2022年12月07日

It's so nice to finally see you in person.

先週の米国出張の目的について語らずじまいですが、実は今週はSingaporeに来ています。こちらについては最初から訪問目的をお話しすると、今日からSingaporeで開催されているE-Invoice Exchange Summitに参加するためです。

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E-Invoice Exchange Summitは、E-Invoice(日本ではデジタル化という観点からデジタルインボイスと呼ぶようにしています)の普及に向けて、様々な国の行政機関やサービスプロバイダー、Peppolの管理団体であるOpenPeppolなどが集まり情報を共有し、意見交換を行う場です。年に数回、ヨーロッパ、米国、アジアなどで開催されていますが、今回は海外との行き来がしやすくなったこと、また、日本から比較的行きやすいSingaporeでの開催ということで、参加することにしました。

私がE-Invoiceについて関心を持つようになったのは、2019年にイタリアを訪問し、イタリアで運用されているE-Invoiceについて調査をしたことがきっかけです。その後、SingaporeがPeppolによるE-Invoiceの運用を始めたということで、これも調べなければとSingaporeを訪問しようとしたのが2020年3月。Singaporeでは日本で言えばデジタル庁にあたるIMDAという行政機関がPeppol Authorityとして活動しているため、IMDAを訪問する予定でした。しかし2020年3月と言えば、新型コロナウイルス感染症が日本でも脅威として捉えられるようになった時期。ということで、このタイミングでのSingapore/IMDA訪問は残念ながら見送りとせざるを得ませんでした。

物理的に訪問することは叶いませんでしたが、急遽Web会議を設定し、IMDAへのヒアリング自体は行うことができました。その後IMDAとは何回も打合せは行ってきましたが、すべてWeb会議。今回、当初の訪問予定から実に2年半経ってようやくリアルで会うことができました。

2020年12月に日本のデジタルインボイスとしてPeppolをベースとした標準仕様を策定することを平井卓也デジタル改革担当大臣に提言し、2021年1月には正式にOpenPeppolとの議論が始まりました。OpenPeppolとはかなりの頻度(基本的に2週間に一度)で議論を続けてきましたが、それらも全てWeb会議です。今回のSingaporeでのE-Invoice Exchange Summitでようやくリアルで会うことができました。

It's so nice to finally see you in person. ようやく対面で会えてうれしいです。

何回もWeb会議で顔合わせしている人と、初めてリアルで顔合わせするというのはちょっと奇妙な感覚ですね。実際に会うこと、そして握手するのは初めて。ただ、Web会議で何回もやり取りしているだけにすぐに打ち解けることができます。少し不思議に思うのは、実際に会った際に、イメージ通りの人もいれば、イメージと全く違う人もいるということ。今回のケースで言えば、IMDAの人たちは概ねイメージ通りでしたが、OpenPeppolの人たちはだいぶイメージが違いました。一人に至っては、言われなければ誰だか全くわからないほど(失礼)、Web会議の時のイメージと違いました。もちろん、話し出せばすぐに打ち解けるのですが。イメージ通りか、イメージと違うのか、何が影響しているんでしょうね。
posted by 岡本浩一郎 at 23:18 | TrackBack(0) | デジタル化