2017年03月09日

確定申告とマイナンバー

今回の確定申告から、確定申告書にマイナンバーの記載が必要になりました(国税庁の案内pdf)。記載が必要になるのは、申告される方本人に加え、配偶者、扶養親族(16歳未満も含む)、そして事業専従者のマイナンバーです。

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また、申告書上にマイナンバーを記載するだけではなく、本人確認書類の提示又は写しの添付が必要です。ただし、必要なのは申告者本人分の確認書類のみ。配偶者、扶養親族、事業専従者分についてはマイナンバーの記載は必要ですが、本人確認書類は必要ありません。

本人確認書類の写しを添付する場合には、添付書類台紙に1) マイナンバーの通知カードと、2) 運転免許証、公的医療保険の被保険者証など、の2種類のコピーを添付します。既にマイナンバーカードを取得されている場合には、マイナンバーカードのみで大丈夫ですが、表と裏それぞれのコピーを添付する必要があります。

本人確認書類は、「提示」又は「写しの添付」となっていますので、税務署に申告書を提出する場合には、窓口で本人確認書類の原本を提示することで済ませることができます。ただ、この時期の税務署は当然のごとく混み合いますし、移動の時間もかかりますので、個人的には、郵送での提出(この場合は本人確認書類のコピーを添付)もしくは、e-Taxでの電子申告をおススメします。

e-Taxでの申告の場合は、申告に際し、電子証明書で本人確認が行われていますので、本人確認書類の提示又は写しの添付は必要ありません(が、申告書上へのマイナンバーの記載は必要です、お間違えのないように)。

弥生製品では、デスクトップ(やよいの青色申告 17)でも、クラウド(やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンライン)でも、今回の申告から、申告書上へのマイナンバーの記載に対応しています。ただし、マイナンバーの現況を鑑み、あえてマイナンバーを弥生側で保持しない仕組みとしていますので、申告書を出力する直前に入力するようにお願い致します(その後弥生製品を終了/ログアウトした段階でマイナンバーの情報を廃棄します)。ご希望であれば、マイナンバーの記載がない状態で印刷して頂き、マイナンバーだけを手書きで記入して提出することも可能です。

気になるのが、今回の申告書でマイナンバーを記載しなかったらどうなるの、です。端的に言えば、申告書が受付けられないということはありません。マイナンバーを記載していなくても、提出自体は受付けてもらえます(こちらのFAQのQ2-3-2参照)。しかし、マイナンバーの記載は(罰則はないものの)法令上求められていることですし、その後税務署からお問合せを受ける可能性もあります。これは今後の運用を見てみないと何とも言えませんが、マイナンバーの記載がないと税務調査を受けやすくなるといった可能性も否定できません。そういった意味では、やはりちゃんと記載するのが無難ではないでしょうか。
posted by 岡本浩一郎 at 21:00 | TrackBack(0) | 税金・法令
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