先週10/14に弥生の記者発表会を開催しました。タイトルとしては「弥生 22 シリーズ発表および事業概況説明会 - 弥生の現況と業務デジタル化への取組み -」というもの(長いですね、笑)。かつては、弥生といえばデスクトップのアプリケーションということで、毎年秋にデスクトップのアプリケーションの新製品発表会を開催していました。今もその名残はあるのですが、一方で、今や弥生といえばクラウドもあれば、デスクトップもあります。クラウドアプリケーションに関しては、随時新機能を提供しているため、年に一回の新製品発表会にはなかなか馴染みません。
また、弥生の活動も、法令に従ってその通りに動くソフトウェアを開発・提供・サポートするというものから、そもそも法令や業務のあり方そのものに関わっていくように広がっています。これは例えば、インボイス制度を見据えて電子インボイス推進協議会を立上げ、その代表幹事として活動を牽引することもそうですし、デジタル化を前提とした年末調整の新しいあり方を提言するという活動なども行っています。
さらに弥生は単なる業務ソフトウェアベンダーとしてではなく、事業の立上げから発展まで、事業者のお客さまのあらゆるニーズにお応えする事業コンシェルジュとして、お客さまの事業そのもののお手伝いをするところまで活動を広げています。この春にスタートした起業・開業ナビ、この秋に大幅なリニューアルを予定している資金調達ナビなど、起業から事業承継まで、スモールビジネスのあらゆるステップを一貫して支援するサービスの拡充を図っています。
今回、記者発表会向けの資料を作成している中でも、私自身、弥生の活動領域が数年前と比べて飛躍的に拡大していることを改めて実感しました。何せ今回の発表資料(パワーポイント)は45枚あるのですが、明日発売開始となる「弥生 22 シリーズ」に直接関係するページはわずかに4枚ですから。活動領域が飛躍的に拡大する中で、本ブログでのご紹介もなかなか追いついていませんが、今後できるだけお話ししていきたいと思います。
今回の記者発表会は弥生らしく、ハイブリッド開催。弥生のオフィス内というリアル会場と、オンライン配信を併用しました。ご参加いただいた人数の割合としては、リアル 1: オンライン 2というところでしょうか。リアルにはリアルの良さがありますし(結果的にリニューアル後の弥生オフィスのお披露目会ともなりました)、一方でオンラインにはオンラインの良さがあります。ご都合の良い方を選んでいただけるよう、選択肢を提供するのが弥生のポリシーです。