先週の日曜日に、Business Contest KINGの審査委員長という大役を務めてきました。Business Contest KINGは1996年に日本で初めてビジネスコンテストを開催した学生団体で、今年で実に21年目だそうです。
弥生では以前からスポンサーを務めており、今年の春にはMarch KINGという一日イベントを弥生の本社で開催しました。このMarch KINGや、Pre KINGというイベントを経て、今回のKINGがいよいよメインのイベントとなります。
ビジネスコンテストということで、ビジネスプランを作成し、プレゼンと質疑応答を行い、審査で優勝チームを決定します。驚くのは、そのためにかける時間。7泊8日、実に192時間かけてビジネスプランを練り上げ、発表します。道中には、チームビルディングあり、レクチャーあり、フィールドワークあり、メンタリングありと盛り沢山。初日に初めて会ったもの同士がチームを組み、7泊8日の合宿を通じて、一つのビジネスプランを組み上げます。
今回の私の役割は予選を勝ち抜いた5チームによる決勝プレゼンテーションの審査委員長。参加者の192時間の汗と涙(?)の結晶を評価するわけですから、責任重大です。特に今回は「社会的な課題をビジネスの手法で解決する」というかなり難しいお題ということで、各チームとも苦戦するのではないかという予想もあり、果たしてどういった審査になるか心配していました。
しかし、蓋を開けてみれば心配は杞憂で、なかなか面白く、また、可能性を感じさせるビジネスプランぞろいで、優勝を決めるのがなかなか大変です。それでも選ぶことが仕事ですから、審査委員皆で協議の上、投票で優勝チームを決定。ちなみに、審査委員はVOYAGE GROUPの宇佐美さんやクラウドワークスの吉田さんといった経営者揃いで、私も含めて9名。ワイワイ言いながらの審査も結構楽しい時間でした。
いよいよ表彰式。優勝チームの喜びようを見ていると、こちらまで嬉しくなります。代表の森さんは最後の挨拶の際に、感極まっての涙。参加者も大学生、運営者も大学生ということで、学生ならではの荒削りな部分はありながらも、溢れんばかりのエネルギーを感じるイベントで、熱い一日でありつつも、青春っていいなと思える清涼感のあるイベントでした。