2022年06月29日

2,000名越え

6/3(金)の札幌開催を皮切りに、全国7会場およびオンラインで開催してきた弥生PAPカンファレンス 2022ですが、今週月曜日のオンライン開催3回目で無事に終えることができました。25日間で全国7会場、さらにオンラインでの開催が3回(合計10回)ですから、かなりの密度です。19日のトライアスロンを含め、今月はひたすら駆け回ったという感じです(笑)。

今回の弥生PAPカンファレンスでは、ご参加いただいたPAP会員の皆さまがついに2,000名を越えました。新型コロナウイルス禍以前は、リアル会場での開催でしたが、全会場あわせて参加者が1,000名いくかどうか、という感じでした。東京と大阪での参加者が300名前後と圧倒的に多く、名古屋と福岡が100名前後と続きます。

例年、弥生PAPカンファレンスは6月ごろに1回、10月から11月にかけて1回と年2回開催するのですが、新型コロナウイルス禍の中で、2020年6月の開催は見送らざるを得ませんでした。2020年秋には、オンラインで開催しましたが、この際には、2回のオンライン開催でそれまでの全国7会場を軽々と上回る参加者数となり、オンライン開催の力を実感しました。とはいえ、これまで何回もお話ししているようにリアル会場で実際にお会いできることには、代えがたい価値があります。昨年の6〜7月には、オンライン開催を基本としながらも状況が安定していた仙台札幌でリアル開催を再開することができました。昨年秋には、オンライン2回に加え、全国7会場での開催を再開することができました

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そして今回は全国7会場とオンライン3回のハイブリッド開催。ついに参加者(メディアや関係者等を除く)は2,000名を越えました。オンラインで気軽に多くの方に参加いただく、同時にリアル会場でしっかりとしたコミュニケーションを取るといういいとこどりができたように思います。

今回の弥生PAPカンファレンスについては、開催レポートと合わせ、録画を後日配信します。スケジュールの関係で今回の2,000名には入れなかったという方も是非ご覧いただければと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 22:37 | TrackBack(0) | 弥生

2022年06月27日

泳いだ、漕いだ、走った 2022 @ 木更津 (続きその2)

前々回/前回とお話ししてきましたが、6/19(日)に陸上自衛隊木更津駐屯地で開催された木更津トライアスロン大会に参加し、今年の目標であったオリンピック・ディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)を無事に完走することができました。

今日、関東では記録上最速の梅雨明けとなったとのことですが、梅雨明け前日となる昨日(6/26)も実に暑い一日でした。お昼前に少し走っておこうと走り出したものの、とにかく暑い。水飲み場で水を頭にかけてクールダウンを図りつつ走ったものの、6kmほど走った時点で危険を感じ、ストップ。水分補給をした上で歩いて帰りました。仮にトライアスロンが昨日開催だったとすると、完走できなかったかもしれません。

これに対し、19日の木更津はお昼12時時点で気温26度と、まあまあ暑いものの運動には支障がないレベル。吹きっさらしの滑走路では向かい風が辛かったのは前回お話しした通りですが、風があるがゆえにオーバーヒートしにくかったようにも思います。

さて、バイクで7周回を終え、再びトランジションエリアに。それなりに真面目にバイクを漕ぐ方は専用のシューズ(ビンディングシューズ)を履いていますが、私は普通のランニングシューズで自転車を漕いでいるので、バイクからランのトランジションは一瞬です。とはいえ、ランは(私の場合)約1時間の長丁場となるので、少しだけ息を整え、水分補給も済ませてからランのコースに向かいます。

昨年の千葉シティトライアスロン大会(この時はハーフに該当するスプリント・ディスタンス)では、一番辛かったのが、ラン。走りはじめてすぐに「これは辛すぎる」となったのですが、今回もまあまあシンドイながらも、何気に淡々と走り続けることができました。ランの練習を始めたのは昨年のゴールデンウィークですが、それから一年以上、最低月50kmのペースで走り続けてきた成果かなと思います。スピードに関しては全く褒められたものではありませんが、とりあえず確実に10km走ることはできるようになってきました(除く昨日、苦笑)。とはいえ今回は1.5kmのスイム、そして40kmのバイクの後ということで、どこまで体力が残っているのか不安ではありましたが、走り始めたら何とかなったという感じです。とはいえ、腿がピクピクとつる前兆を感じながら、たまに頭から水をかけてもらいながら、マイペースで何とか走り切ったという感じです。ランの時間は1:03:55。

