2020年03月11日

改めて、e-Taxで電子申告 - デスクトップアプリ編

新型コロナウイルス禍の関係で、本来は2月中に終えるはずだった確定申告期の特集企画(?)が宙ぶらりんになってしまいました。帳簿付け〜申告書作成〜e-Taxによる申告までを、やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンライン(クラウドアプリ)とやよいの青色申告 20(デスクトップアプリ)それぞれで簡単にご紹介しようという企画です。もともとクラウドアプリで3回、デスクトップアプリで3回を予定していましたが、このうち5回は済んでおり、最後の1回だけが残っています。ということで、再スタート(そして、今回で終了、笑)。前回は、やよいの青色申告 20(デスクトップアプリ)での申告書の作成についてご紹介しましたが、今回は、e-Taxでの電子申告についてご紹介します。

ただ実は、あまり書くことがありません(笑)。前回お話ししたような流れで申告書を作成するわけですが、紙で提出する場合には、印刷して終了。紙ではなく電子申告する場合には、電子申告(e-Tax)というメニューを選んでいただき、あとは画面の誘導に従っていただければ、それで終了です。

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正確に言えば、一番最初にe-Taxを使えるようにする手続(弥生から使えるようにするというよりは、そもそもマイナンバーカードでe-Taxを使えるようにするe-Tax側の手続き)はやや難解です。こちらに「確定申告e-Taxモジュールで申告データを送信する」というFAQを用意していますが、この中段にある、「マイナンバーカードをe-Taxで初めて使用する場合」という手順を踏む必要があります。使いやすさを売りとする弥生としては、何とかしたいのですが、ここだけはe-Tax側の手続きだけに何ともしようがないのが残念なところ。少々面倒ですが、この手順通り進めれば問題はないはずです。基本的に最初の一回だけ必要というのがせめてもの救いです。

これを乗り越えれば、後はもうあっという間です。

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あれ、この画面どこかで見たことがあるって? そう、実はこれ、やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンラインで利用する画面と全く同じなのです。以前お話ししたように、このe-Taxモジュールには、「HTML、CSS、JavaScriptのようなWeb技術で、macOS、Windows、Linuxに対応したデスクトップアプリケーションをつくることができる」技術、Electronを採用しており、クラウドアプリでも、デスクトップでも、いざe-Taxを行う場合には、共通モジュールが立ち上がるようになっています。

申告期間も終盤に差し掛かり(のはずが、期限が延長された結果中盤に戻ってしまいましたが)、既に多くの方にこのe-Taxモジュールをご活用いただいていますが、これまでよりも圧倒的にe-Taxが簡単にできたという嬉しいフィードバックをいただいています。もちろん弥生ならではの使いやすさ、簡単さにこだわっているから、でもあるのですが、機能を絞っているからというのも紛れもない事実です。

弥生のe-Taxモジュールを利用しない場合には、国税庁が提供するe-Taxソフトを利用することになりますが、このe-Taxソフトは非常に多機能です。例えば、送信前に送信するデータを申告書の様式でプレビューする機能があります。一方で、機能が多いことはややもすれば、わかりにくいにつながってしまいます。弥生のe-Taxモジュールは、その手前でしっかりと申告書としては完成している前提で、とにかく簡単に確実に電子申告する、という機能に絞り込んでいます。それが故に、誰でも迷わず簡単に利用いただけるようになっています。

論より証拠。今回の申告では是非このe-Taxモジュールを活用し、その簡単さを実感してください。
posted by 岡本浩一郎 at 18:46 | TrackBack(0) | 弥生
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