弥生は、昨日4/1に、6名の新卒社員を迎えました。4/1といえば入社式ですが、今回入社式を開催するかどうかは正直迷いました。世の中的には、新型コロナウイルス禍の影響で、入社式を見送るケースも多かったようです。ただ、入社式は、社会人として一歩を踏み出す象徴的な場です。可能な限り、一歩目を踏み出した当日に開催してあげたいと考えました。
幸いにして弥生は例年通り少人数のみの採用です。100名近くを収容できるヤヨイヒロバで、なおかつ迎える側の参加者も絞り込めば、リスクとしては十分低減できると考えました。今回は、新卒社員が6名、迎える側が役員4名に人事3名の合計13名が参加し、例年は朝一番の開催をお昼過ぎ開催に変更して入社式を開催しました(恒例のランチ懇親会は今回は残念ながら見合わせ)。
全員がマスク着用。辞令を渡す時ぐらいはマスクを外したかった、というのが素直な気持ちですが、今は非常事態です。こういった形での入社式は今後あって欲しくはありませんが、これはこれでとても印象に残る入社式になったのではないかと思います。今回入社した皆さんへの一つ目のメッセージは、まずは安心してほしいということ。新型コロナウイルス禍の影響で内定が取り消しになったという話もあるようですが(会社としては本当に苦渋の決断だったものと思います)、お蔭さまで弥生の経営環境は(少なくとも短期間で)揺らぐような状態ではありません。
ただ一方で、弥生のお客さまが直面している環境は極めて厳しいものです。特に飲食業、観光業は尋常ではない影響を受けており、なおかつ先が見えません。言うまでもないことですが、弥生のお客さまが事業を継続することができなければ、それは弥生自身にも中期的に影響を及ぼすことになります。今回入社した皆さんへのもう一つメッセージは、お客さまのために何ができるかを徹底的に考えてほしいということ。新入社員として、すぐにできることは限られますが、チーム弥生の一員として、それぞれが何ができるかを徹底的に考え、そして行動してほしいと思っています。
入社式は無事に開催できましたが、こういった状況を踏まえ、新卒社員は今日からリモートでの研修です。新卒社員の研修といえば、同期でワイワイと楽しみながら切磋琢磨、という感じですが、リモートだとなかなか難しいですね。昨日は中途で入社された方もいるのですが、入社そうそうリモートということで、少し心細そうでした。既に関係性が確立されたメンバー同士でのリモートワークは可能ですが(それでも意識してコミュニケーションを取る必要があると感じています)、まだ関係性が確立されていないメンバーでのリモートワークはなかなかのチャレンジです。周囲がしっかりとサポートしていかなければ。