2021年06月21日

オンライン開催2回目

前回もお話ししたように、現在弥生のパートナーである会計事務所(PAP会員)向けのカンファレンス「弥生PAPカンファレンス 2021」を開催しています。先週金曜日には仙台でリアル開催することができましたが、これは例外。基本的には、昨年に引き続き、オンライン開催です。

リアル開催にはリアル開催の良さがあります。弥生としても久し振りのリアル開催となった先週の仙台が参加率100%となったことが、リアル開催の意味を端的に物語っています。

一方でオンライン開催にはオンライン開催の良さがあります。開催する側からすれば、参加いただく人数に上限がないこと。1回目のオンライン開催では1,000人近い方にご参加いただきました。プロジェクターで投影し、スタッフ全員で見るという事務所もあるとのことで、そういったケースも含めると数はもっと増えることになります。これはリアル開催では不可能とは言わなくても、相当大変な規模です。今日は2回目のオンライン開催となりましたが、今回でも600人近い方にご参加いただきました。

参加いただく人数にもつながりますが、参加者側のメリットとしては、好きな場所から参加でき、移動の手間がないこと。スタッフ全員で参加というのも、移動の手間がないから成り立つことです。事務所スタッフに刺激を与えるという意味で、以前からスタッフ全員を参加させたかったのだけれども、オンライン開催となってようやくそれを実現できたという声もいただいています。

さらに、もう一つ、これは開催者側そして参加者側の双方のメリットと感じるのは、オンライン開催中にチャットを通じてこれまでにないコミュニケーションが成立していること。リアル開催では、一通り説明が終わった後にご質問を募っても、それほど多くの質問は出てきません(その後個別にお話しすると色々と質問を受けるので、皆さん、多く方の前で手を挙げて質問されるのに若干の抵抗があるということでしょうか)。これに対し、オンライン開催では、リアルタイムで質問を受け付け、それに対し、スタッフがどんどんと回答していきます。

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その現場がこちら。10名程度のスタッフが部屋に缶詰めになり、寄せられる質問を精査しながら、役割分担し、どんどんと回答していきます。1回目のオンライン開催では、実に100件以上の質問に回答しました。リアルだと遠慮してしまうような質問でもどんどん寄せていただき、それに対する回答を行っていく。もちろん、質問だけではなく、今後の開発に役立つような新たな視点や示唆をいただくこともあります。

オンラインだから生まれたこのコミュニケーションを今後も活かしていきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 20:05 | TrackBack(0) | 弥生
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