2022年11月07日

イベントの秋

前回は、先月10/20から会計事務所向けのカンファレンス、弥生PAPカンファレンス 2022 秋を開催しており、前半戦が終了しましたとお話ししました。今日は大阪会場で開催し、これで全10回中、ちょうど半分となる5回が終了しました。実は10月は、弥生PAPカンファレンス以外にも、様々なイベントでの登壇がありました。

秋だからという訳ではなく、やはりインボイス制度開始まで一年を切ったこのタイミングだから。これを反映し、登壇は弥生の代表ではなく、デジタルインボイス推進協議会(EIPA)の代表幹事である弥生の代表(ややこしい、笑)としての登壇がほとんどになっています。

これらのイベントは現状では会計事務所向けが中心となっています。10月には会計事務所向けのイベントで2回登壇しましたが、今後、同じく会計事務所向けのイベントで11月にも1回、12月にも1回の登壇の予定が入っています。一般の事業者にとっては、インボイスという単語や2023年10月という期日は知っていても、まだまだピンとこない部分も多いかと思います。それに対し、会計事務所にとっては、今後の繁忙期(この年末から来年春まで)を考えると、来年10月はもはや今そこにある危機。弥生PAPカンファレンスでも実感しているところですが、会計事務所については、これまでのとりあえずの情報収集から、具体的に対応方法を検討するフェーズに変わってきています。

一方で10月には一般事業者向けのイベントにも登壇する機会もありました。幕張メッセで開催された会計・財務EXPOです。この種のイベントの参加者は弥生のお客さま(従業員数で~20名程度の法人および個人事業主が中心)よりは大き目の会社の方が多いので、弥生自身が出展することはないのですが、会場はなかなかの盛り上がりでした。コロナ禍の影響もあり、私自身幕張メッセに行くのも久し振りでしたが(ちなみにトライアスロンではすぐそばで泳いで漕いで走っていたりするのですが、笑)、イベントのワクワク感はいいですよね。

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私は、「デジタルインボイスが変えるバックオフィス業務のこれから」というテーマで、デジタル庁 1名、ユーザー企業2名 + 私が、それぞれでの発表+皆でのパネルディスカッションというセッションで登壇しました。全体で90分というかなり長いセッションだったのですが、コーディネーター役を引き受けていただいたデジタル庁加藤さんの力もあり、充実しつつもあっという間に終わった90分となりました。

お蔭さまで参加いただいた皆さま(300名超)にも好評だったようで、参加者アンケートでは「デジタルインボイスの本質を理解することができた。更なる業務効率の推進のきっかけになることも認知できた。」「デジタルインボイスが実現する業務効率化による解決できる課題や会計処理のDX における最新動向を知る事ができ、大変勉強になりました。」という嬉しい声をいただくことができました。

弥生であり、デジタルインボイス推進協議会が目指すのは、単なる法令改正対応ではなく、デジタル化によって、圧倒的に業務を効率化すること。今後も様々な形で情報発信を続けていきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 17:42 | TrackBack(0) | デジタル化
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