(もう先週のこととなりますが)オリンピックが開幕しましたね。緊急事態宣言下でのオリンピック開催であり、まさに前例のない異常事態。私自身もそうですし、全体として開催に向けた盛り上がりにも欠けると感じていました。ただ実際にふたを開けてみると、やっぱりオリンピックって素晴らしいものだな、と思います。
開会式でも、選手たちにとって待ちに待った、まさにスポーツの祭典なのだということがよく伝わってきましたし、その後の試合を見ても、オリンピックというのは選手たちにとって一生に一度あるかないかの晴れ舞台なのだ、ということがひしひしと伝わってきます。そしてスポーツは多くの人にとって夢を与えるものだとも実感します。新型コロナウイルス禍は足元では明確な拡大傾向にあり、先行きは予断を許しませんが、オリンピックを無事に終えられることを願っています。
さて、ということでこの機会に私とスポーツについて少し語ってみたいと思います。私はオリンピアンと比較するまでもない、というか、生まれてこの方、自分がスポーツが得意だと思ったことは一度もありません。中学・高校の6年間、部活でバドミントンを続けてきたため、体力はまずまずある方だとは思いますが、運動のセンスは正直ないですね。
40代になってすっかりスポーツから遠ざかっていたのですが、約2年前に一念発起して定期的にプールで泳ぐようになりました。といっても泳ぐのも昔から得意じゃなかったのですが。私の通っていた中学では夏の臨海教室で800m泳ぐことが必須となっており(今もそうなのでしょうか?)、これを当初クリアできなかった私は、水泳教室に通っていました。だから泳ぐのはどちらかというと苦い思い出。30代の時も一時ジムに通って泳ぐようにしていましたが、定着はしませんでした。
ただ、2年前から始めたスイミングは不思議と続きました。昨年からの新型コロナウイルス禍では、最初の緊急事態宣言の際にはジムも閉鎖され、体を動かすことに苦心しましたが、その時期以外は定期的なプール通いがよい気分転換になりました。プール通いが一年以上続き、それなりに馴染んできたところで、これまでに経験したことのないことにチャレンジしたいと思うようになりました。
それは…、トライアスロンです。実は私、この秋にトライアスロンにデビューをしようと思っています。この種のスポーツの大会に参加するのは初めての経験。私にとってのスポーツの祭典です。オリンピックでも昨日(男子)/今日(女子)とトライアスロンがありました。あんな爆速で泳ぎ、自転車を漕ぎ、走ることなど想像もできませんが、まずは時間内に完走し、私なりのスポーツの祭典を楽しみたいと思っています。