ソフトウェアは弥生が提供する価値の中核ではありますが、弥生が提供するのはソフトウェアだけではありません。
前回は、「弥生給与 16」および「やよいの給与計算 16」でのマイナンバー対応についてお話ししました。「弥生給与 16」および「やよいの給与計算 16」でのマイナンバー対応は、来年1月からの税・雇用保険の手続きでのマイナンバーの運用開始に向けたものですが、再来年1月には社会保険の手続きでの運用も開始されます。当然、その際には月額変更届、算定基礎届、賞与支払届など社会保険関係の帳票でのマイナンバー対応も必要になってきます。弥生は、こういった法令改正にあわせて、ソフトウェアをバージョンアップし、タイムリーに提供していきます。常に最新のバージョンをご利用頂くことができる、それも、弥生が提供するサポート・サービス、あんしん保守サポートの大きなメリットの一つです。
ただ、ここまでは当たり前と言えば当たり前。弥生はソフトウェアだけでは対応できない業務上の悩み解決も支援します。本ブログでもお話ししたことがありますが、業務という観点でのマイナンバー対応を進めて頂くために、既に7月から一連の「マイナンバー対応支援サービス」を提供しています。マイナンバー制度に関する一般的な質問や導入準備、対策方法などについて相談が可能な「マイナンバー相談」。「基本方針」「取扱規定」「委託契約書」のテンプレートや、マイナンバー導入準備ガイドなど、各種資料を提供する「マイナンバー規程集ダウンロード」。マイナンバー制度を理解するためのセミナー動画を提供する「マイナンバー社員教育セミナー動画」など。
マイナンバー規程集ダウンロードについては、7月後半の提供開始から9月末までで既に延べ10万件以上も利用されています。10月に入ってからは、ダウンロード件数の伸びが加速すると同時に、カスタマーセンターへのマイナンバー相談の件数も着実に増えてきています。
弥生はソフトウェアに加え、サポート・サービスでお客さまのマイナンバー対応を継続的にフォローアップしていきます。