2015年05月12日

オリックス過去最高益を更新

本日、弥生の親会社であるオリックス株式会社の2015年3月期決算が発表されました。米国会計基準の連結ベースでの営業収益(一般企業の売上に相当)が前期比58%増の2兆1,743億円、営業利益が26%増の2,568億円、そして(当社株主に帰属する)当期純利益が25%増の2,349億円。

いずれもこれまで本ブログでお話ししてきた弥生の規模感と大きく異なり、私自身も感覚が掴めない数字です(苦笑)。

売上はむろん過去最高記録。オリックスグループは売上規模以上に、利益を重視していますが、最重要利益指標である「当社株主に帰属する当期純利益」でも、8年振りとなる過去最高記録更新となりました。これまでの最高記録はリーマンショック前となる2007年3月期の1,953億円でしたから、8年振りに大幅更新となります。

弥生は昨年12月22日に正式にオリックスグループ入りをしており、今回の決算には1〜3月の3ヶ月間分のみの貢献となります。グループ全体の数字からすると豆粒のようなごく小さな貢献ではありますが、弥生自体の業績は今期もほぼ計画通りに推移しており、当初想定されていた通り(+α)の貢献ができ、また結果的に過去最高の業績を達成することに対し、ほんの僅かでも貢献できたことにホッとしています。

今回オリックスでは中期の経営目標として2018年3月期に(当社株主に帰属する)当期純利益として3,000億円を目指すことを公表しました。この成長のための柱として、「弥生のプラットフォームを使った国内事業の新展開」が掲げられています。上でお話しした通り、弥生のオリックスグループ入りから時間も経っていませんので、今回の決算には弥生とオリックスグループの相乗効果は全く反映されていません。既に様々な議論は進んでいますが、今後は、着実に協業を深め、お客さまにさらなる価値を提供することにより、具体的な相乗効果を生んでいきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 19:48 | TrackBack(0) | オリックスグループ
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