いよいよ9月。10月1日の消費税率の10%への引上げ、軽減税率の導入までいよいよ一ヶ月を切りました。選挙でも大きな論点にはならず、正式表明もないため、なかなか対策をしなければという切迫感がないままここに至っています。
とはいえ、一ヶ月を切ったということで、遅まきながらメディアでも取り上げられることも増えてきました。日本経済新聞では、昨日・今日と「点検・消費税10%」という特集記事を掲載しています。毎朝、起床後はまず日経を読むのですが、今朝の一面には何か見慣れたものが。写真のキャプションには、「家電量販店の店頭に並ぶ軽減税率対応のレジ」とありますが、そのレジの上に並ぶのは…、そう弥生シリーズです。やよいの見積・納品・請求書と弥生販売。よく見れば、弥生のロゴも見えますね。目覚ましい活躍の芳根京子さん(弥生 イメージキャラクター、弥生社内では「弥生ちゃん」と言われています、笑)ですが、日経の一面デビューはさすがに初めてなのではないでしょうか。
確かに家電量販店での販売は勢いがつきつつあります。消費税の影響を受けるのは、弥生シリーズの中でも会計製品と販売管理製品ですが、8月の月間では、それぞれ対前年で150%、170%程度だったものが、先週一週間だけを見ると、190%、220%とかなりのペースになってきています。上述の記事中でも「カシオ計算機の4〜8月のレジ販売が前年同月比で2倍以上に」と書かれています。
とはいえ、これは想定の範囲内。もともとは6月ぐらいからはボリュームが増えるだろうという事前予想に対し、8月に入ってからようやくそれなりに動きが出てきた分、9月末に向けて、そしておそらくは10月も、動きが極端に激しくなるのではないかと思っています。
カスタマーセンターへのお問合せ対応も含め、9月末に向けてどうなるのか、正直戦々恐々ですが、ここでお客さまをしっかりと支えてこそ、やっぱり弥生だよね、という信頼にお応えすることになります。本ブログも、今月は消費税で始まり、消費税で終わることになるかと思います。