2021年10月11日

泳いだ、漕いだ、走った

昨日10/10(デジタルの日、笑)、千葉シティトライアスロン大会が無事に開催されました。本ブログで、今年はトライアスロンに挑戦すると宣言し、トレーニングを積んできましたが、この大会に無事参加、そして無事完走することができました。

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とまずは結果だけお話ししましたが、実際には開催前の一週間はまさにローラーコースターでした。一週間前には本ブログで、「課題はスイムで明らかになりました」とお話ししましたが、実はこの時初めてウェットスーツを着用して泳いでみたのです。日本のトライアスロン大会では、ほとんどの場合、スイム時にウェットスーツの着用が義務付けられています。もともとマリンスポーツは好きで、ウェットスーツも着慣れているので、あまり意識していなかったのですが、大会二週間前に確認してみたところ、持っていると思っていたウェットスーツを実は少し前に処分してしまっていたことが判明。急遽トライアスロン用のウェットスーツをネットで調べて購入することになりました。

ウェットスーツはすぐに到着。手に入ったことで安心し、実際に着用してみたのが大会一週間前だったという訳です。一口にウェットスーツと言っても、用途によって作りが異なり、トライアスロン用はとにかく浮くという説明は読んでいたのですが、実際に着用してみるとこれは凄い。真水のプールでも笑っちゃうほど浮きます。海であればもっと浮くはず。これで溺れることはない、めでたし、めでたしと思いきや…。

ウェットスーツを着ていると、浮きすぎて平泳ぎができないんです。頭が水中にあると、ウェットスーツの浮力によって足は水面から出ることも多く、その状態で平泳ぎの足掻きをしても、空を切るばかり。なかなか進みません。何とか力を入れて足を沈めて足掻きをするのですが、通常の何倍も疲れます。やむを得ず苦手なクロールで泳ぐとまあ何とか泳げるのですが、苦手なだけに何百メートルも泳ぎ続けられる自信がありません。平泳ぎではあるものの、安定的なタイムを出すことができ、一番大丈夫と思っていたスイムの自信が崩壊したのがこの瞬間です。

さらにさらに、一週間前には「もう一回プールで泳いで解決の目処が立つか立たないかを踏まえた上で、次回お話ししたいと思います」と書いたのですが、この「もう一回プールで泳いで」という機会が到来しませんでした。先週の月曜日からちょっと調子が悪いなと思っていたのですが、火曜日にはかなり不調に。親が本ブログを熱心に読んでいるのであまり書きたくはないのですが、歯茎にばい菌が入ってしまい、痛むと同時に、腫れてきました。火曜日の夜には瘤取り爺さん状態に。タイミングが悪くお世話になっている歯医者さんがお休みということで、何もできず、水曜日も状態は改善しません。仕事は必要最小限、何とかこなす感じ。

木曜日にようやく歯医者さんに診てもらったのですが、最近忙しかったですか?とのこと。忙しかったり、ストレスが多いと発生しやすいそうです。確かに今年は例年にないイレギュラーな仕事が多く、肉体は疲れていたのでしょう(今から振り返ると、その状態でもトレーニングを頑張り過ぎたというのもあるのだと思います)。薬を処方してもらい、午後に飲み始めたものの、少しは改善してきたかな、ぐらい。薬で劇的に改善することはなく、この段階で日曜の大会は半ば諦めモード。

一晩明けて金曜日。やはり多少は改善しているものの、目覚ましくという訳ではありません。もうこの段階で大会はダメだろうなと思いました。有言実行と宣言しながら、悔しいなあ。それなりにトレーニングを積んできただけに悔しい。でも中途半端な体力で参加できる競技でもありません。

土曜日、あれ、結構普段通り動けるかも。現金なもので、この段階で大会への意欲が盛り返します。一部のトライアスロンでは、スイムが苦手な人向けに、スイムを棄権するスイムスキップという仕組みがあります(スイムスキップをすると公式記録はなしとなります)。ここまでやってきたんだから、不安を抱えたスイムをスキップして、バイクとランニングだけでもと思い始めました。

日曜日、大会当日。朝早起きして、2kmほど軽くランニング。絶好調とは言わないまでも、まあ普通に走れます。よし行こうということで、急遽準備して、会場に向かうこととなりました。(続く)
posted by 岡本浩一郎 at 22:44 | TrackBack(0) | パーソナル
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