2021年04月21日

法人もインターネットバンキング

前回は、今だからこそインターネットバンキングとスマート取引取込を活用し、記帳の自動化を実現しましょうとお話ししました。これは確定申告が終わってホッとされているであろう個人事業主の皆さんへの呼びかけ。

一方で、記帳の自動化は法人であってももちろんメリットがあります。しかし残念なのは、法人におけるインターネットバンキングの利用率は高いとは言えないこと。これには、法人向けのインターネットバンキングは一般的に利用料がかかることが影響しているかと思います。

ただ、メリットの大きさという意味では、個人事業主よりは一般的には取引のボリュームが大きい法人の方が大きいはずです。私は弥生の社長に就任して以降事業活動を停止している個人管理会社があるのですが、事業活動を停止しており、記帳すべき取引がほとんどない会社でも、スマート取引取込によるメリットは実感できるものがあります。本格的にスマート取引取込を利用するようになったのは確か2年前なのですが、インターネットバンキングとの連携の設定さえしてしまえば、一年間の取引が一気に仕訳になるのは、ある意味快感です。

私の場合には、事実上の休眠会社なので、一年に一度、一気に記帳ということになり、これはこれでメリットを実感できますが、普通に事業を営んでおり、毎日毎日とは言わないまでも毎月記帳されている会社の方からすれば、毎月、メリットを実感できるはずです。

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法人のお客さまにこそインターネットバンキングとスマート取引取込をご利用いただきたいということで、弥生では少し前に「法人向けインターネットバンキングを開設して、会計業務をもっとスムースに!」という特設サイトを開設しました。この特設サイトでは、インターネットバンキングとスマート取引取込のメリットを解説すると同時に、自動化によって業務効率化を実現することに賛同いただいている金融機関の情報も掲載しています。

このサイトでは、インターネットバンキングの利用料や、振込手数料(インターネットバンキングを利用した際には、窓口やATMよりも安く設定されることが一般的です)なども比較検討いただけるようになっています。最近では従来型の銀行であっても、インターネットバンキングの利用料をゼロとするケースもあり、要注目です(低金利の環境下でこの種の手数料は銀行としても貴重な収益源であり、なかなか下げられないという悩みがある中で英断だと思います)。

法人の場合には、複数の銀行口座を併用することも珍しくありませんが、うち一行をインターネットバンキングの利用料がかからず、振込手数料が安い銀行を選ぶというのも選択肢かと思います。必ずしも取引のあるすべての銀行でインターネットバンキングを利用しなければならないという訳ではなく、資金を置いておく銀行口座、高頻度で入出金をする銀行口座と分けた上で、後者だけでもインターネットバンキングを利用するだけでも十分なメリットが得られるはずです。
posted by 岡本浩一郎 at 21:35 | TrackBack(0) | 弥生