前回ご紹介した新しいVAIOですが、薄型軽量ながら、USBはもちろん、HDMIや有線LANなど外部インターフェース端子が充実しているのがウリです。一般的に必要とされるものは全て揃っているので、特に外出時などに、HDMIのディスプレイアダプタは持って来ていたっけと心配しなくていいのが有難いです。
逆にオフィスで一番活躍しているのが、USB Type-Cポート。1つしかないのですが(従来からあるUSB A端子は3つ)、このポートにUSB Type-C接続ドッキングステーション(私が利用しているのはELECOMのDST-C02)をつなぐと、そこから電源(給電専用のUSB Type-C)、映像出力(HDMI)、有線LANそして一般的なUSB(キーボード、マウスなど)をまとめて接続することができます。オフィスに戻ったら、USB Type-C端子をさせば、電源からディスプレイから有線LANまでまとめてつながる、逆に出かけるときにはUSB Type-C端子だけ外せばReady to goというのはとても便利です(端子をさすタイミングで認識されたり、されなかったりということがあるので、少し慣れが必要ですが)。
もう一台利用しているMacBook Proもそうなのですが、このVAIOはUSBによる給電に対応しているのも便利です。正確に言えば、USB PD (Power Delivery)。USBといえば5Vと思いがちですが、USB PD規格では最大20V/5A/100Wでの給電ができるようになっています。一般的なAC電源はもちろん、USB PD規格対応のモバイルバッテリーからの給電もできるのはいざという時にとても便利。
また、昨今ではUSB PD規格に対応した小型のACアダプタが少しずつ増えてきており、純正のACアダプタの代わりに利用することができます。私が利用しているのはミヨシのIPA-C03というものですが、最大45W対応のUSB Type-Cポートが1つ、USB Aポートが2つあり、全てを同時に給電することができます。これ一つあれば、VAIOとスマホ2台を同時に給電できるため、出張の時もこれ一つでok。なおかつ、弥生の天然水(280mlペットボトル)と比べていただくとわかると思いますが、かなりの小型。結構おススメです。
まだまだ一般化はしていないUSB Type-Cですが、うまく使えばとても便利。もう少し普及して、ケーブル等ももう少し安くなってくれるといいのですが。