このゴールデンウィークに、ついに2年以上振りとなる国外への脱出を果たしてきました。目的地はLos Angeles。そう、今年の1月に今年の抱負の追加分ということでお話ししましたが、私が卒業したビジネススクール(UCLA Anderson School of Management)のReunion(同窓会)に出席するためです。私がAnderson Schoolを卒業したのが1997年。それから実に25年ということになります(遠い目、笑)。Reunion自体は毎年、おおよそゴールデンウィークの時期に開催されるのですが、卒業から5の倍数に当たる年は、特別な年として位置付けられ、学校主催でパーティが催されます(と同時に、寄附に対するプレッシャーも高まります、笑)。
私はこれまで5年目(2002年)、そこからは子どもが小さかったことで間が空いてしまいましたが、20年目(2017年)のReunionに参加してきました。今回は前回から5年後の25年目ということになります。ただ、正直に言って、今回のReunion参加は一筋縄では行きませんでした。最後の最後まで迷ったのも事実です。実際問題として、出発一週間前には一度全てキャンセルすることも考えました。
しかし結果的には、4/29(金、祝)に日本を出て、LAでReunionに参加、その後、もう一つの目的であるDisneylandのStar Warsエリア、Galaxy's Edgeを楽しんだ後、(私にしては)やや短めの日程となりましたが、5/5(木)早朝に日本に帰ってくることができました。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、この3月から国の水際対策が見直され、ワクチン接種を3回済ませていれば、ほとんどの国からの帰国時に隔離(自宅等待機)が必要ないこととなりました。とはいえ無条件という訳ではなく、まずアメリカ入国のために、出発前日にPCR検査を受け、次に日本帰国のために帰国便出発前の72時間以内に再度PCR検査、そしてダメ押しとして、日本帰国時の空港で抗原検査を受ける必要があります。どれか一つでも陽性になれば、行けないのはまだマシな方で、行ったが最後帰ってこれない、あるいは帰国時の空港で陽性になれば療養機関に直行と、どれも極めて嬉しくない結末になります。
正直ドキドキしましたが、幸いにして家族全員が3回の検査をクリア。5/5は早朝5時前に羽田空港に到着しましたが、一連の手続きを経て、約2時間後の7時ごろには、自宅待機等の条件なしで空港を出ることができました。
ドキドキしたと書きましたが、当然感染のリスクを下げるために、できるだけのことはした結果です。そのため、100%心置きなく楽しむという訳には行きませんでしたが、それでも、久し振りの海外、日本と異なる空気を吸うことは実に楽しかったです。少しずつでも着実にpost COVID-19の世界に近付いていることを実感したLA行きとなりました。ひとまずは無事に帰国のご報告ということで。