2020年07月31日

リモートでも着々と

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前回お話しした電子インボイス普及に向けた取り組みである電子インボイス推進協議会ですが、翌日の日経朝刊1面(!!!)で取り上げられました(電子版はこちら)。以前弥生がオリックスグループに参画する時は、日経夕刊の1面デビューを果たしましたが、やはり朝刊1面は重みが違います。ちなみにこの記事自体は電子インボイス推進協議会だけを取り上げたものではありません。新型コロナウイルス禍の中で日本のデジタル化が遅れているという問題意識から、日経が従前から調査を進めていたところに、たまたま電子インボイス推進協議会の話がうまくはまったというのが実態です。電子インボイス推進協議会が設立された直後にイブニングスクープとして電子版に掲載され、翌朝に本紙に掲載となりましたので、あくまでも結果論ですが、タイミング的には完璧でした。

既にお話しした通り、電子インボイス推進協議会は、社会的システム・デジタル化研究会(Born Digital研究会、BD研究会)の提言に基づいて設立された組織です。BD研究会は、昨年の12月に初回の会合を開催し、以降5回の会合を経て提言を取りまとめました。初回の会合は当然のごとく物理的に集まって行われました(@ヤヨイヒロバ)し、2回目(1月下旬)もSAPのオフィスで開催されました。ここまでは順調でしたが、雲行きが怪しくなったのは、2月から。3月上旬に予定されていた3回目は一旦キャンセル。事例調査のために同じ週に予定していたシンガポール出張は見送りとし、ウェブ会議でのヒアリングとなりました。

ウェブ会議ベースに切り替える判断をして、改めて3回目を開催したのが、4月8日(緊急事態宣言発出の翌日)。この時点までには、各社ともウェブ会議に対応できるようになっており、民間参加者については、問題なくウェブ会議で参加することができました。ただ、行政のオブザーバーについては、ほとんどの方が環境的にウェブ会議参加が難しいということで、事前に事務局が電話でヒアリングを実施し、意見を集約する形で対応しました。以降4回目もウェブ会議で、そして緊急事態宣言が解除されてからの初開催となった5回目はウェブ会議を原則としつつも、どうしても対応が難しい方には弥生の会議室からウェブ会議に参加いただく形で開催し、なんとか提言の取りまとめにこぎつけることができました。

当初は戸惑いながらでしたが、ウェブ会議でも何とかなるな、というのがやってみての実感です。むしろ、各社のトップクラスにご参加いただくにあたって、移動の負担がなく、スケジュールの調整もしやすいというメリットもありました。ただ、1回目/2回目を会場開催しており、その中で関係性が確立された上だったからやりやすかったというのもあると思います。最初からウェブ会議、なおかつ皆初対面であれば、ハードルはより高かったでしょう。また、皆さんに事前に宿題をお願いし、論点をある程度明らかにした上で、会議に臨んだこと、また、言い出しっぺの責任として、私の方で積極的にファシリテートさせていただいたこともプラスに働いたと思います(もっともこれはオフラインでの会議でも同じことですね)。

こちらは社内の取り組みになりますが、メンバー全員がリモートワークの中で、調整を続けながら準備を進めてきたのが、弥生が本日公開した年末調整に関する特設サイト「年末調整あんしんガイド」。年末調整??? (関東は)まだ梅雨も明けていないのに、と思われるかもしれませんが、今年の年末調整は一言で言って(言葉を選べという感じですが)ヤバいんです。相当複雑になります。早めに変更点を理解していただき、備えを始めていただきたいという想いから、このタイミングでの公開となりました。

今年の年末調整はとにかくヤバいということで、昨年から準備を進めてきましたが、やはり春先からは皆が完全リモートの中で準備を進めることを強いられました。当初は不慣れもあったと思いますが、意外に(?)順調に準備は進められたとのこと。ようやく今日、公開の運びとなりました。なお、今年の年末調整のヤバさについては、本ブログでもまた改めてお話ししたいと思います(お話しすべきことが積み上がっています…)。

リモートワークによって、残念ながら制約を受けていることもそれはそれであり、開発スケジュールの見直しなども発生しています。しかし足元でも(緊急事態宣言を解除したことである程度想定されたことですが)検査陽性者数が増加している中で、今後もリモートワークをうまく活用し、それでもしっかりと成果を出せるようにしなければなりません。そういった意味で、この春、悩みながら、それでも着々と進めてきたことが、徐々にではありますが、形になってきたことを嬉しく思うと同時にホッとしています。
posted by 岡本浩一郎 at 17:30 | TrackBack(0) | 弥生
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