2020年12月16日

先手必勝

新型コロナウイルス禍の収束がなかなか見通せません。これまでも本ブログで弥生の対応についてお話ししていますが、足元での感染拡大を踏まえ、現時点では、大阪(大阪府の12/15までの直近1週間での人口10万人あたりの検査陽性者数27.6人)・東京(同26.1人)・札幌(同22.8人)・広島(同22.0人)・名古屋(18.5人)の各拠点で対応レベル3としています。レベル2に残っているのは、仙台(同10.6人)・福岡(同10.6人)ですが、どちらも10人は超えているので、予断は許しません。

こうなってくると、これから先に予定されている恒例の行事をどうするかが悩ましくなります。そう、それは、新年の神田明神への参拝。新年の神田明神の混み具合は密どころではなく、超過密。参拝自体に論理的な必然性はありませんから、行かないとしてしまえば済む話ですが、例年、弥生のためでもありますが、それ以上に、弥生のお客さまのため、日本の中小事業者の皆さんの繁栄をお祈りしています。そう考えると、行かない訳にもいかない…。

また、神田明神は商売の神様ということで、その合理的なオペレーションを観察するのも実は毎年の楽しみだったりします。いかに合理的か、ということは、是非過去の投稿をたどっていただければ(2017年: 合理的な神様、2019年: ますます合理的な神様、2020年: さらに合理的な神様)。

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本殿の前で余裕をもって写真を取れるのはこの時期ならではです。

悩んだ結果、先手必勝ということで、本日少人数で参拝してきました。結果的には大正解。最近の新年の参拝では代表者しか本殿に入れない、また、多くの参拝者のご祈祷を同時に行うということで、住所・代表者名の読み上げが省略された超簡略版(パターン3)になっていました。しかし今日は、参拝した6人全員が本殿に昇殿し、弥生(とそのお客さま)のためだけにご祈祷していただくことができました。もちろん、住所、会社名、代表者名すべてセットのフルバージョン(パターン1)です。

例年参拝する際には、お客さまへの想いをこめて弥生会計とやよいの青色申告のパッケージを持参します(そうです、NHKで全国デビューした時もパッケージを抱えていました。見事に映らないように撮影されましたが…)。今年ももちろんパッケージを持参し、ご祈祷を受けたのですが、最後に「宜しければそちら(パッケージ)をお祓いしましょうか?」と。もちろん喜んで。パッケージを神前に改めて供え、しっかりとお祓いしていただくことができました。これは縁起がいいですぞ > お客さま各位。今年は前例のない一年であり、色々と心労も多かったと思いますが、来年はきっといい一年になるはずです。

ちなみに次回以降どうするかは未定です。手厚くご祈祷いただくという観点では間違いなく先手必勝ですが、混んでいる時にどのようなオペレーションを取るのか、神田明神マニアとしては気になるところです(笑)。
posted by 岡本浩一郎 at 17:14 | TrackBack(0) | 弥生
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