2015年03月16日

駆け込みセーフを目指す方に

いよいよ3月16日。平成26年分の所得税確定申告は本日が期限です。一週間前(3/9)の時点では、やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンラインをご利用中のお客さまのうち、61%は確定申告書の作成に着手済みで、そのうち半分以上(全体の34%)の方は既に申告書の作成を完了されていました。現在、今朝時点でのデータを分析中ですが、この週末の追い込みで、かなりの割合の方が申告書の作成を完了されたのではないかと思います。

ちなみに、このようにほぼリアルタイムでお客さまの進捗度合が見えるのはクラウドならではです。面白いところでは、青色申告のお客さまと白色申告のお客さまでは、白色申告の方がギリギリになってから動き出すという傾向も見えます。

申告期限が近付く中で、やよいの青色申告/白色申告 オンラインを利用される方が急激に増えており、これにあわせて、システムリソースの増強も継続的に続けています。システムの稼働状況は24時間監視しており、システムの負荷が一定以上に高まった際には、速やかにリソースの増強を行っています。一方で、明日以降は利用が一気に落ち着くでしょうから、過剰となったリソースを開放することになるかと思います。ここらへんもクラウドならでは、ですね。

さて、多くの方が申告書の作成を完了したとは言え、まだ最後の突貫作業中という方もいらっしゃるかと思います。頑張ればまだ間に合います。毎年申告期限の日に書いていますが、注意すべきポイントを2つほど(以前の記事も参考にしてください)。

1) 提出方法ごとのデッドライン
郵便での場合、当日消印が必要です。最寄りの大規模郵便局(夜間窓口のある局)で何時まで当日消印が得られるか確認してみましょう。e-Taxは真夜中の24:00で一律に締切です。e-Taxは、証明書の期限切れなど、思わぬ障壁にぶつかる可能性があるので、事前に送信の一歩手前まで辿り着けるか確認しておきましょう(そこで問題を確認したら、すぐに諦めましょう)。大穴は、税務署への持参です。翌朝職員の方が確認する前に、時間外収受箱に投かんすれば大丈夫(のはず)。ただし、これはあくまで抜け道であって保証はないので、自己責任で。

2) 間に合わない、書類が揃わない時
とりあえず出しましょう。もちろん確信犯的に、ほぼ白紙の申告書を出すのは絶対にダメですが、例えば、あの領収書が見つからないけど、という時は、その分は省いて一旦提出しましょう。必要に応じて再度申告することも可能です(修正申告、更生の請求については、木村先生のこちらの記事が参考になるかと思います)。

また、本日は、来年から青色申告にしようという方が青色申告承認申請書を出すための期限でもあります。これも本ブログで度々ご紹介していますが、青色申告は税金上圧倒的に有利ですし、青色申告承認申請を提出しつつ、実際は白色申告で申告することも可能なので、迷わずとりあえず出しておきましょう。これも今日日付の郵送で大丈夫です。青色申告承認申請書については、こちらの記事を参考にして下さい。
posted by 岡本浩一郎 at 16:37 | TrackBack(0) | 業務
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