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そしてゴール。今回は仲間2人を引っ張り込んだとお話ししましたが、ゴール手前で2人が待ってくれていました。そして3人で手をつないで、ゴール! 見てくださいこの50過ぎのおじさんたちの満面の笑顔を(笑)。

合計タイムは3:25:32。前回お話ししましたが、木更津トライアスロン大会ではスイムからトランジションエリアまでの距離がややあるということで、スイムからバイクのトランジション(T1)の時間は計測対象外となっています。仮にこれが通常通り計測対象に含まれていたとすると、3時間半は越していたと思います。トータルで3時間半近く泳ぎ、漕ぎ、走りきりました。お蔭でかなり黒々となってしまい、ここ最近は会う人会う人に黒いと言われます(しかもサングラスをしていた関係で、よく見るとややパンダ)。

今回、今年の目標だったオリンピック・ディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)の完走を果たすことができましたが、せっかくここまで続けることができたので、今後もマイペースでトライアスロンを続けていきます。次は10/16(日)に開催される千葉シティトライアスロン大会です。T1の時間も含めて3時間半を安定的に切れるようにというのが今後の目標でしょうか。その前には横浜で開催されるスプリントの大会(一昨年/昨年と中止になった横浜シーサイドトライアスロン大会)もありますので、うまく巻き込んで仲間を増やしていきたいと思います。
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2022年06月23日

泳いだ、漕いだ、走った 2022 @ 木更津 (続きその1)

前回お話ししましたが、先週日曜日6/19に陸上自衛隊木更津駐屯地で開催された木更津トライアスロン大会に参加し、今年の目標であったオリンピック・ディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)を無事に完走することができました。

当日は8時に会場に到着して、準備を開始。スタート時間の一時間以上前に到着して、時間には余裕があると思いつつ、なんだかんだバタバタとあっという間にスタートの時間です。スタートは9:30。全員一斉ではなく、いくつかのグループに分かれてのウェーブ(時間差)スタートです。まずはスイム1.5km。海上に4つ設営されたブイの周りを2周回します。海に入ったところで待機しているとスタートの合図があり、皆が一斉に泳ぎ始めます。が、いきなりのバトル。もちろんこちらは戦うつもりは全くないのですが、お互いに前を目指す中でどうしてもぶつかります。

私は順位を競うつもりはないので、どんどん先を行っていただき、一旦は平和になるのですが、次のウェーブがスタートすると、その速い人たちがあっという間に追い付いてくるため、落ち着いたと思っても、定期的にバトルに巻き込まれてしまいます。まあでも、追い付かれる方は後ろからどつかれるだけなので、まだましです。追い越す方はいきなり前方から足が現れて蹴られるので厄介です。

いきなり前方からと書きましたが、本当に周りが見えません。自分の手の先も見えないので、視界30cmぐらい? 前回の稲毛海岸でも水が濁って何も見えず怖い思いをしたのですが、木更津の海はもう少しましかと期待していたものの、今回も全く周りは見えませんでした(泣)。小さな入り江になったところなので、沖よりは水が濁っていたのかもしれません。もっとも、入り江故に海流もなく、波もほとんど立っていないので、それは泳ぐうえではプラスでした。

今回もこれは棄権か、と考えたのはやはりこのスイムでした。何も見えないまま泳ぐのは正直怖い。クロールで泳いでいても進んでいる方向がわからなくなったり、ドカンとぶつかられる(笑)と、すぐに頭を上げたままの平泳ぎになってしまいます。そうなると、ブイは全く近づいてきません。泳ぐ方はわかると思うのですが、泳ぎだしてからしばらくはとても息が苦しい時間があります。一定程度泳ぐと慣れるのですが、怖がって頭を上げていると、いつまで経っても慣れません。そうなるとますますクロールを続けられない。

