またまた本ブログでの告知がすっかり後手に回っていますが、先々週より、パートナー会計事務所向けのカンファレンス、弥生PAPカンファレンス 2019秋を開催しています。
今回のカンファレンスは、先々週の仙台からスタート。先週は札幌でも開催しました。この後は今週金曜日の東京、以降、来週は名古屋と大阪、再来週は広島と続き、最後は11/20(水)の福岡となります。
今回のテーマは会計事務所の生産性。会計事務所の業務は労働集約的な側面が強いだけに、設備産業である工場のように、生産性について意識することが少ないように感じています。しかし実は、労働力人口が減る中では、労働集約だからこそ、その生産性をキチンと測って、継続的に改善を図ることがとても大事なのではないかと考えています。
今回のPAPカンファレンスでは、会計事務所にとっての生産性の一つの考え方を共有すると同時に、実際に生産性向上に取り組んでいる会計事務所の事例紹介も行います。
念のために付け加えると、今回ご紹介する生産性の考え方が絶対的な正解と言う気はありません。あくまでも一つの考え方に過ぎません。会計事務所というビジネスの魅力は、様々な勝ちパターンがあること。規模を追求する、得意分野(例えば相続税)を追求する、といった戦略もあれば、一人で自分らしいやり方を追求するという戦略もあります。ただ、いずれの戦略でも、基本業務である記帳〜決算〜申告の生産性を上げることは、より付加価値の高い領域に割く時間を生み出すという意味でも意義だと考えています(もっとも極端に言えば、経営アドバイザーとしての価値を追求し、そもそも申告業務をしないという選択もあることがこの業界の面白いところですが)。
どこまで自社に適合するかは、それぞれの会計事務所の判断になるかとは思いますが、何らかの形で参考にしていただけるものと思います。また、例によって、私からは、弥生の現況、さらに今後考えていることをお話しさせて頂きますので、この観点でも是非ご参加いただければと思っています。
だから遅いと言われてしまうのですが、各会場とも満席に近付きつつありますので(特に名古屋はもうギリギリ?)、こちらのPAP会員サイトから早めのお申込みをお願い致します。各会場でお会いできることを楽しみにしております。