前々回は、電子インボイス推進協議会(EIPA)の広報活動に力を入れ始めたこと、そして前回は、電子インボイス推進協議会(EIPA)の広報活動の一環として、EIPAのウェブサイトを立ち上げたということをお話ししました。
先々週に引き続き、先週もEIPAの広報活動を行いました。特に先週の木曜日はEIPA関連の活動が続くEIPAデーとなりました(もちろん、常時EIPAの仕事をしている訳ではなく、たまたま一日に集中したということです)。
まずは午前中にEIPAとして平井卓也デジタル改革担当大臣を訪問しました。昨年12月にも、電子インボイス推進協議会(EIPA)で、平井大臣を訪問し、電子インボイスの日本標準仕様について、Peppol(ペポル)と呼ばれる国際規格をベースとして策定すべき、そして電子インボイスの普及を官民連携で進めるべきという提言を行いました。これを受けてこの1月より、内閣官房およびPeppolの管理団体であるOpenPeppolと協働で日本標準仕様の策定作業を進めており、その経過報告をさせていただきました。
今回は経過報告ということで、全てがこのように整理できました、というものにはまだなっていません。ただ、何をすべきか、何が課題なのかについては概ね整理ができました(資料については、EIPAのウェブサイトで公開しています)。
平井大臣からは、民間団体であるEIPAの取組みに感謝の意を表していただくと同時に、政府としても、9月に立ち上がるデジタル庁がしっかり取り組んでいくとご発言いただきました。電子インボイスを日本の事業者が当たり前のように使うようになるには、民間だけでも、逆に行政だけでも力不足です。民間主導で電子インボイスによる業務効率化を実現していく、それを行政としてしっかり後押ししていく、つまり、民間と行政の両輪で牽引しなければなりません。
平井大臣訪問後は横浜に移動。私は横浜在住なので、帰宅して在宅勤務と思いきや、今回はみなとみらいで開催されていたODEX TELEXでの登壇のための移動です。(続きが続く)