2017年05月11日

増資

4月に発表したALT(アルト)ですが、4月末に増資を行いました。会社としてのALTは2月には設立していたのですが、この時点の資本金等(資本金+資本準備金)は5,000万円。会社を設立し、活動を正式に始めるため、ひとまず5,000万円でスタートしました。ただ、これだけでは、システムを整備し、オペレーションの体制を整え、実際に融資を行えるようにするには全く足りません。

色々と準備を進めていて実感しますが、ALTが営む貸金業は相当の資金力を必要とします。通常のベンチャーでも、人を採用して製品/サービスを開発するための資金が必要になりますが、ベンチャーであり、貸金業であるALTは、それに加えて、融資にまわす資金も必要になります。つまり、通常のベンチャーが調達をしなければならない資金の何倍という資金を調達する必要があります。また、貸金業法というかなり厳しい法律に則って営業するために、最初からしっかりとした基幹システムが必要になります。通常のベンチャー的に、とりあえず必要最小限の仕組みでスタートという訳にはいかず、何億円規模での基幹システムへの投資が必要になります。

そこで4月末に増資を行い、資本金等を4億8,000万円(資本金2億4,000万円、資本準備金2億4,000万円)としました。これで、融資の開始までに必要な資金は確保したことになります。今回の増資に際しては、私も個人として出資をしています。そう、ALTは弥生/オリックスの100%子会社ではありません。今回は私に加え、事業パートナーであるd.a.t.社も出資を行っており、今回の増資後は、弥生が第一位株主、私個人が第二位株主、d.a.t.社が第三位株主となります。ALTはオリックスグループに閉じた存在ではなく、将来的には外部の資本を入れることも視野に入れています。

ちなみに、私の出資は個人としてはかなりの金額ですので、念のためワイフに「いいかなあ?」と確認しましたが、「やりたいことをやればいい」という有難い回答でした(笑)。

ただ、実はこれでも、まだまだ足りません。融資をするためには、融資にまわすための資金も必要となり、それは現時点の資金では十分ではありません。このため、この秋に融資を開始する前の段階で、もう一度増資を行うことを予定していますし、それ以降も段階的に増資を続けて行く予定です。そういった意味でまだまだ先は長いですが、本格的に動きだすために必要な資金はひとまず目処が立ちました。後は着実に前に進むだけです。
posted by 岡本浩一郎 at 19:08 | TrackBack(0) | アルトア
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