用された技術ですが、スマホ内に通常使うのとは別にもう一つのソフトウェアで設定できるSIMを内蔵しているため、これを利用すれば、iPhone XS 1台で、日本のSIMと現地のSIMを併用することができるというもの。これだと、現地のSIMならではの低コストを享受しつつ、日本の番号でも電話を受けられ、また、持ち歩くのは1台で済むという良いとこどりになります。

早速San Franciscoに着いた段階で、予めインストールしておいたVerizon (USのNo.1キャリア)アプリを開いて、eSIMのセットアップを試してみましたが、なぜか、このデバイスには対応していないとエラーになってしまいました。もちろん、私のiPhone XSはSIMロック解除済みです。

やむを得ず、GigSkyというグローバルで利用できるデータ通信に特化したキャリアを試してみる(これも念のためにアプリをインストールしてありました)と、今度はうまく行きました。選んだのは、15日間2GBで$30のプラン。毎日ローミングの料金を払うよりはだいぶ安く済みますね。

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GigSkyのeSIMをアプリから購入したら、モバイル通信プランとして主回線(日本のキャリア)とGigSkyの2回線が同時にアクティブな状態になります。ここで「モバイルデータ通信」として「GigSky」を、また「デフォルトの音声回線」として「主回線」を選べば、音声は日本のキャリアを使いつつ、データ通信のみGigSky経由となります。

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ちなみに、この状態では、電波状況を表すピクトグラムが2段になります。上段がGigSkyで、下段が日本のキャリアから自動的に(音声のみで)ローミングしているVerizon。この写真では、両方とも受信状態良好です。

テザリングもありといえばありですが、油断するといつの間にかテザリングが切れていて、再度つないだりという手間があります。その点、1台でデータ通信まで完結できるのはやはり圧倒的にラクです。今度の出張はヨーロッパなのですが、GigSkyはヨーロッパでも15日間2GBで$30。なおかつヨーロッパの大部分の国をカバーしているので、いくつかの国をまたいでの出張の時には特に便利ですね。
posted by 岡本浩一郎 at 19:26 | TrackBack(0) | テクノロジー

2019年06月10日

100名超え

先週金曜日に名古屋で弥生PAPカンファレンス 2019春を開催しました。朝に横浜を出る時は曇りでしたが、名古屋に到着するころには予報通りの雨。実は私には雨男疑惑がかけられているのですが、その疑惑がますます深まりかねない天気となってしまいました。言い訳をすると、例年6月から7月にかけてと、10月から11月にかけての2回PAPカンファレンスを開催していますが、前者はまるまる梅雨時、後者の前半は秋雨&台風の時期ですから、まあ、それは雨も降るはずです。なおかつ私は、全てのカンファレンスに参加しているため、必然と、私 = 雨男の印象になってしまっていますが、完全に濡れ衣(のはず)です。ちなみに、過去に一度だけカンファレンスに参加できなかったことがあるのですが、それはこの日。そう、オリックスグループ入りを発表した日。必ず参加するはずの私が参加しないということで、社員も何かあるんだろうと思っていたようです(笑)。

さて、今回のPAPカンファレンスのメインテーマは消費税改正。少し前にお話しした通り、法令的には予定されているものの、政治的には「最終決断」されていない状態であり、万が一見送りになれば、カンファレンスを開催する意義そのものが失われかねません。とはいえ、10月までは残り4ヶ月を切っており、もはや様子見もできないということでの見切り発車。

そういった状況でどれぐらい参加いただけるのか心配はしていましたが、蓋を開けてみれば大盛況。事前のお申込みの数は過去最高。当日は結構な雨ということでやっぱり今日はいいやとなる可能性もあったのですが、結果的には非常に高い参加率で、参加者は軽々と100名を超えました。これは常に100名を大きく超える東京・大阪会場以外では初の100名超えです。

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世間的にはまだ宙ぶらりんな状態の消費税ですが、やはりプロである会計事務所としてはそのインパクトの大きさを十分に理解されているということかと思います。当日は弥生の消費税改正対応についてお話しさせていただくと同時に、会計事務所の消費税改正対応の事例紹介を行ったのですが、会場にいた皆さんは(あくまでも私の印象ですが)「思っていた通り(以上に)、これは大変なことになりそうだな」と感じているように見受けられました。

今回名古屋が100名超えしたもう一つの理由が、昨年に広島営業所、今年には仙台営業所を開設したこともあり、営業所間のいい意味でのライバル意識が芽生えているということ。広島・仙台ともに営業所を開設してからはカンファレンスへの参加者が明らかに増加しています。となると、先輩格である名古屋・福岡も負けていられません。今回は福岡も順調に行けば初の100名超えが視野に入っています。

次のカンファレンスは今週の木曜日(6/13)に東京での開催。現時点で400名以上のお申込みをいただいています。今のところ予報は晴/曇ですが、私の雨男の疑惑を晴らす(笑)と同時に、多くのPAP会員の皆さまにお会いできることを楽しみにしております。
posted by 岡本浩一郎 at 18:34 | TrackBack(0) | 弥生

2019年06月06日

アルトア一年半

今日で、2017年12月7日にアルトアが営業を開始してから、ちょうど1年半経ったことになります。1年経過した時点での結果については昨年12月に本ブログでもお話ししましたが、それから半年ということになります。ざっくり言えば、2017年12月からの一年間の実績と、2018年12月からの半年間の実績がほぼ同じレベルです。一年間の実績と半年間の実績が同じですから、ほぼ倍のペースということにはなりますが、一定の手応えは感じつつも、もっとできるはずだ、とも感じています。まだまだこんなものでは満足できません。

