まもなく卒業する私ですが、昨日は卒業式に参加してきました。私の…ではなく、娘の卒業式です。
小学校の卒業式が3年前。新型コロナウイルス禍の影響で、親は小学校の卒業式にも、中学校の入学式にも参加できませんでした。娘の中学校生活は新型コロナウイルス禍の影響を受け続けた3年間。入学してからも当初は登校できず、登校できるようになってからも少人数に分かれてなど様々な制約を受けてきました。楽しみにしていた研修旅行も、2度の延期を経て結局行くことができませんでした。
それでも制約はありつつも、素晴らしい先生方の指導の下、仲間たちととことん満喫できた中学校生活だったのではないかと思います。中止になった研修旅行の代わりの小旅行を生徒たちで企画して実現しました。また、3年生には無事に修学旅行に行くこともできました。娘の部活でArkansasで開催されたロボット競技の大会に出場できたことは、引率役兼コーチ兼通訳兼買出係兼何でも屋として同行した私にとってもいい経験になりました。先日は今シーズンの日本大会が私の母校で開催され、部門賞を受賞することができました(私としては娘に母校を見せられたのが嬉しかったです)。親ばかなのは重々承知ですが、素敵な人に育ってくれました。
今回の卒業式は、ようやく親も参加することができ、娘とその仲間の中学校3年間での目覚ましい成長を改めて実感しました。娘の学校は中高一貫校なので、卒業しても、皆同じ高校に進学します。ですから、今日でお別れといったしんみりした部分はなく、安心して見守ることができました(でもやっぱりうるっときましたが)。
さて、私のではなく、と言いましたが、実は先日、札幌で私の卒業式を開催していただきました。今週月曜日は札幌で、そして水曜日は大阪で、皆さんから心のこもった、なおかつ、札幌/大阪それぞれの個性のある送別の場を設けていただきました。本当に素晴らしい仲間と過ごしてきた15年間。卒業証書も感謝状も嬉しいのはもちろんですが、この15年間という時間そのものが私にとっての宝物です。