2019年07月30日

SQL Server 2008/2008R2

本ブログでお話しするのが少し遅くなってしまいましたが、去る7/9にマイクロソフト社によるSQL Server 2008/2008R2のサポートが終了しました。SQL Serverというのはデータを記録するソフトウェア(データベース)で、弥生の一部製品(弥生会計 ネットワークなど、主に複数人で利用する製品)で利用されています。

これまでWindows 2000Windows XPのサポート終了の時にもお話ししてきましたが、サポートが終了したソフトウェアは、セキュリティ上の問題が発覚しても対策パッチ(セキュリティ更新プログラム)等が提供されないことから、「使うべきではないソフトウェア」になります。

SQL Server 2008/2008R2のサポート終了について、弥生では一年前から告知を行ってきました。また最新製品である弥生 19 シリーズでSQL Server 2008/2008R2との組み合わせで利用されている場合には、移行を促す警告メッセージも表示するようにしました。その甲斐もあって、SQL Server 2008/2008R2をご利用のお客さまは目に見えて減ってきています。ただ、お客さまの母数が大きいこともあり、現時点でも一定の数のお客さまがSQL Server 2008/2008R2をご利用されていることも事実です。

今更ながらのお願いになりますが、セキュリティ上のリスクは確実に存在しますので、一日も早く、SQL Serverの新しいバージョンへの置き換えをお願いします。

これはこれで乗り越えていかなければならないのですが、この先にはWindows 7のサポート終了(あと約半年)という超大物が控えています。その間には言わずとしれた消費税率の引き上げと軽減税率の導入。消費税ももはや後2ヶ月ですから、もはや待ったなし。お客さまにお伝えすべきことが山盛り。一方で、何でもかんでもお伝えしようとすると、お客さまも消化不良になりがちなのが難しいところです。

もっとも一番大事なのは、お客さまの業務に支障をきたさないこと。弥生としても、Web、メール、製品内のメッセージセンター、DM、会員誌など、ありとあらゆる手でお客さまへの着実なコミュニケーションを図っていきます。弥生のメッセージを受け取られましたら、早め早めの対処をお願い致します。
posted by 岡本浩一郎 at 21:39 | TrackBack(0) | テクノロジー
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