私の場合は通常250mぐらい泳ぐと息継ぎが楽になってくるのですが、やはりそれまでが辛かった(泣)。呼吸のリズムができてからは、少し楽になって、苦しみながらも何とか泳ぎ続けることができました。一旦慣れてからは、とにかくひたすら泳ぐ泳ぐ。泳ぐといってもかなりスローなペースで、相変わらず目指すブイはなかなか近づかないのですが。行く先が見えず右往左往したため(ライフセーバーのSUPに突っ込んでいったり、笑)、実際には1.5km以上だと思いますが、なんとか1.5km泳いで上陸。今回のスイムの時間は0:47:41。速い人は20分ちょっとなので、倍以上の遅さです。それでも、泳ぎ切れたという達成感はしっかりあります(でも次回はもうちょっと頑張りたい)。

陸に上がったら、トランジションエリア(種目間の切り替えをする場所)に向かいます。トライアスロンでは、トランジションの時間も計測対象になるのですが、今回の大会では、T1と呼ばれるスイム→バイクのトランジションは計測対象外ということで、時間をとって体力の回復を図ります。実際問題としてウェットスーツを脱ぐだけでも一苦労です。

着替えて、しっかり水分補給をしてからバイクへ。トランジションエリアからバイクのコースに出ます。その時、「お、弥生会計。使ってますよ。」との声が。バイクコースに出るところを見守っていたオフィシャルの方がお客さまだったようです。今回は、前回と同様に弥生Tシャツでのバイク&ラン。前回も「お、弥生」という声はかけていただいたのですが、今回は「使ってますよ」とまで言っていただき、気合100倍です。

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100倍の気合で走りだすと、バイクは楽々。ああ、バイクっていいなあと感じます。そこまで力を入れずともスピードは35km/hを越えていきます。木更津トライアスロン大会の特徴は自衛隊の駐屯地で開催されるということ。そして、バイクとランは滑走路を走ります。楽々とスピードが出るのは、やはり平滑な滑走路だからこそ。

と思っていたのですが…、ストレートが終わりコーナーを曲がると…、途端にキツイ。実は最初のストレートが追い風で、コーナーを曲がった先のストレートが向かい風だったという次第。向かい風になった瞬間にきつくなり、なんとか頑張って20km/hを維持するという感じでした。このストレートを折り返して、元の方向にも走るのですが、その時は追い風になるので実に楽なこと。この時も35km/hを軽々と越えていきます(多分頑張れば40km/hを越えると思いますが、この先を考えて無理はしませんでした)。走ってみて実感しましたが、滑走路は走りやすいと同時に、完全に吹きっさらしなので、風の影響をもろに受けます。

棄権までは考えませんでしたが、実のところ今回一番辛かったのは、一番楽勝と思っていたバイクでした。向かい風区間がとにかく辛い。40kmということで7周回するのですが、最初のうちは向かい風区間でも20km/hは維持していたものの、後半は頑張っても20km/hを越えられません。

それでもとにかく漕ぎつつければいつかは7周回。ヘロヘロになりながらも7周回を終え、再びトランジションエリアに向かいます。バイクの時間は1:33:56でした。(続く)
posted by 岡本浩一郎 at 23:40 | TrackBack(0) | パーソナル

2022年06月20日

泳いだ、漕いだ、走った 2022 @ 木更津

昨日6/19(日)、木更津トライアスロン大会が無事に開催されました。昨年秋に千葉シティトライアスロン大会で初めてのトライアスロン大会に挑戦。直前に体調を崩すなどハプニングはありましたが、無事にスプリント・ディスタンス(スイム0.75km、バイク20km、ラン5km)を完走することができました。今年はオリンピック・ディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)に挑戦すると宣言し、マイペースでトレーニングを積んできましたが、今回の大会に無事参加、そして無事完走することができました。

梅雨時の大会ということで、天気がどうなることか心配していましたが、結果的には晴れ。雨天決行なので、雨は困る、一方でこの時期に快晴だと辛いという我儘な希望に対し、薄曇りという有難い空で応えていただいたお天気に感謝です。気温は26度。ただ、風がやや強いのが気がかりです。

