2015年02月20日

スマート取引取込

やよいの青色申告 オンラインを利用して、取引の入力から申告書の作成までご紹介するシリーズ、全8回の2回目です。前回は、取引入力の基本となるかんたん取引入力についてご紹介させて頂きました。「かんたん」取引入力だけあって、簿記や仕訳をご存じなくても、必要最小限の入力で取引が入力できることがご理解頂けたのではないかと思います。一般的な事業で発生する取引のほとんどはこの「かんたん取引入力」で登録することができます。

一方で、より効率的に入力頂くためにご活用頂きたいのが、今回ご紹介するスマート取引取込です。外部のサービスと連携し、外部のサービスから銀行などの取引データを取込み、それを自動で仕訳として記録する仕組みです。

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では、早速使ってみましょう。メニューから最初にスマート取引取込を選択すると、スマート取引取込の紹介画面になります。現時点では、スマート取引取込では、銀行口座などの情報を取り込むために、MoneyLook, Zaim, Moneytree、請求データを取り込むために、misoca, MakeLeaps、POSでの売上データを取り込むために、AirREGI, スマレジ、さらに、スマートフォンを使って取引を入力するために、TwitterとBizNote for 弥生オンラインと連携しています。

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ここでは、最も利用者が多いであろう、口座管理サービスと連携してみたいと思います。実際に、設定してみたものがこちら。この例ではMoneyLookから銀行(横浜銀行)の明細を、Moneytreeからクレジットカード(ビューカード)の明細を、そしてZaimからクレジットカード(セゾンカード)と電子マネー(モバイルSuica)を取り込む設定にしてあります。通常は、連携サービスのうち、気に入ったものどれか一つと連携することになるかと思いますが、今回はデモということで、折角なので全部と連携しています(笑)。

ここで注目して頂きたいのは、口座(銀行やクレジットカード)ごとに、主な用途として、「事業用」もしくは「個人用」を選べること。個人事業をされている方は、事業のおカネと個人のおカネの峻別が悩みのタネ。そのために、弥生では、少なくとも銀行口座については、事業専用の口座を開設することをおススメしています。基本的には事業のみで使用する口座については、ここで「事業用」に設定します。事業用に設定した場合には、その口座の全ての取引を仕訳として取り込みます。だからこそ、口座の残高がキチンと合わせることができるわけです。一方で、たまに事業用に使うクレジットカードなどについては、「個人用」と設定することをおススメします。この場合、取引自体は表示されますが、仕訳として取り込む取引だけを選ぶことができます。必要なものだけを選べるので、無駄な労力を使わないで済むようになっています。

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連携先と口座を設定したら、早速連携先からの取込みが実行され、こんな円グラフが表示されます。今回は黄色と赤色ですね。黄色は他にスマート取引取込を利用されている方が行った仕訳から推測できたもの、赤色は推測ができなかったため、科目を手動で選択する必要があるものです。この場合は、取り込んだ133件のうち、132件は何らかの推測ができたということになります。

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推測というと、どれぐらいの精度なのでしょうか。実際に黄色に分類された取引を表示したのがこちらです。例えば、モバイルSuicaでのバスや、クレジットカードでのエクスプレス予約(新幹線)は「旅費交通費」という科目が割り当てられています。下の方には、電気料、これは「水道光熱費」が割り当てられていますね。

これらは、既に行われた仕訳に基づいて科目が割り当てられていますので、100%完璧とまではいかなくても、それなりな精度で科目を割り当てることができます。問題がなければ、画面右側で送信を「する」とした上で、取引を保存、そして保存した取引をやよいの青色申告 オンラインに送信します。

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実際にやよいの青色申告 オンラインに取り込んだ画面がこちらです。例えば、先ほどの画面の12/17の電気料が、科目「水道光熱費」、摘要「普通預金:電気料」、取引手段「普通預金(横浜銀行)」として登録されていることがお分かりいただけるでしょうか。

このように、インターネットバンキングやクレジットカードのウェブ明細を利用している場合には、その取引データを取り込んだ上で、一気にやよいの青色申告 オンラインに登録することができます。前回ご覧頂いたかんたん取引入力は簡単ではありますが、一件一件ちょっとした手間がかかります。それに対し、スマート取引取込は非常にスマート&効率的です。

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なお、先ほどの画面での円グラフは黄色と赤色でしたが、一度科目を確定して取り込むと、その取引が学習され、次回以降は緑色として分類されます。緑色については、基本的には確認は必要なく、すぐに送信できますので、より効率的です。すなわち、使えば使うほどどんどん効率的になるのが、このスマート取引取込です。

さて、来週は残る入力方法である、仕訳の入力や、弥生データのインポートについてもご紹介します。ただ、ほとんどの場合は、前回のかんたん取引入力と今回のスマート取引取込で入力は完結するはずです。今月中の入力完了を目指して、是非ドンドン入力を進めて下さいね。
posted by 岡本浩一郎 at 18:11 | TrackBack(0) | 弥生
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