いよいよ来週月曜日から今年の確定申告が始まります。ということで、今回から今月末までかけて、帳簿付け〜申告書作成〜e-Taxによる申告までを、やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンライン(クラウドアプリ)とやよいの青色申告 20(デスクトップアプリ)それぞれで簡単にご紹介したいと思います。まずはやよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンライン(クラウドアプリ)での帳簿付けから。
確定申告は、一年間の売上/費用を集計し、それをもとに課税対象となる所得とそれによって決まる税額を申告するものですから、まずは、一年間の売上/費用を漏れなく帳簿に記入しなければなりません。これは、昨年一年間を通じて逐次帳簿付けをしているのが本筋ではあるのですが、いや、わかります、やらなければと思いながら、結局一年が終わってしまったんですよね。現実問題としては、決して珍しい話ではありません。
やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンラインでは、取引を入力する方法として、大きく「かんたん取引入力」と「スマート取引取込」という二種類の方法があります。
かんたん取引入力は、「携帯電話代の支払い」など取引を指定し、あとは日付/金額などを入れる方法です。会計ソフトと言えば、「仕訳」、「仕訳 = 難解」とイメージされがちですが、かんたん取引入力は取引を選ぶだけですから、仕訳の知識は基本的に不要です。かんたん取引入力でおススメなのは、同じような取引を「同じ取引を続けて登録」というオプションを使って、一年分まとめて入力してしまうこと。この方法であれば、携帯電話代を一年分入力するのもあっという間です。
ただ、いくら仕訳の知識が不要であり、入力が簡単でも、取引の件数が多ければ、それなりに時間はかかります。例えば、独立エンジニアとして活躍しており、月の売上は基本的に1件だけ、経費も携帯電話代や家賃など毎月決まった数件という規模感であれば、かんたん取引入力でも全く問題ありません。集中してやれば1時間もあれば帳簿付けを終えることも可能です。ただ、取引の件数が多いという場合は、弥生としてのおススメは、もう一つのスマート取引取込です。
スマート取引取込は、インターネットバンキングなどと連携し、銀行明細などの取引情報をデジタルで取り込み、それを自動で仕訳として記録する機能です。スマート取引取込で取り込める取引は多岐に渡りますが、やはりメジャーなのは、銀行明細でしょうか。携帯電話代は口座引落しになっていることも多いかと思いますが、スマート取引取込を使えば、手入力なしで一年分を一気に取込み/仕訳することが可能です。いやいや携帯電話代はクレジットカード決済だという方もご安心ください。クレジットカードの明細を取り込むこともできます。
これまで銀行やクレジットカードの明細の取込みはスクレイピングというインターネットバンキングの情報を機械がかき集めてくる手法が中心でした。これは、色々な金融機関に対応しやすい一方で、インターネットバンキングのサイトに変化があると、突然取り込めなくなるなど、やや安定性に欠ける部分もありました。ここ一年ほどで、金融機関が用意したAPIというインターフェイスを利用する方式に切り替わりつつあり、結果的に、より安定的に使えるようになってきています。住信SBIネット銀行/ジャパンネット銀行/楽天銀行/みずほ銀行/千葉銀行/JCBなど、このAPI方式で取り込める金融機関はまだ限られていますが、この先API接続は続々と増える予定です。スマート取引取込は今はまだ使っている人は使っている、という状況ですが、API連携の広がりとともに、徐々に使うことが当たり前になっていくのではないかと考えています。
スマート取引取込のメリットは一度設定してしまえば、後はほとんど手間いらずということ。今回は、昨年分の取引をいかに早く入力するかが重要ですが、このタイミングでスマート取引取込を設定すれば、今年分の取引はほぼ自動で入力されるようになります。