今回は速報ということで、まずは結果だけお話しすると、無事に完走することができました。トレーニングは積んできましたが、どれだけ練習しても万全とはなりません。事前の目論見では7割ぐらいの確率で完走はできるだろうと思っていましたが、実際に無事に完走できてとてもホッとしています。とはいえ、盤石とはとても言えず、最初の競技であるスイム中には「これはアカンかも」と何回も思いましたが(苦笑)。

速報で結果(pdf)が公表されていますが、オリンピック・ディスタンスで完走831人中、740位。順位だけ見ればイマイチですが、もとより順位を競うつもりはありません。狙うのは完走のみ。

タイムとしては3種目で3:25:32でした。一般的な大会では4時間の制限時間が多いのですが、この木更津トライアスロン大会は制限時間は4時間半。タイムだけ見ればまずまず余裕をもってゴールとなりました。ちなみに1位の方は1:55:21という記録。どんだけ速いんでしょうか(同じ人間とは思えません、苦笑)。

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それなりにシンドイ思いはしながらも、無事に完走。やり切ったという充実感があります。今回、シンドイ思いはしながらも最後まで頑張れたのは仲間の存在も大きかったように思います。昨年秋の千葉シティトライアスロン大会は、知り合いが誰もいない孤独な闘い。今回は、時間をかけての勧誘活動が実を結び、娘の小学校時代の父親の会の仲間2人を引っ張り込む(笑)ことができ、バイクやランの最中も声をかけあったことがとても心強かったです。2人は私よりも先にゴールしていましたが、ゴールで待っていてくれ、3人で手をつないでのゴール。50過ぎのおっさんが手を取り合ってというのは、やや見苦しかったかもしれませんが、当事者としてはとても感動的でした。お付き合いいただいた、Yさん/Tさん有難うございました。

ちなみに、父親の会では、非公式にトライアスロン部が結成されており、次はSさんとSさん(2人のSさん)のデビューを促す予定です。少しずつメンバーを増やし、皆で南の島に遠征に行くことを目論んでおります。
posted by 岡本浩一郎 at 15:21 | TrackBack(0) | パーソナル

2022年06月17日

いよいよ大会

時が経つのはあっという間で、いよいよ木更津トライアスロン大会が目の前に迫ってきました。大会は今週日曜日、19日。天気は何とか持ちそうです。現時点での予報ではくもりの一日で最低気温が20度、最高気温が25度とまずまずのコンディション。雨天決行なのでとにかく雨が降らないことを願っています。

準備はばっちりと言いたいところですが、そうも言えない状況です。大会前月に海外に2回(LAArkansas)も行くことになり(もちろんそれ自体は望んでのことですが)、その間はトレーニングのペースが落ちてしまいました。

4月は結局スイムが10km、バイクが42km、ランが60.5km。5月はスイムが10km、バイクが62km、ランが62.0km。6月はこれまでのところ、スイムが5.5km、バイクが62km、ランが38.0km。自分に課しているスイムが10km、バイクが40km、ランが50kmという毎月の目安は(月半ばの6月を除き)達成はできているものの、大会に向けてしっかり追い込めているという状態ではありません。

まあでも、大会エントリー時にも書きましたが、どんなに練習しても、これなら100%大丈夫とはなりません。不安とワクワクの両方を抱えて大会に臨むことになるのだと思います。昨年秋の大会(こちらはスプリントディスタンス)は、プレッシャーがかかっている中で公私ともに無理をしてしまい、直前に体調を崩してしまいました。結果的にはギリギリ復活して完走することはできましたが、トレーニングよりも何よりも、まずは体調を万全にして挑むという観点からはかなり反省すべき初トライアスロンとなりました。

今回は体調はまずまず。PAPカンファレンスで出張が続いていたり、会食が海外に行く前に控えていた分少し多めになったりと、やや疲労気味ではありますが、土曜日にしっかりと休養して、日曜日の大会を楽しみたいと思います。

