アルトアが手掛けているオンライン・レンディングは、米国や中国ではもう一般的なものですが、日本ではようやく市場が立ち上がるというところ。まだまだこれからの市場です。ただ、最近は日に日に注目が集まっていると感じます。先般は、本ブログでもご紹介したように、「データが導く金融大競争」というタイトルで日本経済新聞の1面(!)に掲載されましたし、先日も日刊工業新聞の「時代を拓く金融イノベーター」というコラムでご紹介いただきました。ちなみにこのコラムは限られた文字数(1,000字弱)ながら、非常に正確にアルトアの現状と目指す姿をまとめていただいており、(僭越ですが)とても秀逸な記事です。
さらに今回、日経トップリーダーの最新号(2018年9月号)で、アルトアについてご紹介いただきました。日経トップリーダーの記事がこれまでの記事と違うところは、ご利用いただいているお客さまにフォーカスをあてているところ。アルトアそのものの紹介というよりは、事例の紹介です。「フィンテックを使いこなせ」という記事の中で、アルトアの事例として紹介されたのは、株式会社 シルバーライフネットワーク。宇都宮市などでサービス付き高齢者住宅や有料老人ホームなどを計4ヶ所運営している会社です。アルトアからのダイレクトメールを見て、「面白い仕組みだと思った。何より、こちらの手間を大幅に省けるのがいい」と「ピンと来た」ことが利用につながったそうです。
アルトアでは、お客さまの実像を理解するために、積極的にユーザーインタビューを行っており、その内容の一部は、アルトアのウェブサイトでもご紹介しています。また、無理のない範囲でメディアの取材に応じて頂けないか、というお願いも行っています。シルバーライフネットワークさんも、日経本紙で紹介されたオカピートさんもそういった事例です。
本当に有難い、と思うのは、ユーザーインタビューだけでなく、メディア取材にも協力いただけていること。アルトアが提供しているサービスは融資であり、これを裏返して言えば、借入。平たく言えば借金です。アルトアの事例として登場いただくことは、自分が借金をしていることを公にすること。もっとも、アルトアが融資を行っているのは事業者向けですし、事業者にとって融資を受けるということは、現金という経営リソースを「仕入れる」こと。そこに何の後ろめたさもありません。そう割り切っているからこそ、これまでにない便利な「仕入れ」の方法としてアルトアを利用されるわけです。
とはいえ、ユーザーインタビューやメディアの取材は本来受ける必然性のないもの。ましてや事業者にとっては1分1秒も惜しいはず。それでも受けていただけているのは、アルトアのサービスを「これはいい」「こういったサービスがもっと広まるといい」と思っていただけているから。
念のためですが、アルトアの融資を受けると必ずユーザーインタビューやメディアの取材がある訳ではありません(笑)。あくまでもお願いすることがあるという程度。仮にこちらからお願いした際には断っていただいても全く問題はありません。なかには、ユーザーインタビューはいいけど、名前は出さないでね、というケースもありますし、時間はとれないけど、頑張ってね、と言っていただけることもあります。
アルトアはまだまだ発展途上。先は長い道のりです。それでも、アルトアのサービスを「これはいい」と思っていただけるお客さまがある限り、もっともっと頑張らないと、と思っています。