もはやこの時期の風物詩となったiPhoneの新機種発表。今回は、iPhone 8/8 PlusとiPhone X。今回は7Sでなくて、一気に8なんですね。ただXも加えて3機種出るということと、中身は概ね事前の情報通りで、大きなサプライズはありません。
毎年、今回は買うかな、どうしようかな、と書いていますが、今回は買うかどうかに加えて、8かXか、という悩みまで加わりました。正直に言って、8だけだと買い替えるまでのモチベーションはありません。7Sを飛ばして8に行った割にはマイナーチェンジという感じです。目に見える変化点といえばワイヤレス充電に対応したことぐらいですが、今でも夜間に充電すれば十分なので、あまりメリットを実感できそうにありません。
では、Xかというと、こちらは確かに目新しさは満載。iPhone 6s/7はその前のiPhone 6と見た目が変わりませんから、新機種持っているぜ、という自慢ができませんでしたが、Xなら当面は相当自慢できそうです(そこが大事なのか <- 自分)。ただ、難点は大きいこと。画面は5.8インチとPlusより大きい。携帯の時代から一貫して小さい物好きな私としては大きいことは下手をすればマイナスポイント。もっとも、全面がディスプレイということもあり、本体サイズは8から一回り大きくなった程度(8が67.3×138.4×7.3mm、Xが70.9×143.6×7.7mm)とのこと。幅が4mm増、高さが5mm増。これぐらいのサイズ増なら何とか許容範囲内に思えてしまうのはAppleの思う壺なのでしょうか。
何気にインパクトが大きいのが、値段です。iPhone Xはついに10万越え(税込だと121,824円〜!)。iPhone 8も税込みだと8万円越え。5年前登場のiPhone 5は一番安いモデルでは6万円台前半でしたし、直近のiPhone 7も8万円は切っていましたので、着実に価格が上がっています。為替レートの影響もあるでしょうが、じわじわと上がる価格に目をつぶってしまうのもAppleの思う壺なのかもしれません。