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今回の木更津トライアスロン大会の目玉は、会場が陸上自衛隊木更津駐屯地であるということ。バイクとランではなんと滑走路を走ることになります。楽しんで、まずは完走を目指します。
posted by 岡本浩一郎 at 12:11 | TrackBack(0) | パーソナル

2022年06月14日

折り返し地点

昨日は名古屋でのPAPカンファレンス開催でした。名古屋でのリアル開催は昨年の秋以来ですが、昨年の秋は、新型コロナウイルス禍が落ち着いてはきているものの、開催する弥生にしても、参加される方にしても、やや恐る恐るという感じがありました。弥生としても無理にリアル会場に誘導はせず、あくまでも参加されたい方に参加していただければいいと考えていました。

今回も、意識的なリアル会場への誘導は控え、あくまでも参加されたい方に参加していただければいいというスタンスは変わらないのですが、やはりリアルで参加したいという方が増えたように思います。特に名古屋会場は、満席につき早めにお申し込みを締め切ることになりました。実際の会場も、新型コロナウイルス対策で席間を広げ定員を減らしてではありますが、結構一杯という印象でした。

今回のPAPカンファレンスは、この間お話しした通り、メインテーマがインボイス制度。インボイス制度の概論については、もう充分語られていますから、今回は、具体的に弥生がどういったサービス・機能を提供するのか、それによって事業者および会計事務所の業務がどう成立するのか、さらにどう効率化されるのかについてお話しをしています。これまでの会場では、「ようやく何をすべきかイメージできるようになった」「大変ではあるものの、何とかなりそうだという感触を得られた」というフィードバックをいただいています。

インボイス制度だけでも語るべきことは多々あるのですが、今回のカンファレンスでは、弥生が今後立ち上げる「事業承継ナビ(弥生のあんしんM&A)」や、今後提供する給与・労務系の新しいアプリケーションについてもお話ししています。これらについては、本ブログでも追ってお話ししたいと思いますが、結構欲張りなプログラムです。名古屋会場でも「今回は特に充実していましたね」と言っていただき、かなり苦労して(第一回目の開催となった札幌会場の直前まで、苦笑)まとめた甲斐があるというものです。

一方で、欲張りすぎたこと(話したいことが多すぎる)もあって、回を重ねるごとに若干時間が伸びてしまっているのは反省点です。名古屋会場では終了予定から10分以上伸びてしまい、申し訳ありませんでした。今後については、タイムマネジメントをもっとしっかりしたいと思います。

名古屋会場が終了して、リアル会場は7会場中4会場終了。オンライン開催は3回中1回終了。あわせると10回中5回終了ということでちょうど折り返し地点ということになります。後半もこの欲張りなプログラムを、しっかりと時間内でお話ししていきます(後半のリアル会場については現時点では受付中ですが、どの会場も当初の定員を超えており、感染症対策で増席にも限界があるため、お早目のお申し込みをお願い致します)。

折り返し地点と言えば、木更津でのトライアスロン大会が今週末に迫りました。出張も多くなかなかトレーニングに時間が割けないのが辛いところですが、PAPカンファレンス(全10回)も、トライアスロン(全51.5km)も全力で駆け抜けたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 22:31 | TrackBack(0) | 弥生

2022年06月10日

カンファレンス序盤戦終了

先週から弥生PAPカンファレンスを開催しています。ちょうど一週間前の6/3(金)の札幌開催を皮切りに、今週火曜日に仙台、そして本日は東京での開催となりました。オンラインでの開催も3回予定していますが、昨日に1回目を開催しました。これで序盤戦が終了といったところでしょうか。

オンラインのメリットはご自身のオフィスやあるいは自宅からご参加いただけるということ。気軽に参加できるということもあって、昨日開催の1回目では1,000名近いお申込みをいただきました。会場開催の場合には、会計事務所を代表して1〜2名で参加されることが多いのですが、オンラインであれば、一人のお申込みでも、プロジェクターで投影すれば、多数の方が同時に視聴することも可能になっています。これを考えると、1,000名近くか、ひょっとしたら1,000名以上の方にご覧いただいているのではないかと思います。

