2017年11月24日

人生を変えた出来事

私の人生を変えた出来事というのは大物から小物までいくつもありますが、直接的な影響はなかったものの、間違いなく大きく私の人生を変えた出来事が、今から20年前にありました。今からちょうど20年前、1997年11月24日に、山一證券は自主廃業を発表しました。

山一證券と言えば、当時の四大証券の一角。誰もが疑うことのない一流企業であり、勝ち組企業。その少し前のバブル期には、就職希望ランキングでもそれなりに高いポジションにあったはずです。以前も本ブログでお話ししたことがありますが、当時私の周り(広い意味で証券業界)であったり、マスコミの報道などを見ても、まさか、山一證券ほどの大企業が突然なくなるとは誰も予想していなかったと思います。それがある日、あっけなく自主廃業。将来を約束してくれるはずの会社はあっという間に消滅してしまいました。記者会見での野沢社長の「社員は悪くありませんから」という号泣を覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。会社はもちろん、従業員を守りたいと思っています。それが会社の存在意義の大きな一つ。守りたい、でも守れるとは限らない。

山一證券の廃業によって、私は直接的に影響を受けたことはありません。ただ、どんなに大きな会社でも、一流と言われる会社でも、将来が確実と思われた会社であったも、なくなってしまうこともある。そう悟った時、私の人生は大きく変わりました。自分の人生を会社に託すのか、あるいは自分で自分の人生を切り開くのか。私は、後者を選びました。直接的な影響ではありませんが、その後、転職し、そして起業、さらには社長として弥生に入社するという私の人生の選択は、間違いなくこの一件の影響を受けています。

こうやって書くと、今、弥生/Misoca/アルトアで働いている人はどうなんだ、と言われそうですね。会社には頼れないの、もっと言えば、会社を辞めることを推奨するのか、と。もちろんそんなことはありません。ただ、何も考えずに漫然と勤め続けるのではなく、弥生/Misoca/アルトアで働き続けることを自らの意志で選択して欲しいと思っています。今年の社員総会で私がお話しした大きなメッセージが「私たちは、自らの意志で私たちの未来を選ぶ」ということ。私たちは、自らの意志で、働く会社を選ぶことができます。

もちろん、社員に選んでもらう以上、会社としても選んでもらえるような努力は不可欠。会社としても、漫然とこれまでと同じことを続けているわけにはいきません。会社としての、これからのありたい姿、それを実現する道筋をしっかりと示した上で、社員に働き続けることを「選んで」もらう必要があります。これは今後、弥生/Misoca/アルトアに入る方についても、共通です。今後新たに自分の人生を切り開くことを選択した方にも、自らの意志で「選んで」頂ける存在でなければならないと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 19:36 | TrackBack(0) | 弥生
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