2017年01月18日

辞めませんか?

年賀状について書いた「辞めます」に続いて、釣りタイトルの第二弾です(笑)。

天皇陛下の退位について、議論はまだまだ尽くされていませんが、2019年1月1日に皇太子さまが新天皇に即位し、同時に元号を改める検討に入ったと報道されています。この通りに進めば(まだまだ紆余曲折はありそうですが)、平成は30年までとなり、2019年からは新しい元号が始まることになります。新しい元号が何になるのか興味深いところですが、業務ソフトを提供する立場からすると、早めに決めてもらえると有難いのが正直なところ。むろん、弥生会計/弥生会計 オンラインをはじめとして、新元号への対応を行う必要があるからです。

ということで、もちろん対応は行うのですが、この機会に提言したいのは、実務上はもう元号の利用を辞めませんか、ということ。誤解のないように付け加えると、元号そのものはあっていいと思いますし、日本の文化の大事な一部ですから、あるべきだ、とも思います。しかし、それを日常生活や、ビジネスの現場で使う必要はないのではないでしょうか。

実際問題として、民間企業での実務では、ほとんど西暦中心になっているかと思います。一方で、元号から抜けられていないのが、官公庁向けの書類。弥生会計 17では平成28年分所得税確定申告に対応していますし、弥生給与では平成28年分年末調整に対応しています。これらは対象となっている業務が元号で表記されている以上、弥生としても同様な表記をせざるを得ません。しかし、実際問題として平成28年分と言われても、昨年なのか、今年なのか、はたまた来年なのかピンと来ないのは私だけでしょうか。

年数の経過を考える上でも(わかりやすい例で言えば年齢の計算)、昭和と平成だけであれば何とかなっても、昭和+平成+新元号となるともはやパッとは計算できません。私自身については、昭和と平成だけでもパッと計算できず、必ず西暦に変換して計算しています(そういう人、多いですよね)。

ただでさえ日本は生産性が低い、人口が減る中で生産性を上げる必要があると言われる中で、こういった慣習についても予断を持たずに見直すべきなのではないでしょうか。さすがにこれは年賀状のように、辞めますと自分だけで決められる話ではありませんので、社会的な議論が必要だと思いますし、その上で、元号のヘビーユーザーである官公庁に率先して変えて頂ければと思っています。弥生としても、官公庁が西暦表示に変えて頂けるのであれば、喜んでそれに対応したいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 17:50 | TrackBack(0) | ビジネス
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