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一方でリアル会場のメリットはやはり実際にお会いできること。今回の会場はここ数年間継続して利用している会場(@秋葉原)なのですが、新型コロナウイルス禍の中、座席は相当にゆとりをもって配置しています。以前は300名以上のキャパシティで開催していました(今から振り返ると相当な密ではありました)が、今回は残念ながら100名強というキャパシティに制限しています。そういった意味では、以前よりは少な目ではあるものの、それでもこれだけ多くの方にお集まりいただき、色々とお話しできるのは、「楽しい」の一言につきます。

余談ですが、久し振りにお会いしたらすっきりとスタイルがよくなった方が複数いらっしゃって驚きました(Mさんですとか、Sさんですとか、Tさんですとか)。私自身もそうですが、新型コロナウイルス禍の中で一念発起した方が結構多いのかもしれません(笑)。

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実は、今日私が一番嬉しかったのは、変な話ではあるのですが、弥生の社員と会えたこと。弥生は、東京本社を中心に、引き続きリモート勤務に軸足を置いています。このため、出社すればその度ごとに一部メンバーには会えるのですが、全員が一同に会するという機会はありません。今回は、東京での弥生PAPカンファレンスであり、あくまでも東京勤務のパートナー営業メンバー中心なのですが、それでもこんなに人数がいたんだ、とちょっと驚きました(笑)。過去2年間に入社された方も多いので、中には、リアルで私と会うのが初めて、というメンバーも(苦笑)。

今回のカンファレンスも序盤戦が終了。参加者の皆さまからは、とても有意義だったとフィードバックをいただいています。来週からは中盤戦。名古屋、オンライン2回目、大阪と続きます。皆さまとお話しさせていただけることを楽しみにしております。
posted by 岡本浩一郎 at 22:30 | TrackBack(0) | 弥生

2022年06月08日

米国の空港にて

新型コロナウイルス禍の中で2年半以上日本を脱出できておりませんでしたが、日本の水際対策が緩和されたことを受け、4月から5月にかけて2回(1回目: Los Angeles、2回目: Arkansas)もアメリカに行ってきたとお話ししました。緩和されたとは言え、(米国/日本それぞれの)水際対策は厳然と存在しており、日本出国前のPCR検査、日本帰国前のPCR検査、日本帰国時の抗原検査と結構な手間(+PCR検査は自己負担なのでコストも)でした。それでも、全ての検査が陰性となり、またそれ以外の大きなトラブル等もなく、2回とも無事に行って帰ってこれてホッとしています。

大きなトラブル等はないと言いましたが、実はArkansas(アーカンソー)に行った際、かなりヒヤッとした出来事がありました。ただこれは日本人的感覚からはトラブルかもしれませんが、米国人的感覚からはよくあることかもしれません。

それはArkansasでの全ての予定を終え、目的地(Fayetteville)最寄りのNorthwest Arkansas Regional Airport(XNA)に辿り着いた時のことでした。今回は娘の部活が世界大会に参加する際の引率役だったわけですが、座席の確保の関係で予約は団体(生徒+私以外の保護者)と私とで別々になっていました。まずはただでさえ時間がかかる団体のチェックインから。色々とバタバタしながらも無事にチェックインが完了。これで皆、日本に帰れる。

いや、まだ私自身のチェックインが終わっていないということで、団体を先にゲートに向かわせた上でチェックインの列に再度並びましたが、なかなか進まない。どうやら何らかの理由で飛行機に乗れなかった老夫婦が、善後策を相談しているようで、処理が全く進みません。それでもまだ時間の余裕があると高を括っていたのですが、列はなかなか進みません。フライトの時間が迫りさすがに焦ってきます。

ようやく自分の番になったのですが、係員の方が少し手続きを進めたところで、荷物の受付時間が過ぎたので、もう乗れない、ついてはこの番号(コールセンター)に電話して次のフライトを予約しろと言い出しました。おいおい、私以外は既にチェックインを済ませており、引率係である私が乗れないというのでは困ります。それにそもそも、列で延々と待たされたからこそ時間が迫っているわけです。

