これはクリーンエアという会社の分煙キャビン。これがヤヨイドオリの一画に設置されています。これは結構スゴい設備です。写真の通り、オープンなのですが、煙を全てキャビン内で吸引して処理する仕組みになっています。実際、全く臭いません。
私は正直に言って、煙草が苦手です。生まれてこの方、吸ったことがありません。嗜みとして葉巻を吸うことはありますが、結構むせてしまいます(笑)。もちろん、煙草が好きな人がいることもわかりますし、お酒の席では周りが煙草を吸っても気にしません。ただ、煙草を吸わないこともあって、煙草の臭いには敏感です。私の場合、半径20m内ぐらいの臭いを敏感に感じてしまいます。しかし、このクリーンエアがあれば、その私でも全く気になりません。
前の本社である神田では、5Fの一区画に喫煙室がありました。新本社である秋葉原UDXでも、実はビル全体の共用部である5Fに喫煙室があります。当初はそこを使ってもらえばいいと考えていましたが、色々と協議した結果、弥生のオフィスの中にも喫煙スペースを設けることとしました。理由は二つあって、一つは共用部の喫煙室に行って帰るだけで結構な時間のロスになること、またもう一つは、喫煙室の中が煙モクモクなために、煙草の臭いが、帰ってきた後も付きまとうこと。
ただ、単純に喫煙室を作るのは、結構場所も必要ですし、芸がない。ちょうど、どのオフィスにするか内覧をしている中で出会ったのが、このクリーンエアです。ある会社のオフィスに設置されており、実際にそこで煙草を吸われていたのですが、そばにいても全く臭わない。正直驚きました。
このクリーンエアは、もともとスウェーデンで煙草を吸わない人によって開発されたのだそうです。これはおススメです。気持ちよく分煙できるというのが最大のメリットですが、もう一つのメリットは、今誰が吸っているのかが可視化できること。閉じられた喫煙室だと、ブラックボックス化してしまい、今誰々さんがどこにいるのかわからなくなってしまいますが、このキャビンだと一目瞭然です。
あえて難点を言えば、月々のメンテナンス費用がそれなりにかかること。言い方を変えれば、ビジネスとしてもよく考えられています。ただ、メリットを考えると、導入の価値はあると感じています。