「約25年振りにコーディングを再開しました」と本ブログで恐る恐る告白したのが、昨年の1月27日。先週末で丸一年ということになります。
つい先日も書きましたが、よし、また自分でコードを書こうと思い立ったのが、昨年の1月20日(金)。実はこのぐらいのタイミングからアルトアのプロジェクトが検討フェーズから立上げフェーズに入ろうとしていました(会社の登記が2月2日)。いざ立ち上げるのはいいけれど、開発をどうするか。弥生はやるべきことが山積みで、弥生のエンジニアを横取りするわけにもいきません。金曜日の夜に、悶々と考えていたのですが、そこで、だったら自分でやればいいじゃないか、と思い立ちました。誤解のないようにお話しすると、さすがに25年振りですから、本番のシステムまでやろうとは思いませんでしたが、こんな感じ、というプロトタイプだったら作れるのではないかと考えました。
翌日の1月21日(土)、週末ですが、豊吉さんにFacebookでこんなメッセージを送りました。「豊吉さん、週末にすいません。Rubyを勉強しようと思っているのですが、とりあえずここから始めろ、というお勧めの本はありませんか? 恥ずかしいので(笑)周りには黙っておいていただけると有難いです」。豊吉さんからすぐに返信をもらい、その日のうちに本屋に向かいました(Amazonで届くまでの時間が我慢できず、笑)。日曜日にはコードを書き始め、その(ささやかな)成果を本ブログで披露したのが1月27日(金)。我ながら思い立ったが吉日ですね。
その後は本ブログでもお話しした通り、道中で言語をPythonに切り替え、ちょこちょことコードを書いています。どれぐらい時間を使っているかというと、正直限定的です。社長業をはじめ、もろもろやるべきこともあり、とことんコードを書くことはできていません。コードを書くことは楽しい。特に思った通りに動いた瞬間は「最高」です。ただ、うまく動かない時はイライラしますし、バグを修正してちゃんと動くようになるまで、時間ばかりがかかります。復帰一年目ということで、腕前は全くですから、思い通りに動かない方が多い。そうなると成果は出ないまま、時間ばかり使ってしまいます。
やり切っている感は全くないのですが、こんな感じに作れるのではないか、というプロトタイプ構築はある程度できています。そういった意味で、当初願っていたほど時間は使えていませんが、当初想定していたことは最低限できています。
もちろん、その後エンジニアの採用が進んでおり、私のコードはあくまでもプロトタイプで、本番向けにはプロによって書き直されていますから、その点はご安心ください。
凝り性ですから、とことんコードにまみれてみたい気もしますが、それは老後の楽しみにとっておくとします(笑)。当面はこつこつと、できる範囲でコードを書き、私なりのやり方で、お客さまに価値を提供する努力を続けていきたいと思っています。