さて、ここでどうするか、ですが、引き下がってはいけません。自分には日本への乗継ぎのフライトがある、だからこのフライトに乗らないといけない、そもそも待たされたのが問題だろうと反論し、結果的には何とか無事にチェックインすることができました。ゲートまで走ってギリギリでの搭乗。その後Dallas Fort Worthでの乗り継ぎも色々とありつつも無事に済ませ、何とか日本に皆で無事に帰りついて引率役の使命を果たすことができました(ちなみに、受付時間が過ぎたと言われた荷物も無事に日本で出てきました)。

予定していた飛行機に乗れないといったことはアメリカの空港ではよくあることです。向こうではそもそもキャパシティ以上の予約を取るオーバーブッキングは当たり前。その際には、適当な理由をつけて、もう乗れないと言われることはよくあります。今回が実際にオーバーブッキングだったのかどうかは定かではありませんが、何らかの理由で乗れなかった人が出る → カウンターで揉める → 待ちの列が進まない → 乗れない人がさらに出る → 揉める、という悪いループに入っているのは確かでした。

こういった時は諦めたら終わり。交渉あるのみです。そもそもこちらに非はなく、先方もこれで諦めてくれたらラッキーぐらいの感覚なので、交渉の余地は十分にあります(交渉が必ずしも実るとも限りませんが)。結果的に待っている人をさらに待たせてしまうのはとても心苦しいのですが、諦めてカウンターを離れたらその瞬間に終わりです。実際に今回は、現場責任者に対応してもらい、少し強く主張したところ、無事にチェックインすることができました(となると逆に荷物の受付時間云々は何だったんだという感じですが)。

もっとも、実はむしろさっさとコールセンターに電話すべきというケースもあります。それはフライトがキャンセルされた場合(これもアメリカでは結構あります)。この場合は、そもそも乗るフライトがなくなったわけですから、交渉の余地はありません。なおかつ、キャンセルになったフライトの次の便には皆が殺到しますから、新たな予約は早い者勝ち。この時、早く対応できるのはコールセンターです。

日本でも現実問題としてオーバーブッキングは存在しますが、自分で電話して何とかしろという突き放された対応を求められることはありません。ただまあ、これも少し前にお話しした期待値の違いですね。アメリカでは、搭乗する人数が少なければ急遽フライトがキャンセルになったり、逆に多すぎればオーバーブッキングで乗れなかったり。良くも悪くも合理的です。郷に入っては郷に従えということで、カウンターでしっかり交渉するなり、さっさと電話で次のフライトを確保するなり、こちらも合理的に判断して対応することが必要です。
posted by 岡本浩一郎 at 22:52 | TrackBack(0) | ビジネス

2022年06月06日

デジタルインボイス

先週6/1より、電子インボイス推進協議会は、デジタルインボイス推進協議会へと名称を変更しました

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電子インボイス推進協議会を立ち上げたのは、約2年前となる2020年7月(改めて時間が経つのはあっという間です)。この際には、まず、もともと欧州で一般化しているE-Invoiceがあり、その普及を図る組織ということで、E-Invoice Promotion Associationという英語名称が先に決まり、その日本語訳として「電子インボイス推進協議会」という名称(略称EIPA)となりました。

一方で、本ブログでもたびたびお話ししていることですが、今日本において必要とされているのは電子化ではなく、デジタル化です。業務のあり方を変えずに、紙の電子化を図るということは着実に進んできています。その代表例が電子申告(e-Tax)ですし、昨年末に話題になった電子帳簿保存法も、基本的に電子化です。

しかし、業務のあり方の見直しまで踏み込まないと、本当の意味での業務の効率化は実現されません。単純に紙を電子化するのではなく、その前提となっている業務のあり方も見直す。それがデジタル化です。電子化(Digitization)ではなく、デジタル化(Digitalization)。

インボイス制度の開始まであと1年ちょっととなり、インボイス制度への注目は着実に高まっています。10社で立ち上げたEIPAも既に正会員だけでも170社超となりました。そういった中で、EIPAとして様々なセミナーやイベントに登壇する機会も増えており、その際に、目指すのは電子化ではなく、デジタル化ということを必ずお話ししています。

