前回は、青色申告ソフトとして、クラウドアプリ(やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンライン)とデスクトップアプリ(やよいの青色申告 22)があるとお話ししました。白色申告の場合には、やよいの白色申告 オンライン一択(しかも永年無料!)ですが、青色申告に関しては、どちらでもお客様の好きな方を使っていただければいいと考えています。ただ、確定申告が初めてという方、あるいは、初めてではないけれど自信がない方については、やよいの青色申告 オンラインの方がおススメとお話ししました。
ということで、やよいの青色申告 オンラインを選んだとします。やよいの青色申告 オンラインでは、ホーム画面でまず「今すぐ「やよいの青色申告 オンライン」を始めます」と表示されます。
実はここで、再び選択肢があります。「まず入力する」か、「先に設定する」か。青色申告ソフトもそうですが、業務ソフトというと、一般的には使い始めるためにはまず、設定が必要です。ただ、この設定のプロセスで疲れてしまい、せっかくソフトを活用してと意気込んでいたものの、設定だけで挫折してしまったという方もゼロではありません。
そのため、やよいの青色申告 オンライン(やよいの白色申告 オンライン)では、面倒くさい設定の手順を後回しにして、まず入力するということも可能になっています。設定だけだとまったく進んだ感はありませんが、入力を始めて、例えば1月分だけでも入力が終われば、もう12分の1は終わったと実感できますからね。
また、お試しという意味でも、まず入力を試してみることには意味があります。苦労して設定を乗り越えて、いざ入力しようとしてみたら、使いにくくて即断念という可能性も否定できないからです。設定を済ませる前に入力できるということは、本格的に使い始める前に使い勝手を確認できるということです。もっとも、弥生の場合には、使いやすさには定評がありますから、入力で断念するという心配はご無用ではありますが(笑)。
ということで、設定を一旦後回しにしていただくことが可能ですが、とはいえ申告を終えるまでには設定が必要になります。やよいの青色申告 オンラインの設定は、とにかく最小限、かつ、はっきりわかりやすくということにこだわっています。必要な設定はたった4種類。しかも消費税申告義務がない、あるいは、固定資産がないという場合には、それらの設定は不要です。ということで、弥生の場合には、設定で断念することもないはずです。ですので実は、設定から始めていただいても全く問題はありません。