2014年12月11日

SMARTの着実な進化

11/13の大ニュース(弥生のオリックスグループ入り)ですっかり霞んでしまいましたが、実はその翌日の11/14(金)に、YAYOI SMART CONNECTの新機能をリリースしました

実は、10/16のやよいの青色申告 オンラインのリリース時にも、SMART側の機能強化も同時に行っていました。例えば、取込の対象とする銀行やクレジットカードについて事業用もしくは個人用という設定ができるようになったのもこのタイミングです。以前お話ししましたが、事業用に設定されたものは全ての取引を取込み、個人用は必要に応じて取込むことができるようになってため、個人用で必要のない取引を取り込まない、すなわち無駄な作業を行うことがなくなります。

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11/14のリリースでは、SMARTの新たな連携先(取込元)として、いわゆるタブレットPOSのAirREGI、そしてクラウド請求管理サービスであるMisocaに対応しました。これによって、これまでの銀行口座、クレジットカード、電子マネーなどの取引情報の取込み(これらはZaimもしくはMoneyLookとの連携)と自動仕訳に加え、タブレットPOSからの売上情報、また、クラウド請求書からの売上情報の取込みと自動仕訳に対応しました。同じ売上情報ですが、前者は主にB2C(特に飲食)、後者は主にB2B向けということになります。

タブレットPOSは、AirREGIを提供しているリクルートさんの積極的な広告宣伝活動もあり、徐々に普及が進んでいるようです。そういった意味で弥生がSMARTで連携することに驚きはないかもしれません。一方で、クラウドで請求書を作成するサービスであるMisocaとの連携には、少々驚かれるかもしれませんね。弥生自身も請求書を作成するデスクトップアプリケーション、やよいの見積・納品・請求書(あるいは弥生販売)を提供している以上、競合になるのではないの、と。

これは、実は9月に開催されたTOKYOイノベーションリーダーズサミットのセッションでもお話ししたのですが、弥生のオープン・イノベーション戦略の一環です。本ブログでもお話ししていますが、弥生は、それがお客さまにとってメリットを生むのであれば、競合する可能性があるものであっても、積極的に連携し、お客さまにトータルでの利便性を提供したいと考えています。もはや一社で全ての価値を賄う時代ではありません。様々な会社と連携し、同時に切磋琢磨するからこそ、お客さまに期待を上回る価値を提供することができると考えています。

念のためですが、この先、弥生自身が請求書を作成できるクラウドアプリケーションを開発する可能性を否定はしません。これはMisocaの提供元であるスタンドファームさんも了解済みです。どちらがより早く、より多くの価値をお客さまに提供できるか、いい意味で競争だよね、と。弥生はお客さまに選択肢を提供し、最終的に何を選ぶかはお客さま次第です。

しかし、分かっていたこととは言え、11/13の大ニュースに少々隠れてしまったのは残念です。実は(ここだけの話)、当初はやよいの青色申告 オンラインのリリースと同時の10/16にリリースしようとしていたのです。ただ、この10/16はAirREGIの提供元であるリクルートさんが上場される日。ニュース的に隠れてしまう可能性があるということで、意図的にずらしたのですが、結果的に今度は弥生自身の大ニュースに隠れてしまいました(笑)。さすがに2回はずらせないですよね。

まあ、ニュースになること以上に、多くの方に実際に使って頂き、メリットを実感して頂くことが一番大事ですから、これからの頑張り次第です。
posted by 岡本浩一郎 at 18:27 | TrackBack(0) | 弥生
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