2022年01月25日

BCN AWARD 2022

これも毎年1月の話題なのですが、先週金曜日に、BCNによるBCN AWARD 2022の表彰式がありました。BCNでは、全国の家電量販店とPC専門店2,643店舗のPOSデータを収集、集計しています。そのデータをもとに年間(1月1日〜12月31日)販売台数累計第1位のメーカーを表彰する制度がBCN AWARD。今回のBCN AWARD 2022では、2021年のNo.1メーカーが表彰されました。

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今回は、新型コロナウイルス禍の影響で昨年に引き続きオンライン開催となりましたが、お蔭さまで、弥生は例年通り、業務ソフト部門と申告ソフト部門の2部門でNo.1として受賞することができました。これまでにもお話ししている通り、弥生はBCN AWARDが始まって以来、業務ソフト部門において連続で受賞しています。今回で、23年連続、23回目の受賞となりました(申告ソフト部門は途中で部門が追加になりました)。

私が弥生の社長になって初めてのBCN AWARDはBCN AWARD 2009。この回はちょうどBCN AWARDが始まって10回目のAWARDであり、弥生として10年連続の受賞でした。10年連続というバトンを受け継いだことの重責も感じたことを覚えていますが、いつの間にやら20年連続を超え、23年連続の半分以上を担ってきたことになります。そりゃあ歳をとる訳ですよね(苦笑)。

ちなみにBCN AWARD 2009で10年連続受賞となったのは、7社14部門。10年経って、BCN AWARD 2019で20年連続受賞となったのは、7社12部門。今回、初回から連続23年連続受賞となったのは、6社10部門でした。あれ、1社減っている…。部門数も14→12→10と徐々に減っています。移り変わりの激しいIT業界だけに、連続することが当たり前ではありません。

新型コロナウイルス禍の中でも家電量販店の業績は底堅い、やはり日本においては家電量販店が生活に密着したインフラになっているということは、少し前にもお話ししました。こうした環境下でも、こうした家電量販店を日々巡回し、やっぱり弥生がNo. 1ということが一目見ればわかる売場を作ってくれているスタッフの皆さんのお蔭で、決して当たり前ではない連続を達成できているのだと思います。

一方で、BCN AWARDは家電量販店の実績だけでなく、Amazonのようなオンライン量販店の実績や家電量販店のオンラインでの販売実績も反映されています。また、弥生は、やよいの給与明細 オンラインのように、一部ではありますが、クラウドアプリケーションをパッケージソフトとして家電量販店やオンライン量販店で販売しています。BCN AWARD自体も、そして弥生自体も時代と共に変わってきているからこその連続だとも言えます。

重要なのはお客さまが何を必要としているのか。お客さまのニーズにあわせ、守るものは守り、一方で変えるものは変え、今後もBCN AWARDの連続受賞記録を伸ばしていきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 22:49 | TrackBack(0) | 弥生
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