今週日曜日に日本を出て、オーストラリアはシドニーに。今朝にメルボルンから帰国しました。実はほぼ一年前にも同様なコース、同様な日程で出張しています。この時期のオーストラリアは春真っ盛りですから、確かにいい時期なのですが、決してこの時期を狙っている訳ではありません(汗)。国内出張やカンファレンス、社内イベントなど、諸々のスケジュールを考慮し、ある程度まとまった時間を取れたのがこのタイミングになったということです。
シドニーからメルボルンという順番で訪問すると、日本からシドニー便は夜行、そしてメルボルンからの帰国便も夜行のため、機内2泊、現地2泊というかなり効率的な(≒無茶な)スケジュールが可能です。7月のイタリア/イギリス出張が強行軍、かつ荷物が届かないというトラブルにも見舞われたため、もう無茶なスケジュールは組まないと反省したはずなのですが、その反省はどこへやら、という感じです。
昨年のオーストラリア、今年のイタリア、イギリス、そして今回の再びのオーストラリアと海外出張が続いています。海外でどういったことが起きているのかは、インターネットが発達した今の時代、日本でもかなりの情報を収集することができます。ただ、ある国で動き出した新しい仕組みを、表面上の理解だけで日本で真似しようとしても、実はその国でもうまくは行っていないということもあり得ますし、仮にその国ではうまく行っていたとしても、そもそもその国と日本で出発点が異なれば、同じような結果にはなりません。そういった意味で、実際問題としてうまく行っているのかどうか、また、なぜそういった仕組みになったのかという背景も含めてしっかりと理解する必要があります。そのためにはやはり、現地で直接話を聞くことは欠かせません。
そうやって現地で色々と調べていく中で、ぱっと見は関係のないように見えているものが、結果的につながっていくのも実に面白いところ。昨年のオーストラリアと今年のイタリア、イギリスはそれぞれ別々のトピックでの訪問だったのですが、色々と調べていく中で、実は本質的には同じ流れが、別々の形をとっているということがわかりました。また、イタリアで見えてきたことが、今年のオーストラリアで、違った形ではありますが、まさに今動き始めているということがわかりました。
もちろん調べているだけでは何の価値も生みませんから、見えてきたことを弥生の、もっと言えば日本の今後にどう活かすかが重要。本ブログでお話しできるのは、もう少し先になると思いますが、実に面白いことになってきました。