そうなると困るのが、電子化ではなくデジタル化だ、と言いながら、「電子インボイス」を推進する「電子インボイス推進協議会」としてお話しすること。目指すのは、電子化なのか、デジタル化なのか、どっちやねん、と突っ込みたくなります。そこで、EIPAとして目指すのはデジタル化であることを明瞭に示すために、今回、名実ともに「デジタルインボイス」を推進する「デジタルインボイス推進協議会」と名称を変更しました。

デジタルインボイスは、電子データでインボイスをやり取りするという意味で電子インボイスの一部ではありますが、標準化され、構造化されたデータとしてやり取りすることが特徴です。例えば一般的なPDFとしてやり取りするのは、PDFという標準化されたフォーマットですから、やり取りの容易さは実現できても、構造化されたデータではないため、後工程の効率化が実現できません(ただし、海外ではPDFに構造化データを埋め込むというやり方も存在しています)。今回デジタル庁が主体となって進めているグローバルな標準仕様「Peppol(ペポル)」をベースにした、日本におけるデジタルインボイスの標準仕様は、標準化されているからこそ、誰から誰へも支障なくやり取りが可能になります。また構造化されているからこそ、そのデータを会計業務や支払業務、入金消込業務などの後工程に活用することができ、業務の効率化が実現されます。

なお、蛇足ですが、海外ではE-Invoiceという表現は定着しているため、E-Invoice Promotion Associationという英語名称であり、略称であるEIPAは変わりません。インボイス制度まで1年ちょっととなり、今年秋から来年にかけてEIPA会員各社が提供する「デジタルインボイス」のサービスが続々とリリースされていく見込みです。インボイス制度という法令改正によって、業務が複雑化した、面倒になった、ではなく、デジタル化によって業務がむしろ効率化したと言えるように。これから来年秋にかけてがEIPAであり、EIPA会員各社の力の見せどころです。
posted by 岡本浩一郎 at 19:15 | TrackBack(0) | デジタル化

2022年06月02日

弥生PAPカンファレンス 2022

またまた本ブログでの告知が遅いとお叱りを受けそうですが、実は明日6/3(金)の札幌開催を皮切りに弥生PAPカンファレンス 2022を全国7会場およびオンラインで開催します。

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今回のカンファレンスのテーマは何と言ってもインボイス制度。まだまだ先だと思っていたインボイス制度の導入は2023年10月。いよいよ1年とちょっとというところまで迫ってきました。今回のカンファレンスでは、もう聞き飽きたであろうインボイス制度の概論ではなく、具体的に弥生がどういったサービス・機能を提供するのか、それによって事業者および会計事務所の業務がどう成立するのか、さらにどう効率化されるのかについてお話しします。インボイス制度に向けて、会計事務所が、そして事業者がどんなタイミングでどのような準備を進めるべきかについてもお話しさせていただきます。

なお、前座担当の(笑)私からは、弥生の現況を共有するとともに、弥生が取り組んでいる社会的なシステムのデジタル化に向けた進捗もお話しさせていただきます。

今回のカンファレンスでは、インボイス対応+αについて、デモンストレーションも交えてじっくりとお伝えします。実は弥生では現在、これまでと異なる全く新しいテクノロジープラットフォームでの次世代サービス群の開発を進めています。今回のデモンストレーションは、この新しいプラットフォームのお披露目にもなりますので、お楽しみに。

冒頭でもお話ししましたが、今回のカンファレンスは、全国7会場(開催順に、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡と、北から南への巡業です)とオンラインで3回の開催です。リアル会場はコロナ対策で余裕を持たせているため、既に満席となっている会場もありますので、お申し込みはお早めにお願いいたします。もちろんオンラインであれば定員は1,000人規模ですから満席ということは基本的にありませんのでご安心ください。オンラインであれば、オフィスやご自宅からもご参加いただけます。もっとも個人的には、できるだけ多くの方とリアルでお会いできることを楽しみにしております。
posted by 岡本浩一郎 at 21:57 | TrackBack(0) | 弥生