2016年09月21日

自信作

弥生にとって秋は大規模リリースの時期。もちろん法令改正対応はお客さまの業務に支障が出ないように随時実施していますし、その他機能強化も準備ができ次第提供するようにしていますが、規模の大きなリリースは秋に集中させています。MicrosoftもWindows 10以降は年に一回の大規模リリースになってきていますし、AppleもMacOSについても、iOSについても年に一回の大規模リリースが恒例です。やはり、ある程度決まったサイクルがあった方が、開発のスケジュールを組みやすいということかと思います。

ということで、ここしばらく、MR判定会議という、開発の完了を判定し、リリースへのGOサインを出すための会議が続いています。前にも書いた通り、決して形式だけのお手盛り会議ではありません。実際問題として、リリース品質に達していないという判断がなされることもあります。

今日は、今後の弥生にとって、特に重要なプロジェクトのリリース判定が行われました。内部的に「双方向連携」機能と呼ばれるものですが、クラウドアプリケーションである弥生会計 オンラインと、デスクトップアプリケーションである弥生会計の間でのデータ共有を実現する機能です。

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会計事務所にとって何よりも重要なのは操作性。その観点から、会計事務所向けのデスクトップアプリケーションである弥生会計 AEは圧倒的な支持を得ています。一方で事業者(顧問先)は、操作性に関するそこまでの拘りがないこともあり、今後はより気軽に使えるクラウドアプリケーション(弥生会計 オンライン)の利用が増えていくことが想定されます。その間をシームレスにつなぐのが、今回の双方向連携です。

双方向連携といっても、プラットフォームも、製品/サービスとしての生い立ちも異なるもの同士。近年実施してきたプロジェクトの中でもかなりの大規模プロジェクトであり、かつ、かなりの難産プロジェクトでした。肝心のリリース判定は… 晴れて、合格。本当に大変なプロジェクトでしたが、ようやくリリースできるところまでやってきました。

詳細は今後正式なプレス発表をお待ち頂きたいと思いますが、かなりの自信作です。
posted by 岡本浩一郎 at 18:37 | TrackBack(0) | 弥生
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