2021年11月11日

転勤の意味

前回は、福岡や広島のメンバーと久し振りに会えて嬉しかったと書きましたが、これにはやや特殊な事情もあります。というのは、この一年間で、大阪から広島、大阪から福岡に転勤になったメンバーがいたから。通常であれば、転勤元での送別会、転勤先での歓迎会があって、私もこれ幸いと駆け付ける(笑)のですが、この環境下では、それができていません。転勤になったメンバーがどうしているのかな、と心配していました。

今回久し振りに元気な顔を見ることができて安心しました。そういった意味では、名古屋でも東京から名古屋に転勤になったメンバーに会うことができましたし、逆に福岡から東京に転勤になったメンバーもいます。皆元気にやっていますが、これだけ日常の生活も制約を受ける中で、新しい環境というのはそれなりの苦労もあるようです。

こう書くと弥生では転勤が多いように見えるかもしれませんが、もともと拠点数がそこまで多くないこともあり、全体的には転勤は多くはありません。なおかつ弥生では、新型コロナウイルス禍を機に、転勤のあり方自体を見直しています。リモート勤務も当たり前となる時代。地方から東京オフィスの仕事をするのも可能と言えば可能な時代です。そういった時代において、明確な目的なしに単なるローテーションで転勤ということはありえないと考えています。これを受けて、現在では、本人の意向も踏まえて転勤を決定することを明確化しています。

転勤によって新しい立場で新しいチャンスを得る訳ですし、転勤自体が否定されるものではありません。転勤に際しては、本人と議論し、それが本人のキャリアアップにつながることを本人として納得した上で転勤するということとしています。つまり、転勤となった皆は、自らの意思でチャレンジすることを選んだわけです。だからでしょうか、今回各拠点で久し振りに会うことのできた皆の顔は輝いているように(少なくとも私の目には)見えました。
posted by 岡本浩一郎 at 22:27 | TrackBack(0) | 弥生
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