2015年01月23日

まずは準備から

前回、やよいの青色申告 15 (弥生会計 15)で平成26年分の確定申告対応ができたとご報告しました。クラウドアプリケーションのやよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンラインも、来週1/29(木)には平成26年分の確定申告対応を行います。

いよいよ2月16日(月)から始まる確定申告に向けて、皆さまの準備も進んでいますでしょうか。ばっちり、場合によったらもう済んだという方もいらっしゃるかと思いますが、そろそろ準備しなければいけないのは分かっているのだけど、ついつい後回しにしてしまって…という方も多いのではないかと思います。

そんな時はまず最低限の準備から始めましょう。すなわち、書類の準備と申告の準備。

書類の準備としては、まず請求書や領収書を一通り収集しておきましょう。 あとは、銀行の通帳を記帳しておくのも大事な準備です。私自身、随分長いこと記帳しておらず、合計記帳(いくつかの明細をまとめて記帳される)になってしまい、明細がわからなくなって困ったことがあります。

医療費や生命保険料は、あくまでも個人としての支出であり、いわゆる事業上の経費にはなりません。ただし、事業上の経費にならないから領収書も要らないという訳ではありません(事業の収支を申告する青色申告決算書や収支内訳書では必要はないのですが、最終的に個人としての所得を申告する確定申告書を作成する際には必要)。医療費の領収書や保険料の控除証明書、あるいは寄附金の領収書は医療費控除や生命保険料控除などの所得控除を受ける(=その分節税できる)ためには必要となりますので、これらもこのタイミングでまとめておきましょう。

逆に実は確定申告の際に必要がないのが、支払調書。例えばフリーランスのライターが原稿料の支払いを受ける際には、一定額の源泉徴収がなされ、また年間を通じた支払額、源泉徴収額を合算した支払調書という書類を受け取ります(通常は翌年1月に)。たまに支払調書が届かないから、申告できない、という方がいらっしゃるのですが、実はこれは誤解です。この支払調書は、受け取った額、またすでに源泉徴収で収めた額を把握する上では便利なのであればベターですが、確定申告の際に添付する必要はありません(もちろんその代わりに帳簿上で売上の金額、源泉徴収された金額がキチンと記録されている必要があります)。

もう一つ落とし穴になりそうなのは、e-taxの際に必要となる電子証明書。税金をおまけしますという「飴」があった関係で、数年前から電子申告、すなわちe-taxを利用されている方もそこそこいらっしゃるのではないかと思います。ただ、e-taxで申告するには、住民基本台帳カードが必要で、なおかつこのカードに有効な電子証明書が格納されている必要があります。この「有効な」というのが曲者で、この証明書の有効期間は3年間。去年は大丈夫だったのに今年申告しようとしたら証明書の有効期間が切れていた…ということが十分起こり得ますので注意が必要です。

あとはe-taxの際に必要となるパスワードを忘れてしまったというのも「あるある」ではないでしょうか。証明書の更新はこちら、パスワードの再設定はこちらに情報があります。

申告期限ギリギリになって、あの領収書が見つからない、あるいは、証明書の失効でe-taxができないとなると命取り(大袈裟?)になることも考えられますので、まずは書類を集める/整理する、またe-taxの場合には準備を確認するところから始めましょう。
posted by 岡本浩一郎 at 18:48 | TrackBack(0) | 税金・法令
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