まだまだできていないこと、やるべきこと、やりたいことが山積み。

もちろん、一歩ずつではありますが、着実に前進はしています。昨日は、マーケティングチーム・与信モデル構築チームそれぞれと打合せがあったのですが、それぞれ着実な前進を感じる内容でした。マーケティングを通じて、アルトアをどう知っていただくのか、どうご利用いただくのかは、現状のアルトアにとって最大の課題です。正直まだ試行錯誤ではありますが、昨日の打合せはそんな試行錯誤の中でも一定の方向感を見出すことができる内容でした(詳しい内容までお話しできないのが残念、笑)。

与信モデル構築に関しては、営業を開始した一年半前には既に一定の結果は出していることになりますが、実際のところ、モデルは一度作って終わりではなく、継続的な改善こそが肝心です。アルトアでは、メインとなるモデルを2つ構築・運用していますが、両方とも、既に一度バージョンアップを行っています。現在は、二回目のバージョンアップに向けた準備を進めており、昨日は新バージョンの概要の説明がありました。これも詳しい内容まではお話しできないのですが、より高い精度でお客さまの現況を把握できるようになります。同時に嬉しいのは、営業開始に向けた準備をしていた2年前はまだまだよちよち歩きだったチームが、2年で大きく成長したということ。

ローマは一日にして成らず。引き続き、焦ることなく、しっかり一歩ずつ進み続けます。営業開始後2年となる今年12月には、しっかりとした手応えだけでなく、しっかりとした結果としてお話しできるようにしたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 17:55 | TrackBack(0) | アルトア

2019年06月04日

軽減税率業種別チェックリスト

いよいよ6月。先週末は今年初のキャンプに行ってきましたが、爽やかな良い天気のアウトドアを満喫することができました。梅雨前のこの季節は気持ちがいいですね。と言っていると、すぐに梅雨、梅雨が明ければ夏、そして夏が過ぎれば秋。弥生の今期も残すところあと4ヶ月です。

しかし弥生の今期が終わるということは、10月になるということ。10月1日と言えば、そう、消費税率の10%への引上げと同時に軽減税率制度の導入が予定されています。なんともう4ヶ月もありません。2014年4月に消費税率が8%に引上げとなった際には、なにぶん17年振りの消費税率の見直しということで、何をどうすればという状況でしたが、半年前となる2013年10月1日には安倍首相が「消費税率を法律で定められたとおり、現行の5%から8%に3%引き上げる決断」を表明されたこともあり、半年前には本格的な準備モードに入りました。弥生も「新・消費税あんしん準備委員会」というサイトを通じ、事業者のお客さまの準備を後押ししてきました(それでもいざ引上げの4月1日前後はお問合せも激増し、大変な状況でした)。

今回は、約1年前となる昨年の10月15日に、「消費税率を予定通り8%から10%へ引き上げる」という表明はあったものの、これはあくまでも意向表明であり最終決断ではないということで、宙ぶらりんな状態が続いています。そういった状況の中ではありますが、弥生は昨年の12月には「消費税改正あんしんガイド」というサイトを開設し、お客さまの準備をお手伝いしています。ただ実際問題として、お客さまの準備はまだまだ進んでいません。前回と同様半年前となる今年4月には本当の意味での「最終決断」と「正式表明」があるかと思いきや、何もないままに終わってしまいました。そんな宙ぶらりんな状態では、お客さまとしても積極的に取り組む意欲がわかないというのも十分に理解できます。

それにしても政治の観点では、色々と考慮すべきことがあるのでしょうし、決して容易な判断ではないことは理解できるのですが、それにしてもさすがにこの状態のままではマズいのではないでしょうか。このままずるずる行けば、急遽引上げを延期すれば、準備を進めていた事業者にとっては、準備をなかったことにする多大な労力が発生し(極端な例で言えば、キャッシュレス決済に対するポイント還元の準備を進めている決済事業者からすると冗談にもならないでしょう)、一方で予定通り引上げを実施すれば、準備を進めていなかった事業者がもはや間に合わない、という行くも引くも地獄という最悪の状況になりかねません。

今回が税率8%から10%への引上げだけであれば、税率の見直しは数年前にも経験していますから、限られた期間でも準備は可能かもしれません。しかし今回は、軽減税率というこれまでにない、かつ、極めて影響の大きい制度の導入が予定されています。誤解されがちですが、軽減税率は、対象となる飲食料品を販売する事業者だけに影響があるわけではありません。事業者であれば、お客さまにお出しするためにお茶などを購入することもあるでしょうし、新聞を購読していることもあるでしょう。つまり、軽減税率対象品を購入する側として、ほとんどの事業者にとって、一定の影響が生じることになります。

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正直もやもやとした状況ではありますが、法令では引上げと軽減税率が予定されている以上、準備を進めなければなりません。消費税改正あんしんガイドでは、自社にどのような影響があるのか、何を準備すべきなのかをチェックすることができる「軽減税率業種別チェックリスト」を公開しました。まあ、どうなるかわからないし、という方もまずはこのチェックリストで、どういった影響があるのかを理解するところから準備を始めていただければと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 23:17 | TrackBack(0) | 弥生